kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

テレビ朝日、もうちょっとなんとかならんか――

今朝は気持ちがいいくらいの秋晴れだったので。
朝から洗濯、掃除と頑張ってこなしています。
で、
独身暮らしのオッサンは人の声が聞こえないと寂しいのでテレビをつけているのですけど。
テレビの中で、古谷経衡がトンチンカンというか的外れのコメントを出していました。
この人は最近テレビ朝日でよく見かけるようになったのですけど……
なんだかなぁ。
テレビ朝日、いよいよ嫌われてるんだなぁ。他に人材いないのか。
今朝の番組は、
今国会で審議が進められている、外国人労働者受け入れ拡大法案について、
介護現場とかの状況を説明していたのですけど。
そこで、
『介護の現場では高いコミニュケーション能力が求められるから、これが外国人にとって障害になるので十分な研修が必要』とか
企業からの労働者受け入れ状況に関する回答について、
古谷クンがコメントつけて解説してたのですけどね。
ここでいう、日本人が求める高いコミュニケーション能力とは
誰が作業しても同じ労働の質の均一化、つまりマニュアル対応なんだ。
でも
外国の他民族職場はそれぞれ文化が違うから均一化というイメージはなくて、
個別対応のコミュニケーションが当たり前で、日本人がイメージしている内容とはズレがある。
とか
偉そうにのたまってましたけど。
いや、それ違うから。
欧米なんか見ると良く分かりますけど。
他民族でそれぞれ文化、慣習が異なるので『マニュアル遵守』による統一化なんですよ。
これ、サービス業界なら多分常識の知識です。
マクドナルドの分厚いマニュアルとか、日本に持ち込まれたときは超有名でしたけど。
どんな文化でどんな慣習を持っている人達が見ても、
同じ結果が出るように、誰が見ても確実に理解出来る形で『マニュアル』として統一されるのですね。
ここには、
文化、慣習の違いごとにそれぞれの対応が細かいところまで追加されてて、
同じ結果が出るようにマニュアルに説明が加えられて、明示化されてます。
『マニュアル』って
もとをたどれば
他文化を統一するための目的で作られたのですよ。
それに対して、日本の職場で求められる高いコミニュケーション能力って、
これって、
『おもてなしの心』に象徴されるような、相手の意図を理解して先回りして配慮する能力のことです。
他にも
『阿吽の呼吸』とか、
『忖度』とか、
日本人なら良く知っている言葉がたくさんありますけど。
これのことですね。
『言わなくても分かるだろ』『言われて動いてたら遅いんだ』ってヤツです。
これ、
外国人の労働環境では普通はあり得ません。
これを考えるのは
マネージャークラスの仕事で、
末端の労働者がルールを逸脱して勝手な仕事をしたらペナルティが与えられます。
結果オーライで、認められる場合もありますけど……。
それは本当に例外的な場合ですね。
裁量を振るえる範囲が、契約書によって厳格に定められていて、
そこからの逸脱は認められないんですよね。
この辺りの日本的なローカルルールというか、
職種の責務を曖昧にしたまま、
個人の努力と責務だけが際限なく拡大していく日本特有とも言える労働慣行は、
これから
外国人労働者流入が拡大する場合、
必ず大問題となって噴出するでしょう。
いや、すでに大問題になってますし。
外国人技能研修生が大量に逃亡している背景には、こういう日本特有の労働慣行が原因としてあげられると思います。
『聞いていた話と違う』って、まさにそれですよ。
給料が不法に安くても、
最初に明示された条件通りの仕事量、分担なら。そこまで文句はでません。条件に納得して就職したわけですから。
(まあ、中には日本に入国する部分だけ利用して最初から逃亡するつもりだった人もいるかもしれませんけど)
それなのに、
聞いていなかった労働がどんどん追加されて、
給料が変わらないから、
外国人が逃げ出すんですよ。


解説するなら、
このくらいのレベルのコメント付けて欲しいのですけど。