これ、
昨日、
何度もテレビで取り上げられていたニュースですね。
記事に起こすと、
それこそ、
たかだか十数行程度の内容なのですけど。
ただ、
テレビ的には、
絵面のインパクトがかなり強烈だったためか、
第一報が出た、
お昼から夜中、一日の終わりまで。
繰り返し、
テレビで映像が流されていました。
・
・
・
しかし、
『ホワイトアウト』ですか……
いわゆる
『地吹雪』ですねぇ。今回の事故の原因となったのは。
強烈な突風で
雪が舞い上がって
一瞬目の前が雪で埋め尽くされてしまい、
視界を奪われてしまう。
というヤツ。
私も、
北海道で暮らしていた時に、
何度も経験しましたけど。
あれは、
マジで目の前が見えなくなります。
すぐ目の前が突然、真っ白いカーテンで覆われたみたいになって。
１メートル先を歩いている人の姿すら見えなくなりますから。
ちなみに、
車を運転している最中に遭遇した場合、
どうするか。
ですけど……
走行中に運悪く地吹雪に巻き込まれてしまった場合、
どうもしません。
運を天に任せて車を走らせます（笑
これ、
冗談では無くて。
こういうときは、
流れを変えてしまうのが最悪の選択で、
ほぼ間違いなく事故ります。
加速すれば前の車に衝突するし。
ブレーキを踏めば後ろの車が衝突してきます。
急ハンドルを切ればグリップを失ってスピン。
地吹雪に巻き込まれる前までは、
問題無く走れていたので。
そのまま、
流れに任せて吹雪を突っ切るのが、
一番安全なんです。
ブレーキ踏むのは最悪の選択です。事故確定。
・
・
・
ただし、
前提として、
地吹雪が起きるほどの
突風が吹き荒れていて、
見通しが悪い中を走るので。
走行速度は時速３０キロとか。４０キロとか。
そんな具合。
地吹雪に巻き込まれそうな状況となると、
風が強くて、
というか
暴風の中を進んでいる状態なので。
地吹雪なしでも見通しが悪く、信号を確認するのもやっと、って具合ですから。
徐行に近い速度での走行が必須ですね。
今回の事故の場合みたいな、
高速道路は通行止めにするものなんですけど。
天候の急変に運営側の対応が間に合わなかったのかなぁ……
それでも、
事故車両の数が三桁に及ぶのに
負傷者が少ないのは。
皆、
突発的な危機を予想して、
走行速度を抑えて備えていたから。
この程度の被害で済んだのでしょうねぇ。
「ホワイトアウト」か、東北道の事故で１人死亡・１０人負傷…最大１３０台が立ち往生
１９日午前１１時５０分頃、宮城県大崎市古川小林の東北道下り線の古川インターチェンジ付近で、大型トラックや乗用車など複数台の車両が絡む事故が複数箇所で発生し、最大で約１キロにわたって約１３０台が立ち往生した。県警高速隊や消防によると、乗用車を運転していた岩手県一関市、須藤美洋さん（６５）が外傷性大動脈損傷で死亡したほか、少なくとも１０人が負傷した。
仙台管区気象台によると、大崎市古川では午前１１時５６分に最大瞬間風速２７・８メートルを観測し、１月の観測史上最大を記録。事故現場は当時、吹雪で周囲が見えなくなる「ホワイトアウト」が発生したとみられる。
