これ、
数日前に
突然飛び込んできた
お隣の国のニュース。
日本国内のメディアは、
さらりと速報的に伝えただけで
終わってしまいましたけど。
お隣の国では、
まだまだ
トップニュースに扱いで。
各メディアがこぞって
アレコレと騒ぎまくっています。
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ただ、
この件。
韓国メディアの注目度がやたらと高くて。
同時に
韓国民もかなり注目しているのは
確かなのですが。
公表されている情報の内容、
韓国検察総長が辞任した背景、経緯、動機など。
詳細は、
ハッキリしていません。
一説では、
狂気の文オジサンの検察改革に対抗するため、だとか。
抗議の意志を示す行動、だとか。
政治家に転身して政界に進出するため、だとか。
政界進出の予定はない、とか。
好き勝手な憶測が流れまくり溢れまくり、
の一方で。
辞任した韓国検察総長からのコメントは
まったく出てきていません。
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ただ、
どのメディアを見ても、
表現に差こそあれ、
狂気の文オジサン大統領が強引に進めている検察改革、
検察の弱体化狙いと、
大統領権限強化の独裁化。
これの影響、という見方で一致しています。
状況が
前進したのか、後退したのか、は不明ですが
大きく動いたのは
間違いないようです。
ざっと見た限りでは、
狂気の文オジサンに好意的、
その支持母体に近いメディア『ハンギョレ』は、
今回の辞任撃を、
野心家の韓国検察総長が政界進出を目指して
職務を投げ出した、的な
批判記事でキャンペーンを張っていて。
これは多分、
狂気の文オジサンとそのお仲間達の主張そのまんま、
なんだろうなぁ、という内容を
垂れ流しています。
他方、
狂気の文オジサンとそのお仲間達に批判的なメディアでは、
実質、検察解体を目指して
検察改革を強引に押し進めている、
狂気の文オジサンとそのお仲間達の圧力に負けて。
韓国検察総長が追い出された、詰め腹を切らされた、
という内容で
狂気の文オジサンの政策、検察改革に対して
批判的な内容の解説をしていたり。
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今回の一件、
狂気の文オジサンを支持するのか、しないのか、
それで
見方が180度くらい変わっていて(笑
とくに、
狂気の文オジサン側では、
韓国検察総長を
狂気の文オジサン勢力に対抗する
ライバル的政治勢力との見方が広がっているのか、
かなり意識しているコメントが目立ちます。
でもさ、
大統領選は
今から遙か先の
1年後の話なんですけどねぇ。
果たして
そこまで政権が持つのかどうか、
現状では
今立っている場所の足下すら怪しいのに。
1年後の心配をしてどうするのか。
その前に
弾劾ロウソクが大炎上しそうな勢いですよ。
心配するなら、
まずはそっちだよねぇ(苦笑
韓国検察総長、電撃辞意表明「自由民主主義・国民守るため力尽くす」
尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国検察総長が4日、電撃的に辞意を表明した。
尹総長はこの日午後2時、ソウル瑞草区(ソチョグ)大検察庁庁舎前で取材陣に会い、「検察で私がやることはここまで」とし、総長職から退くという立場を表明した。
与党圏が推進している「検捜完剥」(検察捜査権完全剥奪)法案に公に反対してきた尹総長は「この国を支えてきた憲法精神と法治システムが破壊されている。その被害はそのまま国民に返る」とし、「私はこの社会が苦労して積み上げた正義と常識が崩れるのをこれ以上見ていることはできない」と重ねて批判した。
また、尹総長は「今までやってきたのと同様に、今後もどんな位置にいても自由民主主義を守り、国民を保護するために力を尽くす」と述べた。ただし、辞任後の去就については具体的に明らかにしなかった。
尹総長は「これまで私を応援し、支持してくださった方々、そして私に鋭い批判をしてくださった方々に感謝する」と述べ、立場表明を終えた。
尹総長はその後、「きょう立場表明する理由があるのか」「辞任後に政界入りの計画があるのか」など相次ぐ取材陣の質問に、何も答えずに庁舎内に入って行った。
【社説】結局任期全うできず辞任した尹錫悦検事総長=韓国
尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が任期を4カ月残し、昨日辞任した。政治的中立性と独立性を守るために2年の任期が保証された検察総長を中途下車させようと、あらゆる手段を動員した青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と与党は独裁時代を連想させるという非難を受けても反論できない事態になった。
わずか1年8カ月前、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「我らが尹総長」と褒め称えて任命した尹総長を政権が目の敵とするようになったきっかけは、チョ・グク元法務部長官の捜査というのは周知の事実だ。青瓦台と与党では検察がチョ元長官を厳しく捜査したと非難したが、尹総長への政権攻撃は更に激しかった。
権力の不正に対する厳正な捜査は検察の宿命であり、責務だ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代に宋光洙(ソン・グァンス)検事総長は、大統領の側近を不正容疑で次々に拘束起訴した。それでも捜査を主導した検事達は人事報復を受けなかったし、むしろその多くは栄転した。当時、青瓦台民政首席だった文大統領が誰よりも近くで目にしたことだろう。
現政権では、環境部ブラックリスト事件など政権の機嫌を損ねる捜査を導いた検事が検察を去らねばならなかった。検事の人事を進めながら検察総長を透明人間扱いして尹総長が自身を「植物総長」と自嘲したほどだ。法務部長官が頻繁に捜査指揮権を発動して、検察総長の職務を停止させるなど、あらゆる侮辱を与えた。タクシー運転手を暴行した嫌疑のある法務部次官をろくに検証もせずに任命した後、尹総長の懲戒を押し通したが、裁判所でつまずいて恥をかいた。
検察出身の申ヒョン秀(シン・ヒョンス)民政首席を指名して和解モードに切り替えるのかと思えば、申首席さえ窮地に追い込んで青瓦台を追い出した。与党議員は「重大犯罪捜査庁」を押し進めながら尹総長の表現どおり「検捜完剥(=検察捜査権の完全な剥奪)」の状況に追い込んでいく。「法治システムが破壊されている」という尹総長の辞任の弁は、尹総長が辞めずに留まる限り検察の政権の無差別攻撃が続くだろうという認識の表れだ。これでも民主政府と言えるのか。
政権の圧迫が深刻だったとはいえ、尹総長の中途辞任により検察の政治的中立性・独立性は打撃を受けることになった。今後「自由民主主義を守り、国民を保護するために力を尽くす」という尹総長の発言は、政治に参加しようとする趣旨と解釈される。検察総長を務め、政党政治に飛び込んだ前例が珍しい上、政治に参加した人達も捜査機関の中立性・独立性の確保に寄与したという評価を受けることができなかった。
尹総長の辞任が後輩検事達の権限弱体化を阻止する効果があるかは分からないが、政権が意向に沿う後任検察総長を任命したり、代行体制を作り「生きている権力捜査」を無力化する可能性はより高まった。李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事、李洛淵(イ・ナギョン)共に民主党代表に立ち向かう人物を出せず、「星の瞬間」云々と言って尹総長を眺めるばかりの国民の力の責任も少なくない。政権の暴走と野党の無能がもたらした事態について、国民が厳重な責任を問うだろう。