kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ついに日本にも火がついた ―― ホルムズ海峡近くで日本のタンカーに攻撃

アメリカが空母を派遣したり。
先月も航行中の船舶が機雷に接触して被害に遭ったり。
物騒な場所で、
ついに日本の会社も被害に遭いました。
日本のマスコミは、
昨日からこのニュースで持ちきりで、
アレコレと適当なコメントを垂れ流しているのですけど……
うーん、なんだかなぁ。
まず、
どこから攻撃されたのか、
陸からか海上からか、
そこに触れる人があまりいません。
そこをすっ飛ばして、
いきなり政治の話に結びつけていく。
それはそれで、
安倍首相のイラン訪問時に起きたアクシデントとして
意味があるのですけど。
それは、
現場を見ないで犯行を語るようなものです。
もう少し軍事評論家とか呼んで、
何が起きたのか、
事実の分析、批評に徹するべきではないでしょうかね。
私が気にしているのは、
この攻撃は『海からか? 陸からか?』
まずそこです。
昨日から情報を探しているのですけど。
どこも扱ってないのですよねー……
被害を受けたタンカーを運航していた会社の証言では、
『砲撃を受けた』らしいのですけど。
ということは射撃音、飛翔音を聞いたのか?
巡航ミサイルでも砲撃と似たような効果はあげられます。
爆発しただけで砲撃にはなりません。機雷による被害もありえます。
なぜ、
攻撃の種類、武器の種類にこだわるのか、
といえば。
それで、だいたい犯人の見当が付くからです。
艦砲からの射撃、触雷なら、
当然、相手は軍艦になりますから国家規模の組織。
ただ、
陸からの攻撃の場合、
戦車や野砲、移動式巡航ミサイルなどは、
今のご時世、
テロリスト組織でも所持してますから。
犯人と目される相手が増えますが……
裸眼による目視が不可能な距離で、
目標に命中させるのは、
非常に高度な技術が必要になります。
普段から訓練していない素人には、まず不可能です。
また、
それを可能にする特別な武器の流通経路も限られますし。
ということで、
犯人の見当がつくわけです。
そこの検証をすっ飛ばして、
政府発表だけ鵜呑みしても……
それでは、
ジャーナリストとしての存在意義はないと思いますけど。
日本のメディアには、
そういう危機感はないようです。
お気楽、というか。
平和ボケですね。

 

 

 

 

this.kiji.is

 


 イラン沖のホルムズ海峡近くで13日朝(日本時間同日昼)、東京都内の海運会社「国華産業」が運航するタンカーと台湾の石油大手、台湾中油のタンカーが攻撃を受けた。両社が発表した。国華産業のタンカーは砲弾を受け、2隻とも火災が発生した。日本人は乗船していなかった。安倍晋三首相のイラン訪問中に起き、日本政府などは確認作業を急いでいる。何者が攻撃したのか不明。イラン政府は関与を否定した。
 安倍氏は情報収集と乗組員の安全確保に万全を期すよう指示した。世耕弘成経済産業相は「現時点で日本のエネルギー供給に問題はない」としたが、ニューヨークの先物相場では原油価格が高騰した。シンガポールの船舶管理会社によると、国華産業のタンカー乗組員1人が軽傷を負った。国華産業は負傷者はいないとしている。台湾中油の乗組員は23人全員が無事だった。
 イランを巡ってはトランプ米政権やサウジアラビアとの対立激化で緊張が高まっており、安倍氏は仲介のため訪問中だった。産油国に囲まれたホルムズ海峡はエネルギー供給の大動脈で、これまでも中東の緊張が高まると、タンカー攻撃があり、封鎖の警告が繰り返されてきた。
 国華産業などによると、同社が運航していたタンカー「KOKUKA COURAGEOUS」(パナマ船籍、1万9349トン)はホルムズ海峡近くのイランとアラブ首長国連邦(UAE)の間のフジャイラ沖合で13日午前6時45分(日本時間同午前11時45分)ごろ、砲弾による攻撃を後部に受けた。船体外板に砲弾が貫通したような跡があり、エンジンルームから出火したが乗組員が消火。数時間後に再度甲板に着弾し乗組員が全員退避したため漂流中という。
 乗組員はフィリピン人21人で、救命艇で避難しUAEに向かった。

 

 

www.sankei.com

 

 対テロ作戦などを担当する精鋭部隊、イラン革命防衛隊のキャナニモガッダム・ホセイン元司令官(60)は13日、首都テヘラン産経新聞の取材に応じ、日本のタンカーが攻撃された事件について、「安倍晋三首相の訪問を反イラン宣伝に利用する狙いで行われたもので、テロ組織が関与した」との見方を示した。
 ホセイン氏は、米・イランの軍事的緊張を高める目的で、分離主義を掲げるイラン南東部の反政府組織「ジェイシ・アドリ」などが行った可能性を指摘。同組織は「特定の国の支援を受けていることが分かっており、軍事技術も高い」と話した。
 ほかに、イランと敵対関係にあるイスラムスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカーイダ系などが関与した可能性もあるとした。
 イラン側の関与については、政府の救難当局がタンカーの乗組員44人を救助したとの報道があることをふまえ、「衆人環視の状況であり不可能だ」と否定。一方で、「現場海域はイランの軍艦が常時監視している。犯行集団を特定することもできるのではないか」とし、イラン政府が調査に乗り出す可能性を示した。
 ホセイン氏によると、現場海域はテロ組織のほか、船に積み込まれた金や原油を奪う海賊集団も暗躍しているという。ホセイン氏はイラン・イラク戦争(1980~88年)に参戦したあと、陸軍司令官として対イラク工作を担当した。

 

 

www.sankei.com

 

 【ワシントン=住井亨介】イラン沖ホルムズ海峡近くでタンカー2隻が攻撃を受けた事件について、ポンペオ米国務長官は13日、記者会見で「イランに責任がある」と米政府の見解を示し、強く非難した。「使用された武器、実行に必要な専門知識」など情報当局の分析に基づいてイランの関与を判断したとしている。イラン政府は攻撃への関与を否定しているが、トランプ米政権が関与を断定したことで両国間で再び緊張が高まる恐れがある。
 ポンペオ氏は「このように高度な精度で活動できる資源や技量を持った武装勢力はこの地域にない」と述べて、親イラン武装勢力によるものではないとの見方を示し、イランの直接関与を示唆した。
 さらに、オマーン湾での商船4隻への攻撃やサウジアラビアのパイプラインへの攻撃などがイランや親イラン勢力によるものだとし、「これらの攻撃は明らかに国際的な平和、安全保障に対する脅威となっている」と述べた。
 ただ、ポンペオ氏は「適切な時期にイランが交渉の席に戻るための経済的、外交的努力を維持する。イランは、外交に対してはテロではなく外交で応じるべきだ」と述べ、対話の余地を残した。