うわっ……と、思いました。
二期は無い。と
以前に書いてしまいましたからね。
でも、
よくよくニュースの内容を確かめてみると、
一期を製作した『たつき監督』以下、ヤオヨロズの制作陣は関わらず、
別のスタジオが製作する、とか。
まあ、
それはPV見てみると、一目瞭然なのですけど。
……うん。
3Dモデルのデザインバランスが全然違うんで。
似せてはあるんだけどね。
というか、
原作ゲームで使われていたキャラクターデザイン、をそっくりにモデリングした感じ、
つまり『吉崎』版とでも言えばいいでしょうか。
それを3Dアニメにした、という所ですね、
その分、
『たつき』版が持っていた、ヌルヌルした動きとアニメ的なケレン味ある演出の融合、という、
『けものフレンズ』一期の持っていた特色ある演出色が、
ゴソッと抜け落ちてます。
この辺は、演出の好みで支持が分かれるところなのですけど。
一期があれだけウケたのは、
ストーリーよりも、
むしろ
セルアニメ(あえてこの言葉を使いますけど)全盛のチャカチャカした動きばかりのアニメ市場の中で、
ゆったりとのんびりした、
あえて言うなら「眠たくなるような」、MMDに代表されるような3Dドール・アニメ特有の演出を用いたため、
その緊張感のない動きがとても新鮮に目に映って、
題材の内容と相まってウケたのだと思います。
それを捨て去って、
セルアニメの演出技法に戻してしまうのは……
いや、
たつき監督を外してしまったので、
3Dモデルのノウハウとか、
カメラを置く位置とか、距離感の誤魔化し方とか、
その辺の技術が、一切合切継承されないので、
前と同じようにはならない……って、
理屈は分かるんですけどね。
それは、
視聴者側に関係ないことですから。
まあ、
これはこれで、
『けものフレンズ』一期とは別物だと思えば。
こんなものかなぁ……
あれだけ騒いで、
「皆さんが納得いく形になるようにどうにかする」とか偉そうなこと言ってたのは、
どうなったんだかなぁ。
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ところで、この『けものフレンズ』アニメ二期のプロジェクトが、
テレビ放映前から、さっそくトラブルを起こしてます。
現在、声優オーディションを開催中なのですけども。
そのオーディションに使う『台本』の内容は
ネット公開されている個人の著作物から勝手に剽窃して(つまりパクって)いたとか。
なんというか……
なんでそんなことしますかね。
とにかくネタを作らないといけないので、
自分自身でガソリンぶっかけて炎上させてネタにする、という。
すごい商魂ですな。
本編話題以外で盛り上げるネタアニメとして、
売り込む気マンマンです。
KADOKAWA、のヤル気のなさがプンプン伝わってきます。
これに金出してた人達は、
たまらんよなぁ。
テレビアニメ「けものフレンズ」2期の制作が決定しました。タイトルは「けものフレンズ2」。あわせて、新たなフレンズやセルリアンが登場するPV第1弾が公開されました。
東京の品川インターシティホールで9月2日に開催された、「けものフレンズLIVE」の終演後に明かされたもの。2期の情報はキャストたちにも明かされておらず、まさかのサプライズ発表に、ステージを盛り上げたサーバル役の尾崎由香さん、フェネック役の本宮佳奈さん、アライグマ役の小野早稀さん、PPP(ペパプ)のメンバーであるロイヤルペンギン役の佐々木未来さん、イワトビペンギン役の相羽あいなさん、ジェンツーペンギン役の田村響華さん、フンボルトペンギン役の築田行子さん、コウテイペンギン役の根本流風さんからは驚きの声が上がりました。
まあ
KADOKAWAとヤオヨロズの交渉が決裂したことは、
去年の12月にヤオヨロズ側のツィートで報告されているのだけど。
だから、
私も、
たつき監督が新しいアニメ製作を発表した時点で、
2期は無いものだと思い込んだのですけどね。
KADOKAWA、それでも作るんだなぁ。
いや、すでにシンジケート(製作委員会)作って金集めているから、
作らざる得ないのだろうけど。
これ、大ゴケするでしょ。
金出した人達は、前作みたいな盛り上がりを期待して金出しているんだろうし。
普通に売れただけじゃ、
金出した方からしたら「大ゴケ」だよね。