不幸は重なる、と言いますけども。
なんというか、
なんでここまで、あちこちで事件が起きるのでしょうか。
別に狙って起こしているわけではないのでしょうし、
相互に何も関連してないのでしょうけども……
それぞれ、
別の国で起きた事件ですしね。
現場の距離も数千キロとか離れていますしね。
テロ組織から犯行声明も出てませんし。
単に、
物騒な事件が重なっただけ、なのでしょうけども。
ちょっと、
事件が立て続けて起きすぎですよね。
それだけ、
ヨーロッパもアメリカも、
国の中がギスギスと軋んでいる、という事なのでしょうか。
とか、
他人事のように書いてますけども。
日本にだって、国会前で『殺せ』『殺せ』と叫んでいる人達がいるわけで。
明日は我が身かもしれません。
彼らが暴力を振るえば、日本もアメリカやヨーロッパみたいに、
血みどろの日常になりますよ。
実際、
今から40年ほど前には、
『殺せ! 殺せ!』と叫んでいた人達が、銃を手に取り、爆弾を作って、
無差別に市民を殺害する事件を起こしていましたしね。
20年ほど前には、
やはり、『殺せ! 殺せ!』と叫んでいた集団が、
毒ガスを作って、これまた無差別に日本国民を殺害しましたし。
『殺せ! 殺せ!』と叫んでいる人達が、
必ずしも人殺しになるわけではありませんが、
『殺意を持っている』ので、何かのきっかけで行動に移す可能性は、
一般の人と比べて遙かに高い、と言えます。
とまあ、
こんな事書きましたけども。
本当に、
テロリストって、被害者の苦しみが判っているのですかね。
私は、
何の縁なのか、
『道庁爆破事件』の被害者の方と病院で同室になったことがあります。
白内障を患って手術を受けるときに、
たまたま入院した札幌医大病院で、同じ大部屋の隣のベッドを使っていた方が、
そうだったのですけども。
その方は、道庁勤めの方で、
あまり詳しくは書けませんけども、
破片を受けて、
視力がかなり落ちてしまったのですね。
それで、定期的……というわけではないですが、
ずっと何年も治療を続けていました。
治療と言うよりも、悪化を食い止めている、と言うべきでしょうか。
他にも、
手とか体にも傷を負っていて、
片手が上手く動かなかったり、足も引きずっていたり、
爆弾の破片を受けたことで、肉体の機能にも障害が残ってしまって、
不自由な体で20年も暮らしながら、病院通いです。
誰かに恨まれるような悪い事なんてしてないのに。
どこかの誰かが、
世の中が気に入らないから爆弾ぶっ放したせいで、
その人の当たり前の普通の日常が、犠牲になってしまったのですよ。
ところが、
爆弾ぶっ放しヤツは、政治や社会のせいにして、
自分の非は認めないのですよ。
ISみたいに「俺たちは戦争しているんだ」と言われる方が、
まだ判りますよ。
なんか
横道にそれまくりましたけども、
何が書きたかったのかというと、
『殺せ! 殺せ!』と声高に叫んでいる人達は、いつか必ずやるだろう、って事です。
そんな風に叫ぶことで、
自らを社会から切り離して追い込んでいますからね。
『テロ等準備罪』なんか必要ない、とか大声で叫んでいる人達がいますけども、
そういうノンキな事を言っていられるも今だけで、
日本だって、これから物騒な事件が増えますよ。
人混みの真ん中で、
『殺せ! 殺せ!』と大声上げて叫ぶ人達がたくさんいるんですから。
右にも左にもたくさんいます。
テロ、ってのは、
何もないところに、
ある日突然起きるわけではないのです。
【ロンドン火災】6人の死亡確認、20〜50人不明 高層アパートで住民多数逃げ遅れ、飛び降りた人も 出火原因は不明 - 産経ニュース
【ロンドン=岡部伸】英ロンドン西部のノースケンジントンにある高層アパートで14日午前1時(日本時間午前9時)ごろ、大規模火災が発生した。多数の住民が逃げ遅れ、ロンドン警視庁によると、6人の死亡が確認された。出火原因は不明。炎は一時、建物全体を包んだ。
消防当局は消防車約40台、隊員約200人を現場に急派。当局者は「5カ所の病院に少なくとも30人を搬送した」と語った。日本の外務省によると、邦人が火災に巻き込まれたとの情報はない。
アパートは、ケンジントン・チェルシー区が管理する公営住宅で27階建て。200人以上が住んでいるとみられる。避難した住民によると3階から出火し、20〜50人が行方不明になっているもよう。建物から飛び降りた人もいたという。
アパートは1974年に建てられ、5年ほど前に一部が改装された。工事に問題があったのか改装後、ガスに引火などして6階部分から火災が発生し、住民が消し止めたことがあったという。警察当局は、改装工事と今回の出火の関係について調べている。
アパートと周辺の住宅には、中東やアジア系などの移民が多く住んでいる。
ドイツ南部の銃撃、女性警官が頭撃たれ重体 容疑者拘束、テロは否定 - 産経ニュース
【ベルリン支局】ドイツ南部ミュンヘン近郊の駅で13日午前(日本時間同日午後)に起きた銃撃事件で、地元警察は女性警官が犯人に頭を撃たれ、重体だと明らかにした。近くにいた2人も負傷したが、命に別条はないもよう。警察はテロの可能性を否定し、容疑者が「個人的動機から事件を起こした」とみている。
AP通信によると、銃撃は同日朝、地下鉄のウンターフェーリンク駅で発生。乗客同士の口論から通報を受け、警察が駆けつけたところ、女性警官の拳銃を容疑者が奪い、警官の頭部を銃撃した。
容疑者も撃たれ、重傷を負った。警察が拘束して取り調べる方針。容疑者は1人とみられる。
6月14日 23時30分
アメリカ南部バージニア州で、アメリカ議会下院の共和党幹部が銃で撃たれて、病院に運ばれました。警察は容疑者の身柄を拘束して、捜査を進めています。
現地の警察によりますと、14日朝(日本時間の14日夜)、バージニア州で共和党の議員たちが野球の練習をしていたところ、何者かが近づいて銃を発砲したということです。この銃撃で議会下院の共和党指導部のスカリス院内幹事を含む数人がけがをし、また、容疑者も、駆けつけた警察官に銃で撃たれ、合わせて5人が病院に運ばれたということです。
けがの程度など詳しいことはわかっていませんが、スカリス院内幹事の事務所は、院内幹事は腰を撃たれたものの命に別状はないとしています。
当時現場にいた共和党議員は、地元のメディアに対して、「現場には20数人がいて、容疑者の男がライフル銃を何度も発砲した。スカリス院内幹事だけでなく、その場にいた警察官も撃たれた」と話しています。
共和党議員の一行は、翌日に予定されていた民主党議員たちとの親善の野球大会に向けて、練習していたということです。
現地の警察は「容疑者はすでに拘束されており、周囲に危険はない」と説明しており、事件の背景を詳しく調べています。
アメリカのトランプ大統領は「副大統領と私はバージニア州の銃撃事件について報告を受けていて、最新の状況を注視している。今回の悲劇に深く悲しんでいる」という声明を発表しました。
また、ツイッターにも、「真の友人で愛国者であるスカリス院内幹事は、ひどいけがをしているが、完全に回復するだろう」と投稿しています。