kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ありゃぁ ――  米朝首脳会談 非核化の進め方で合意に至らず

大した中身も無いのに。
大げさに騒ぐだけのショー……
と書いた、
二回目の米朝首脳会談ですけど。
蓋を開けてみたら。
ドタキャンの物別れに終わって。
本当に中身がありませんでした。



いや、
北朝鮮と韓国が現実を知る――
という意味では。
十分以上に濃い中身と結果だった。
と言えるでしょうか。
一夜明けた今日、
3月1日は。
韓国で記念式典が行われているのですけど。
その壇上で、
文オジサン大統領が、さっそく日本に融和を求めるような発言をしてますし。
今更遅いよバぁーカッ!!
ってのが、
一日本国民の偽らざる本音です。
さっさと13階段上ればいいのですよ。
まあ、
それはそれとして。
メディアはとかくトランプさんを『バカ殿』扱いしてますけど。
ここまでの彼の言動を見るに、
ワンマン経営者の典型ですよ。
具体的な策は部下に丸投げで、
それを採用して成功したら俺の手柄、
失敗したら策を提案した部下の責任。
自分の意見はとくに持っていません。
『大統領再選を目指す』という目標があるだけです。
そこだけはブレてません。
強引な独裁者に見えるのは、
『根回し』という調整をしてないだけで。
彼がこれまで実現してきた施策は。
それ以前にどこかで話題になっている内容とか、
アメリカ政府が以前から懸案事項として抱えていながら、
ざらしにして先送りしてきた物で。
トランプ大統領の独創、と言える物はまったくありません。
そういう
彼のコレまでの言動に基づけば、
今回の米朝首脳会談でも、
実務者協議でアメリカ側が提案した内容から
大きく外れることはない……
という現実は、容易に予測できたはずですが。
北朝鮮は。
アメリカメディアが喧伝する『バカ殿』のイメージで、
スリードされてしまったようですね。

ちなみにメディアが会談が決裂した原因について
色々な分析してますけど。
私的には、
今回の会談は、
ほぼトランプ大統領と側近で作り上げたアメリカ側の筋書き通りだと思っています。
会談前から
アメリカは完全な非核化へ向けた工程表の提出を求め、
北朝鮮寧辺施設の凍結のみにこだわっていました。
実務者協議で決裂していた結果が、首脳会談で覆るのではないか。
とは、
メディア側が勝手な憶測を書き立てただけで。
トランプ氏は、さらさらそんな気などなかったのでしょう。
『上手くいけば儲けもの』くらいの実感だったのではないでしょうかね。
というのも、
会談後半になってサプライズ的にアメリカの力を見せつけ、
それまでの流れをひっくり返して相手を黙らせる手法は、
米中首脳会談での展開にウリ二つです。
あれの二番煎じで、
マスコミの注目を集めるために周到に計算していたのだと思いますよ。
(あのときもロシア疑惑でメディアが大騒ぎしていた時期でした。
(テレビ放映の時間にぴったり合わせたサプライズで。
(今回はそこまで出来ませんでしたね。
……まあ、
その点は計算通りにいかなかったみたいですけど。

 

 

www3.nhk.or.jp 

アメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の2回目の首脳会談は、非核化の進め方をめぐる両者の隔たりが浮き彫りになり、合意に至りませんでした。トランプ大統領北朝鮮が制裁の完全な解除を求める一方、非核化の措置は一部にとどまったことが原因だと主張しました。
トランプ大統領キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による2回目の首脳会談は、27日に続いて28日もベトナムの首都ハノイのホテルで行われました。
両首脳は1対1で会談したあと、側近を加えた拡大会合を開きましたが、その後、予定されていた昼食会や合意文書の署名をとりやめて、そのまま会場をあとにしました。
トランプ大統領はこのあと記者会見し「非常に建設的な2日間だったが席を立たなければならない時もある。今回がそれだった」と述べ、会談は有意義だったとする一方、合意には至らなかったことを明らかにしました。
その理由についてトランプ大統領は「北朝鮮は制裁の完全な解除を求めたが、われわれはそれには応じられなかった」として、アメリカとして非核化が実現するまで解除しないとしている制裁の全面解除を北朝鮮が求めたからだと説明しました。
またトランプ大統領は「制裁は多くの国と協力してやっていることを忘れてはいけない」と述べ、制裁について妥協すれば各国からの信頼や協力体制を損ないかねないという認識も示しました。
そのうえで最大の焦点となっている非核化の措置については、キム委員長がニョンビョン(寧辺)の核施設などを廃棄する意思を示す一方、そのほかのウラン濃縮施設を含むほかの核施設の廃棄の要求には応じず、折り合えなかったとしています。
ただトランプ大統領は「キム・ジョンウン委員長との関係は良好だ」として決裂ではないと強調し、引き続き交渉を進めていく考えを示しました。

 

 

 

私が、

トランプ大統領を恐ろしい、というか。

凄みを感じる部分は、

彼はマスメディアから徹底的に嫌われている、その現実を熟知していて。

そのイメージを徹底的に利用している事です

演じている、と言えばいいのでしょうか。

『バカ殿』のイメージを巧みに利用して、

彼の背後にいる専門家たちの姿を相手の頭から消し去ってしまう。

たしかに、

『商談が得意だ』と自慢するだけのことはありますね。脱帽ですよ。

で……この点は、

安倍首相の政権運営と非常に似ているのですよね。

だから馬が合うのか。

それとも、

ひょっとするとトランプ政権は日本の安倍政権が長期になった

秘訣を研究してるのかなぁ。

こっそり安倍首相からアドバイスを受けていたりして。