kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これがすべて計算の上だったら、安倍内閣は相当の覚悟だ――

今日の気になるニュースは、
もう1週間も前に、マスコミの誤訳で世界中に本意とは異なるコメントが駆け巡って、一身に批難を浴び続けている橋下大阪市長
それが今度は新たにロシアからも、と報じた記事です。


【橋下氏慰安婦発言】露「性的奴隷」と批判 橋下氏の発言を誤認 「歴史見直し認めない」 - MSN産経ニュース 【橋下氏慰安婦発言】露「性的奴隷」と批判 橋下氏の発言を誤認 「歴史見直し認めない」 - MSN産経ニュース


リンクを貼ったのは、いつも見に行く産経新聞のネット記事です。
で、これを見て、今さら橋下市長のコメントをどうのこうの言うつもりはなく。また、悪意を感じるまとめ方で橋下市長のコメントを記事にした日本売国朝日新聞』を批難するつもりなく。
いまだに沈静しない騒ぎを見ながら、ふと第一次安倍内閣のことが頭に浮かんだのですよねぇ。
それで、ちょっとまとめて書き記しておこうかな、と思います。
小泉内閣の後を引き継いだ先の第一次安倍内閣ですが、そのときも『従軍慰安婦問題』では散々にマスコミにたたかれました。
と、同時に、そのウラで、日本とロシアの経済協力が急進したり、
 2006年の日本からの対露輸出は前年比で65%増、ロシアからの対日輸出は13%増
 トヨタ自動車日産自動車サンクトペテルブルクへの工場進出。
 2007年にロシアの証券会社が日本に支店を開設。日本からロシアの株式市場へ直接投資が始まる。
 などなど。
さらに、アジア経済圏への日本の進出、提携を強化したり、
 第1次でも第2次でも、積極的なアジア諸国外遊、経済援助、各種協定の締結を行っている。
 ただし、第1次では親韓、親中として、真っ先に首脳会談を行っているのに対して、第2次安倍内閣では中国、韓国のどちらも以前として訪問していないのが、大きな違い。
そのさなかに、『靖国問題』も出ましたし。安倍総理の『国粋右翼思想』も叩かれました。
第1次安倍内閣と第2次安倍内閣って、比べてみると……けっこう似ているところが多いんですよね。
もちろん違っているところも多々あって。
第1次安倍内閣のときには、日銀の『異次元緩和』なんて存在しませんでしたし。
また、
第1次安倍内閣の時には、閣僚のスキャンダルが相次いでマスコミに叩かれまくりだったのですけど。
第2次安倍内閣では、今のところ閣僚政権の致命傷となるほどの大きな傷はありません――かわりに、叩かれているのが、件の橋下大阪市長だったり。猪野瀬東京都知事だったり。地方行政の首長なのですよね。

最近の日本のマスメディアを見ていて、とくに気になるところがこの点です。
政治家の失言をことさら大きく取り上げて、ときには曲解と言えるまでの強調を施して記事にするのは、今までと替わらないのですけど。
その対象が、政権中枢にいる人間ではなく。大きく取り上げられているのは地方行政の首長なのですよね。
だから、日本バッシングの対象として政治家の発言が大きく取り上げられ炎上するのは依然として変わらないのですけど。
第2次安倍内閣の閣僚が誰かが傷ついたり、安倍首相が再起不能になったりするか――というと、そういうことにはなっていないわけで。
政権とは直接関係のないところで、場外乱闘が起きている、という感じでしょうか?
日本ヘイトをしたい隣国のエネルギーが、安倍内閣とは別のところへ上手にそらされているように感じられます。

仮に、これを意図して仕掛け、コントロールしているのだとしら。
今の政権は相当に慎重に、しかも周到に日本の復興、再生を進めていることになるのですけど……
……どうなのかな?
夏の参院戦を超えた後で、日本がどうなっているのか。
政治は結果がすべてですから。
どこへ行くのか、慎重に見守りたいと思います。

――ところで、最近TPPについて全然騒がなくなったよね。
夏の参院戦では、対立軸になるべき項目だと思うのだけど。マスコミも、ほとんど取り上げないし。どうなっているのかな……
どうにもなっていないのかな?