いつもの、
日本政府というか厚労省公式発表の
日本国内感染状況報告を見てみますと。
昨日、
国内で新たに確認された感染者は
３５３４人でした。
東京都の感染者報告は、
８６８人。
これらの報告数を
先週と比較すると、
日本全国で前週比０．７０倍（５０４１人
東京都内では前週比０．７４倍（１１７５人
と、
さらに、
その他の地域も見てみますと。
群馬で ４１人（前週比０．７７倍、先週５３人
埼玉で ２５６人（前週比０．７１倍、先週３５８人
千葉で ３３９人（前週比０．７３倍、先週４６２人
神奈川で３８５人（前週比０．６１倍、先週６２７
東京圏で１８８９人（前週比０．７１倍、先週２６７５人
そこから離れると
北海道で１１１人（前週比１倍、 先週１１１人
宮城県で １３人（前週比０．２５倍、先週 ５１人
愛知県で１６４人（前週比０．６７倍、先週２４６人
大阪府で３４６人（前週比０．７７倍、先週４５０人
広島県で ３７人（前週比０．８２倍、先週 ４５人
福岡県で１５９人（前週比０．６７倍、先週２３６人
沖縄県で ６３人（前週比０．６１倍、先週１０３人
という結果。
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あと
入院者は５３６２４人（先週６６２３９人
重症者が１０１４人（先週１０１１人
という報告。
これ、
１週間前と比較を計算してみると、
入院者は前週比０．８１倍。
重症者が前週比１．００倍。
という結果で。
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一昨日発表された報告数と比べると
一段と、
いや二段くらい数字が減っていて。
週を通してクッキリとした減少傾向の持続が
示される結果が出てきました。
これで
ひとまずは
感染鈍化傾向が持続していることが見て取れたので
一安心、と言えるのかなぁ……
と考えると
私的には
まったく安心できない、と見ています。
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これ、
まったく根拠のない不安ではなくて。
それなりの根拠があっての話で。
私が
日本の感染拡大状況の変化を評価する
判断基準として。
韓国での
感染拡大状況の変化と、
韓国政府防疫当局の対策、社会的距離確保レベルの規制動向を
見て。
それを比較した結果、
日本が
現状で
現状の行動規制を緩めるのは
どうみても失策、
１ヶ月も経たないうちに、
感染再拡大に反転するだろう。
と推測できるからですから。
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と私が考えるのは、
日本よりも先行して感染封じ込めに成功していた
韓国で、
現在の日本と似たような状況まで、
感染拡大鈍化を
各種指標が示していた時点で
社会的距離確保レベルの規制を緩和したとたん、
緩和してから２週間も経たないうちに、
感染再拡大を示す結果が出てきて。
現在、
緩和したばかりの
社会的距離確保レベルの規制再強化を
検討し始めたからです。
日本と韓国では、
諸々の各種条件が異なっていますので。
単純比較して
日本が同じような結果になる、と断言はできません。
しかし、
日本と比べて、
むしろ
日本よりも明らかに行動規制が厳しい韓国において。
その厳しい規制をわずかに緩めただけで、
感染鈍化が再拡大に転じた事実。
その事実がある中で、
その事実を覆せるだけの
何かしら有効、というよりも特別効果のある感染抑止手段を
日本政府が持っているのか。
と
探してみると。
そんなものは何一つ見当たりません。
それで、
日本だけが
韓国で実現できなかった感染抑止を実施出来るのか……
そんな都合の良い
楽観的な結果は出ませんよねぇ。
国内で３５３８人の感染確認、死者９６人…重症者は１８人減り１０１４人
国内の新型コロナウイルスの感染者は２９日、４５都道府県と空港検疫で新たに３５３８人が確認された。死者は９６人で、神奈川県（１８人）と福井県（２人）で過去最多となった。厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から１８人減り、１０１４人となった。
東京都内では８６８人の新規感染が確認された。１日当たりの感染者は２日ぶりに１０００人を下回った。都によると、重症者は前日から３人減少し、１４７人となった。新規感染者のうち６５歳以上の高齢者は４分の１に当たる２２５人。感染経路が不明な人は４３０人と約半数を占めた。
