つい、この間には、ようやく破損箇所の一つが特定できた。というか。
格納容器の破損箇所特定 福島第1原発 廃炉作業進展に一歩 - MSN産経ニュース
実際に確認することができて。
事故の発生からもう2年以上が経って、やっとここまできたなぁ……という感じです。
福島第1 デブリ取り出しに3工法 政府など検討 放射線の遮蔽課題+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
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2014.5.25 09:55
東京電力福島第1原発事故で、政府や東電が、廃炉作業の最難関とされる溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しのために、格納容器上部から切削装置をつり下げるなど3つの工法を検討していることが24日、政府関係者への取材で分かった。いずれも放射性物質を拡散させないことが課題で、6年後に迫る平成32年のデブリ取り出しの開始目標に間に合うよう技術開発を進める方針だ。
政府関係者によると、デブリを水に浸した冠水状態で取り出す方法が、被曝を低減する観点から最優先の研究としている。しかし、格納容器が破損しているため、水が漏れないように穴をふさぐのは困難な状況にあるという。このため、政府関係者は「冠水方法を断念した場合に備えて、別の工法の研究が求められている」と説明する。
現在、(1)放射性物質の拡散を防ぐため、遮蔽板を格納容器上部にかぶせ、伸縮装置を使って切削装置を降ろす工法(伸縮工法)(2)門型クレーンを使い格納容器を解体しながら、切削装置を降ろす工法(つり下げ工法)(3)格納容器の横から穴を開けて、切削装置を入れる工法(側面工法)−の3つを検討しているという。
福島第1原発では、1〜3号機で炉心溶融(メルトダウン)を起こし、デブリが圧力容器を突き抜けて格納容器の下部に溶け落ちたとみられる。デブリは強い放射線を出すため、いずれの工法でも作業時の被曝の危険性が高く、放射線の遮蔽が課題となっている。
ただ現状では、デブリの位置や形状も分からないため、いずれの工法にしても取り出しは難航が予想される。政府や東電は早ければ今年中にも、小型の変形ロボットを1号機の格納容器内に投入して、デブリ調査を始めることを決めている。(原子力取材班)
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ざっとニュースを見た限りでは。
問題の解決方法が確定した、というのではなくて。
とりあえず、現状で判っている範囲で可能な手段の中から、解決に有効な手段をネタ出ししている段階、というところでしょうか。
かなりの部分が推測のデータで。
現場検証して細密なデータ取りをした上での話ではないので。
ほとんど手探り、というより。推理パズルの様相になっているみたいですね。
やはり、
事故収束、というか。『廃炉』に向けて確定的に動き出すのは。
もっと内部の様子が明らかになる……つまるところ、ロボットを投入しての内部探査が本格化する来年以降の話で。
今のところは、
現状の被害をこれ以上拡大しないための、応急措置というか、ダメージを受けた原発施設の延命措置が中心ってことなんでしょう。
いちおう、
核廃棄物、というか。溶けた燃料棒……デブリの取り出しを6年後から始動予定となっているみたいです。
けど、まだまだ「絵に描いた餅」ですよねぇ。
それでも、事実を――『破壊された原子炉の現実』を一つ一つコツコツと明らかにしていくしか。
未知への恐怖をなくすには、それしか方法がありません。
最近騒ぎになった、マンガ「美味しんぼ」の件も、
大飯原発の再稼働差し止め訴訟の件も、
結局、
「事実が明らかになっていない」事に対する恐怖が根底にあって。
それが際限なく膨れあがってしまった結果だと思うので。
目の前にある事実を、目に見えるようにすることでしか、解決しないと思うのです。
「都合のいい予想」だらけの話なんて、
「想定外の事故」が起きた後では誰も信じてくれない、のは当然の結果ですよ。