kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

とにかく情報が不足しているのです ―― 不発機雷除去の映像、米軍が公開 米CNNなど報道


日本の会社が
中東で運航中のタンカーが攻撃を受けた事件。
一日経って、色々と続報が出てきました。
ようやく、
タンカーの被害状況が明らかになってきましたね。
ホルムズ海峡付近を航行していた、
日本とマレーシアの企業がそれぞれ運航していたタンカー2隻が、
同時に攻撃を受けた件について、
アメリカ政府は、
この攻撃に使われたのは、
『リムペットマイン』という機雷だと思われる……との見解を発表しました。
この『リムペット・マイン』とは
磁石を使って金属に装着する『爆雷』の一種で。
電波で遠隔操作可能……
船体の外殻に装着した後は、
好きなときにボタン一つで爆破できる、のだとか。
NHKでは
夜7時のニュースで元自衛隊幕僚に解説してもらっていました。
港で船体に装着しておけば、
その後、
沖に出たところを見計らって、
簡単に爆破できるのだそうです。
しかも、
今回被害に遭ったタンカー2隻のうち、
日本企業が運行していた方の被害箇所を映した画像が公開されて
出回っているのですけど。
この画像を見る限り、
爆破された箇所は、
船体の左舷中央部、喫水線より少し上の位置にかなり小さな穴が見えるだけで。
まず、
魚雷や機雷の場合、被害箇所は水面下になりますので。
今回は当てはまりません。
そして、
艦砲などの大砲や、
巡航ミサイルなどの大がかりな武器を使ったようにも見えません。
穴の大きさからは、
炸薬などの砲弾の威力が推測できますから。
だいたい、
携行ミサイルランチャー程度の破壊力ではないか、と。そのように見える。
また、
かなり離れた距離からの砲撃の場合、
弾道は放物線を描きますので、上から下へ向けて穴が空く『破裂孔』が出来るのですが。被害状況を映した写真を見る限り、
海面、数メートルくらいの高さで、ほぼ真横から攻撃を受けたような具合で、
横に向けて孔が開いてます。
この点かも、
陸地や艦砲からの砲撃とは考えにくいのです。
それら含めて検討すると、
やはり『リムペット・マイン』が使われたのではないか。と。
推察される。という。
もしくは
小型ボートに乗った攻撃兵が携行ミサイルランチャーで攻撃してきたか。
ただ、
タンカーを運航していた会社が、
乗組員から聞き取りした情報によれば、
『何かが飛翔してきた』と。
船員たちは、
そのように言っていた。との事。
この証言とどう整合するのか……
現場は、
かなり開けた外洋に近い場所で、
見通しが良かったそうですから。
小型ボートによる攻撃だった場合、
遮蔽物のない海上でその姿を船員が見逃す……ということはないと思うのです。

とかとか、
まだまだ謎が多い事件です。
が、
タンカーは沈まず現在UAEの港に向けて曳航中、との事ですから。
港に到着次第、
整備ドックで船体が詳細に調査されて。
かなり詳細なところまで明らかになるのではないでしょうか。
まずは、
そこに期待ですね。

 

 

www.sankei.com

 

 

 【ワシントン=住井亨介】ホルムズ海峡近くで13日、日本関連の物資を積むなどしたタンカー2隻が攻撃を受けたことに関し、米CNNテレビ(電子版)は13日、イラン海軍の小型ボートが海運会社「国華産業」(東京)が運航するタンカーの船体から、装着された不発の機雷とみられるものを除去する様子を撮影した映像を米軍が公開したと報じた。米軍機が撮影したものだという。
 ロイター通信は中東地域を管轄する米中央軍広報担当者の話として、除去されたのは「リムペット・マイン」と呼ばれる機雷の一種だとしている。
 CNNによると、リムペット・マインは遠隔装置で起爆させるもので、5月にアラブ首長国連邦(UAE)沖で原油タンカーなど4隻が攻撃が受けた際にも同種の機雷が使われたとみられているという。
 5月のタンカー攻撃をめぐっては、UAE、サウジアラビアノルウェーの3カ国が国連安全保障理事会の理事国への報告書で「洗練された組織的作戦であり、国家主体の可能性が極めて高い」と指摘している。