あー、
アメリカと北朝鮮はいよいよ神経質な条件闘争を繰り広げているようです。
その流れをどう見るか、って話ですけど。
日本の中には、
『何が何でも対話を』と声高に叫ぶ人が多くて
私的にはとてもウンザリする毎日が続いていてゲンナリしてました。
そういう人たちの
テレビメディアへの露出は大分減ったので、
日本もまともな方向へ向かっているなぁ、とはホッとしてますけど。
なんというか、
北朝鮮と交渉をまとめられずに、
形だけの『対話』を繰り返しても、
結局お互い譲歩してないわけですから。
いつかは戦争になるだけです。
そして、時間が経てば経つほど、
北朝鮮は力を蓄えていくので、先延ばしにすればするほどいつか起きる戦争の規模は拡大します。
それなら、
少ない被害で済む、今ここで戦争を始めた方がまだマシです。
……といっても、
これは戦争を始めろ、といっているのではなくて。
条件がすり合わなかった場合の話です。
つまりアメリカや日本が無理矢理北朝鮮に条件をすりあわせる必要はない、
という話で。
日本やアメリカが譲れない点にまで、北朝鮮が譲歩を求めるのは、
それでは日本やアメリカという国が成り立たない、ということですから。
その場合には戦争になるのも仕方がない、という話で。
それは北朝鮮にとっても同じ事でしょうし。
だから、
なんというか。
『日本は蚊帳の外』論はかなりなりを潜めましたけど。
結局のところ、
日本は何をしたいのか……譲れない条件はなんなのか。
そこを曖昧にしたまま、
ただ騒ぐだけのいまの議論は、まったく無意味だと思うのです。
究極的に言えば、
拉致被害者の解決と、
北朝鮮の非核化と、
どちらを優先するのか、
最優先するのはなんなのか、
そこも決まってない日本がクビを突っ込むのは、
素人がルールも分からず、
よこから将棋に口だしするようなものです。
日本はまず、
北朝鮮問題で
何が優先されるのか、
それをハッキリ国民のコンセンサスとしてまとめるべきです。
でもさ、
まったくそういう議論は始まらないよね。
やっぱり、
みんなどうでもいいと思っているのかな。
【ワシントン＝黒瀬悦成】トランプ米大統領は２７日、ツイッターで、米政府団が米朝首脳会談に向けた協議のため北朝鮮入りしたことを明らかにした。国務省のナウアート報道官も同日、米朝の当局者が南北の軍事境界線にある板門店で首脳会談に関し協議を進めているとする声明を発表した。声明は「首脳会談の（実現の）ため引き続き準備を進める」としている。
トランプ氏はツイッターで「北朝鮮には素晴らしい潜在力があり、いつの日か経済・財政的に卓越した国になり得る」と指摘。「金正恩（朝鮮労働党委員長）もこの点で私と同意している。必ず実現する！」とし、北朝鮮が核放棄と引き替えに制裁緩和と経済支援を得る方向で米朝間の合意が形成されつつあることを示唆した。
米紙ワシントン・ポスト（電子版）によると、訪朝したのはソン・キム元駐韓米大使（現駐フィリピン大使）や国家安全保障会議（ＮＳＣ）のアリソン・フッカー朝鮮部長らで、２８日と２９日に崔（チェ）善（ソン）姫（ヒ）外務次官らと会談する見通し。
