ここへ来て、
年末が差し迫ってきているので、駆け込みでニュース事案がわんさか増えてきた感がプンプンするのですけど。
昨日は米国のペンス副大統領が日本を訪問して安倍首相と共同声明を出したり。
で、そのままASEAN入りだそうで。
韓国への訪問は無し、だと韓国人は騒いでおりますが。
とか、
原爆バンザイTシャツを着てバカやっていた韓国人アイドルグループのファンが、
日本人からの抗議を受けて反論して抗議する日本人をバカにしていたのですけど。
ナチファッションではしゃいでいた過去を暴露され、
ユダヤ人団体から抗議受けたら、
一転して謝罪を始めた。とか。
阿呆らしい話題もありますけど。
まあ、それはそれとして、
私的に気になるのはこっちのニュースです。
遠く離れた欧州の話題で、
日本のメディアはほとんど取り上げていませんけど。
ちょっと見過ごせない発言が、
今期限りで引退を表明したEUのメルケル叔母さんから飛び出した、というニュースです。
どうせ辞めるんだから、と云いたいことを放言し始めたのでしょうか。
と言っても、
そこはEUをこれまで引っ張って来たリーダー、
歴史に名を残す宰相です。
シビアな現実の変化を踏まえて、
自分では出来なかったけど誰かがやらなければならない難題をぶちまけてます。
というわけで、
記事にブックマークを貼りました。
この話題、
以前からアメリカ側が持ちかけていたのですが、
EU側が域内の調整の難しさを理由に断っていた議題ですねぇ。
それを、ドイツの首相が言葉にするとか……
フランスの大統領やイギリスの首相が語るのなら、
まだ波風立たないと思うのですけど。ドイツが言っちゃいますか……
あーでも、イギリスはEUから離脱するんでしたっけ。
だとすると、メルケル叔母さんの語る欧州軍はイギリス抜きの構想なのでしょうか。
それとも、
EU外になるけど安全保障政策ではイギリスも連帯して共同体を作り上げ、
一応の連携が取れる形にする予定での話なのでしょうか。
いろいろなケースが想定できますけど、
『次はお前らが頭を悩ませて苦しめ』って腹の内なんでしょう。
しかし、
ようやっとEUも
アメリカが『世界の警察』から下りて、
欧州とロシアのイザコザについては不干渉、という基本政策をとっているを認める……
というか受け入れる覚悟できたようです。
……出来たのかな?
まだ未練たらたらでアメリカに全て押し付けて甘い汁だけ吸い上げよう、
って態度が見え見えなんですけど。
これが、
新しい世界秩序の夜明けとなりますかどうか。
[ストラスブール 13日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は13日、欧州議会で行った演説で「欧州軍」の創設を呼び掛けた。同構想についてはフランスのマクロン大統領が提唱し、トランプ米大統領が反発していた。
メルケル首相は、欧州軍は北大西洋条約機構(NATO)を補完するものになるとの考えを表明。「相互に依存できる時代は終わった。このことは、欧州は自身の運命に完全に責任を持つ必要があることを意味している」とし、「真の欧州軍の将来的な創設に向けビジョンを取りまとめる必要がある」と述べた。また「欧州に自国優先主義や利己主義はもはや存在すべきでない」とし、寛容さと結束の重要性を訴えた。