おそらく、
つい先日行われた
輸出管理に関わる
日韓局長級会議の結果なんでしょうけど。
輸出管理政策対話、ってやつです。
ほぼ、
まる一日がかりで
あれこれと話し合っていた対話の結果が。
これなのでしょう。
一部の日本国民からは、
大不評のこの措置について。
私的には、
仕様が無いかなぁ。
韓国側の粘り勝ち……というわけでもなくて。
『規制』ではない、
と
再三再四掲げている日本政府の立場に沿って。
妥当な内容、
だと思います。
問答無用で、
全部一括して塞いでしまうと。
『実質規制だ』と訴えられてしまった場合に、
反論するのが難しくなってしまいますから。
日本政府側にも、
かなりの間、
『放置』というか、
適切な措置をとらずに優遇を続けてきた、
過去、前例があるので。
それらと比べて
『基準』を大きく変えると、
『ゴールポストを動かした』と非難されてしまうのですねぇ。
これ、
放置していた日本政府の落ち度です。
やはり、
放置はいかんのですよ。
経済産業省は20日、韓国向けの輸出管理を厳格化していた半導体材料3品目のうち、レジスト(感光材)の管理措置を見直した。条件を満たした企業同士に限り、個別取引ごとに求めてきた申請手続きを改め、最長3年分を一括して申請できるようにした。企業にとっては事務手続きの緩和となる。日本政府が7月に管理を厳格化して以降、手続きを緩和するのは初めて。
レジストは半導体基板に塗る材料。経産省によると、同一企業同士による継続的な取引が輸出の多くを占める。同省は「適切な輸出の実績が積み上がったため、運用を見直した」(貿易管理部)と説明。20日から審査申請を受け付け、年明け以降に変更を認める見通し。
安倍晋三首相と文在寅韓国大統領は24日に中国四川省成都市で会談する。今回の見直しは、両国関係の改善に追い風となる可能性がある。韓国大統領府関係者は「日本政府が自発的に取ったもので、一定の進展とみることができる」と評価する一方、「根本的な解決法としては不十分だ」とさらなる対応を求めた。
【ソウル聯合ニュース】経済産業省が20日、対韓輸出管理を強化していた半導体材料など3品目のうち、レジスト(感光材)について措置を緩和したことについて、韓国の青瓦台(大統領府)高官は記者団に「今回の措置は日本政府が自発的に取ったもので、一部進展といえるが、輸出規制問題の根本的な解決策としては不十分」との立場を明らかにした。
韓国政府との対話の意思を一定部分は評価しながらも、日本側に両国関係の修復に向けたさらに積極的な措置を求めたものと受け止められる。また、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が24日、中国・成都で首脳会談を行う予定で、韓国側に積極的な対話のメッセージを送ったものといえる。
強制徴用被害者の訴訟問題で韓国政府と対立していた日本政府は7月、半導体・ディスプレー材料であるフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの3品目の対韓輸出を包括許可から個別許可に切り替えた。8月には輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から韓国を除外した。