kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

新たな展開、ここからが本当の交渉の始まり――【イスラム国殺害脅迫】政府、後藤さんの解放に全力

イスラム国から新たな声明がインターネット上に投稿されました。




【イスラム国殺害脅迫】湯川さん殺害か? ネット上に後藤さんとみられる画像  - 産経ニュース 【イスラム国殺害脅迫】湯川さん殺害か? ネット上に後藤さんとみられる画像  - 産経ニュース

2015.1.25 00:28更新

 イスラムスンニ派過激組織「イスラム国」に拘束された後藤健二さん(47)とみられる男性が、湯川遥菜(はるな)さん(42)は既に殺害されたとの声明を読み上げる画像がインターネット上に掲載された。安倍晋三首相は25日未明、関係閣僚会議の冒頭で「このようなテロ行為は言語道断の許し難い暴挙で、強い憤りを覚える。断固非難する」と述べた。これに先立ち、菅義偉官房長官は官邸で緊急の記者会見を行い、配信を確認するとともに「残る後藤氏に危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と強調した。
 画像は日本時間の24日午後11時すぎに投稿。後藤さんとみられる男性は、首を切断されたように見える別の男性の写真を掲げ、英語で「仲間のハルナ・ユカワがイスラム国の土地で殺された写真」と説明。
 声明で犯人グループは、後藤さんを解放する条件として従来の身代金要求を取り下げ、代わりに自爆テロ共謀罪で、ヨルダンで死刑判決を受け収監中のイラク人、サジダ・アルリシャウィ死刑囚をヨルダン政府に釈放させるよう要求した。
 これを受け、政府は25日午前1時すぎから関係閣僚会議を開催し、情報の収集、分析を進めるとともに、今後の対処方針について協議した。
 菅氏は会見で西村泰彦内閣危機管理監谷内正太郎国家安全保障局長に対し「関係省庁と連携して情報収集などしっかり対応するように」と指示したことを明らかにした。
 イスラム国側は今月20日、身代金2億ドルを72時間以内に支払わなければ、湯川さんと後藤さんの2人を殺害すると警告するビデオ声明をネット上に公表。中東を歴訪していた安倍首相がイスラム国対策として表明した2億ドルの支援を殺害警告の理由にしていた。
 これに日本政府は再三、資金拠出が非軍事の人道支援であることを強調し、人質の早期解放に向け、イスラム国側の態度の軟化を促してきた。同時に、首相は「わが国は決してテロに屈することはない。国際社会と手を携え、卑劣なテロとの戦いに万全を期す」との姿勢を強調していた。


【イスラム国殺害脅迫】政府、後藤さんの解放に全力(1/2ページ) - 産経ニュース 【イスラム国殺害脅迫】政府、後藤さんの解放に全力(1/2ページ) - 産経ニュース

2015.1.25 01:07更新

 インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に後藤健二さんとみられる男性の画像が流れたことで、日本政府は今後、後藤さんの解放に全力を挙げる。しかし、「イスラム国」が要求を変更したことで、これまで以上に厳しい状況に立たされた。
 外務省は、24日夜まで岸田文雄外相や斎木昭隆事務次官らが約2時間にわたって対応を協議していた。しかし、画像が確認された時間帯にはすでに協議は終了していた。
 日本政府はヨルダンやトルコ、中東への影響力がある米国、英国など関係国への働きかけを続け、部族長や宗教指導者らを通じ、犯行グループ側との接触を図ってきた。だが、実効ある成果を挙げることができなかった。
 今後、在ヨルダン大使館の現地対策本部を通じて後藤さんの解放への対応を急ぐ。さらに、現地へ新たなに職員を派遣する構えだ。とはいえ、犯行グループ側と接点を持てない以上、難航するのは必至で、後藤さんの解放への見通しも立っていないとみられる。
 さらに、犯人側が後藤さんの解放条件として身代金を取り下げ、代わりに自爆テロ共謀罪でヨルダンで収監中の被告を解放させるよう要求した。日本政府は「テロとの戦い」で国際共闘を進めており、断じて応じるわけにはいかないとの立場だ。
仮にその要求をのむことになれば、世界各国で収監されているテロ犯罪者の“奪還”のためにイスラム国が外国人の拘束を繰り返す行為が続きかねないからだ。
 政府は引き続き関係国と連携を密にし、後藤さんの解放に向けて全力を挙げるしか手がないが、イスラム国の出方は読み切れず、対応に苦慮することは避けられない。


ざっくり、ここまで見た個人的な見解を書いていきます。
根拠等はありません。あくまで、公開されている情報、噂からの推測です。

湯川さんについては、すでに昨年夏に拘束された後1ヶ月も経った頃に、ネットで『処刑』された情報が投稿されていました。
その時、真偽は確認されないまま。さらに、別の場所に移送された、という情報も出たので。
生存の見込みが続きましたけど。
私は、この時点で処刑、殺害されていた、と見ています。
イスラム国がわざわざニセの情報を投稿する意味がないですし。
かりに、ニセの情報を投稿する必要性があった場合は、水面下でひそかに解放交渉をしていた場合です。
しかし、この場合でもその時点で解放されていない現状では、交渉は失敗しその結果当然処刑されている、という推測になります。
さらに、
今回の人質事件の当初から、画像の合成疑惑がついて回っていますので。
死んだ人間の映像のみを使っていた、と考えた方が筋が通ります。
そう考えると、
ここまではイスラム国の予定通り、
すでに一度は処刑情報を公開した湯川さんは、最初から日本政府にプレッシャーをかけるだけのブラフにすぎず、
ここから本当の交渉が始まった、と見るべきでしょう。

次に、その交渉内容ですが。
ヨルダンに収監されている犯罪者の解放を求めてきました。これは、やはりブラフでしょう。
いや、ブラフと言い切ってしまうと語弊があるので。言い直すと。
ヨルダン国での逮捕者の解放要求、これについてはイスラム国も実現できるとは、思ってない。仮に出来たらラッキーぐらいの見込みで。
本音は、身代金の要求……逮捕者が解放できないから代わりに日本政府が金をはらう、という展開ですね。
身代金の金額は昨年、すでに人質の関係者のもとに要求された20億円以上。
これについて、どの程度で折り合いを付けるのか。
それが、これからの交渉内容でしょう。
そして、イスラム国は日本政府がヨルダン国にどれだけ働きかけるのか、それを見つつ、
日本政府との金額交渉のイニチアシブを握る。
そういう流れではなないか、と見ています。



追記:
【イスラム国殺害予告】後藤さんの妻への身代金要求は20億円 - 産経ニュース 【イスラム国殺害予告】後藤さんの妻への身代金要求は20億円 - 産経ニュース

2015.1.21 12:55更新

シリア北部アレッポで取材活動中の後藤健二さん(インデペンデント・プレス提供)


 シリアで拘束されたとみられるフリージャーナリストの後藤健二さん(47)の妻に昨年12月、メールで伝えられた身代金は20億円を超える額だったことが21日、日本政府関係者への取材で新たに分かった。これまでは約10億円とされていた。
 関係者によると、メールのアドレスは、過激派「イスラム国」が他の人質事件で使用したものと共通点があるという。
 政府は、こうした点や英語のメールの内容などから、イスラム国が関与した疑いがあるとみて確認を急いでいる。