kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは明らかに世界保健機関の大失態の結果 ―― WHO、新型コロナのワクチン公平利用で枠組み 37カ国参加

世界保健機関WHOの
オマヌケ局長は、
協力しない国を批難していますけど。
どこも
自分たちの命を守るので精一杯の状況なんですよね。
自国が、
新型コロナ肺炎のパンデミックによって、
隔離政策の長期化も相まって、
大きな傷を負い。
財布の中身が、
ほぼ
すっからかんの状況で。
他人に施しを出す余裕なんて、
まったく無くなってしまいました。
製薬会社にしても、
開発したワクチンが
予定通りに売れてくれないと。
明日を迎えられるかどうか、
微妙な状況になりつつあります。
とくに
通常なら
数年がかりの
時間を
1年に短縮して完成させようという、
スピード開発ですから。
それだけ
人と資材を膨大に注ぎ込んで、
24時間体制、みたいな。
無茶苦茶な稼働状況で
ようやく達成しているわけです。
当然、
普通に生産するよりも、
コストが、
余分に嵩んでいます。



それを格安で提供しろ……とか言われても。
まずは、
研究開発費と初期ロットの生産費を回収した後で。
って
応えるのは『悪』でしょうか?
それすら
許さんというのは。
人道を振りかざし、
他人に負担を押しつけ、
自分の利益だけを得ようとする、
『傲慢』ですよね。
公平利用とか言ってますけど。
それ
フリーライダー(ただ乗り)の間違いです(笑



この件……
欧米が
感染によるダメージをほとんど受けず、
社会・財政的に余裕があれば。
『支援』という形で
提供する可能性も
十分にあり得たのですけど。
でも、
現実は、
そうならず。
オマヌケ局長率いる、
世界保健機関の杜撰な対応で。
新型コロナ肺炎は、
欧米で大流行を起こして。
パンデミックを防ぐことができず。
欧米各国は、
どこも
人的にも、
経済的にも、
大ダメージを受けて。
財政的にも、
大損害が発生して窮地に追い込まれています。
とてもじゃないですけど。
後進国への援助にまで
手が回らない状態で。
自分の国のことは自分たちでなんとかしろ。
としか、
言い様がありません。
他人を助けるために、自分の命を差し出す……とか。
そんな聖人君主は、
聖書の中くらいにしか
居ません、って。



結局、
オマヌケ局長率いる、
世界保健機関の杜撰なコロナ対応が招いた結果です。
それを、
薬の開発者への批難にすり替えるのは、
悪質な
責任転化ですよね。



『感染の食い止めが……』
とか
いかにも正論っぽい事を書いて纏めていますけど。
そもそも、
いまだ、
世界中のどの国も、
感染拡大の終息を迎えていません。
自国内においてすら、
『食い止めた』と断言できない状況で。
他国の心配などしている余裕はありません。
出来る事は、
せいぜい
外からの入国を制限するくらい。
自分たちの力で
己の身を守れない国は、
滅ぶしかないのです。
それは
先進国も
後進国
等しく同じ状況なのです。
その中で、
自分たちの財産を護ることは『悪』でしょうか。
手元の財産がなくなったら、
明日から
飢え死にするしかないのですけど。
その時、
世界保健機関WHOが助けてくれるのですかね?

 

 

 

www.nikkei.com

 

WHO、新型コロナのワクチン公平利用で枠組み 37カ国参加

ジュネーブ=細川倫太郎】世界保健機関(WHO)は29日、新型コロナウイルスのワクチンなどの特許の開放を呼びかけ、公平な利用を目指す枠組みを立ち上げた。途上国を中心とした37カ国が参加する。世界的にワクチンの開発競争が激しくなるなか、実用化後に一部の国が独占することを防ぐ狙いがある。ただ、米国や中国は参加しておらず、どこまで実効性があるかは不透明だ。
「COVID-19・テクノロジー・アクセス・プール」と名付けた枠組みでは、新型コロナのワクチンや治療薬、診断ツールのデータや知的財産などを共有する。具体策として例えば、効果的な医薬品を開発した製薬企業などに特許の提供を呼びかけ、途上国の後発薬メーカーに安くライセンスできるようにする。
WHOのテドロス事務局長は29日、「技術革新に特許が果たす重要な役割を認識しているが、今は優先させるべきものがある」と協力を呼びかけた。今回の計画を提案した中米コスタリカのアルバラド大統領も「世界の公共財として普遍的に利用できるようにしなければならない」と強調した。
5月中旬のWHO総会では、加盟国はワクチンや治療薬の公平な利用に向け国際協調を進める決議文を採択した。緊急事態時に特許権者の許可なく、技術を使えるようにすることを想定している。だが、ワクチンの開発や供給で主導権を握りたい米国は、特許を制限するような内容には強く反対している。
足元では新型コロナの感染の中心は先進国から途上国へシフトしている。実用化後に医療環境が不十分な途上国で、十分にワクチンが行き渡らなければ、感染の食い止めが難しくなる恐れがある。