kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

続報続々w ―― 韓国光州建物崩壊惨事、2年前の蚕院洞事故と瓜二つ


昨日
韓国で発生した
ビル倒壊事故の
続報が山盛りですw
日本メディアにも
まとめ記事が掲載されるという
注目度で。
かなり
盛り上がっています。



これらの
続報を見た限りでは。
ざっと
事件の概要、
原因は
昨日私が推測した内容どおりでした。
それってつまり
現場をぱっと見て、
素人でも判るほど
杜撰な作業をしていた。ってことで。
当然、
韓国では
それが大問題になっています。
安全管理上、
抜け落ちているモノが山盛り状態で。
そんな作業が
どうして
まかり通っていたのか。
さらには、
事故直前
倒壊の予兆があった時点で
現場作業員が
持ち場を離れて逃げ出した、のに。
周囲には
避難勧告を一切出しませんでした。
その結果
バスの乗客が犠牲になりました。
という、
情報も出回っていて。
『徹底究明しろ』との声が上がっています。
それに対して、
大統領が……
狂気の文オジサンがわざわざコメントを出す、
とか。
この辺が
日本とは
かなり違いますねぇ。
日本の場合、
公共事業とか、
国が管理している道路や河川、
それから、
重大インシデントと見なされて
国から直接
調査委員が派遣されるような事故に対して。
国、政府が
コメントを出すことはありますが。
民間の事故に
いちいち首を突っ込んだりはしません。
定例記者会見で
記者から質問が出た場合に
回答する機会がある
とか。
そのくらいですね。



今回の韓国の事例をみていくと、
過去にも、
というか
今年にも4月にも似たような
解体作業中の倒壊事故が発生したそうで。
事業者に
安全管理に対する注意喚起と
再発防止に努めるよう
促す文章を4回ほど出しているそうで。
ただ、
法的拘束力を持たない
文章を出しただけらしく。
この辺が
如何にも韓国らしいというか。
狂気の文オジサン大統領の政権運営などでも
しばしば見られる
『言うだけで中身なし』の
『口先対応』と
一緒ですね。
というわけで、
この先
現場にいた関係者に処罰が下った後、
安全管理に関しては
何も改善されないまま放置されて。
数ヶ月後には
次の事故が発生しそうですね。
なにせ、
例の
土地開発公社関係者の
不正取引疑惑についても。
『調査する』といったきり、
調査結果がどうなったのか。
それを踏まえて
どのように改善するのか。
あーだこーだーと
騒ぐだけ騒いで
有耶無耶になっていますからねぇw

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

ビル倒壊「作業員逃げたのに、なぜ通行止めにしなかったのか」人災批判強まる

 【光州(クァンジュ)=上杉洋司】韓国南西部・光州市で9日、解体作業中だったビルが倒壊し、下敷きになったバスの乗客ら9人が死亡、8人が負傷した。4月にも工事中の住宅の崩壊で2人が死亡する事故が起きたばかり。再発防止を求めてきた同市の李庸燮イヨンソプ市長は10日の記者会見で今回の事故が「人災だった」との見解を示した。
 聯合ニュースなどによると、9日午後、解体業者の作業員8人が異音が聞こえたため、外に退避した。バスがビルの前に止まった直後に倒壊した。その間、周辺道路の規制は行われなかったという。消防によると、1993年に建築された鉄筋コンクリートの元商業ビル(地上5階、地下1階)で、地区の再開発に伴って解体が決まった。
 現場では10日、生き埋めになっている歩行者らがいないか、消防などが捜索活動を続けた。地元警察によると、警察は業務上過失致死傷などの容疑で捜査に着手し、再開発事業を請け負った建設会社を捜索したほか、解体業者らを聴取した。
 父親が犠牲になったという女性(49)は、搬送先の病院で「変な音がして作業員が逃げたのなら、なぜ通行止めにしなかったのか」と涙を浮かべた。父親は山登りに行くといって家を出た約1時間後、倒壊に巻き込まれたという。
 市によると、4月に改装中の住宅が崩壊する事故があり、同様の事故の発生防止を注意喚起する文書を4回、建設会社などに送っていた。文在寅ムンジェイン大統領は事故の原因究明と再発防止を関係省庁に指示した。

 

 

japanese.joins.com

 

 

韓経:韓国光州建物崩壊惨事、2年前の蚕院洞事故と瓜二つ

専門家は今月9日に発生した光州(クァンジュ)広域市の撤去建物崩壊惨事について「総体的人災」と口をそろえた。撤去業者の不良撤去に加えて、これを管理・監督する監理業者は建設現場に出勤さえしていなかった。
工事許認可権を持つ光州市も撤去業者が出した計画書通り工事が行われているかどうか十分に点検しなかった。施工者であるHDC現代産業開発は大規模工事現場の周辺にあるべき安全設備や臨時バス停留所などを設置せず、「安全管理におろそかにした」という批判を受けている。

◆施工者、停留場移転要請せず
今回の惨事は光州東区鶴洞(ハクドン)4区域再開発工事現場で5階建物を撤去する途中で発生した。撤去工事には掘削機1台と作業者4人が投入された。彼らは建物の近くに同じような高さまで盛った土山に掘削機を上げて工事をしていた。上層から一階ずつ取り壊しながら下りくる手法で作業を進めた。だが、区庁側は撤去業者が計画通り履行しなかったとみている。撤去業者が建物4~5階をそのままにした状態で3階の構造物を取り壊しているところを見たという住民の証言も出てきた。
「事故発生一日前、建物後方についていた2階の別途構造物を撤去して建物の下部構造が弱くなったうえ、これに掘削機が押す力が加えられて建物がいとも簡単に倒れた」という推定も出ている。
「不十分な安全装置が大型惨事につながった」という批判も提起されている。工事現場周辺には往復6車線とバス停留所があるが、粉塵防止用パーティションしか設置されていなかった。建築物の重さを支える鉄骨の柱や人道を保護する鉄製トンネルなどはなかった。
工事現場の近くにあるバス停留所も移転されなかったため、崩壊した建物に市内バスが下敷きになる事故が発生した。現場の安全責任を負うべき現代産業開発は光州市に臨時バス停留所設置などを要請していなかったことが分かった。ある大型建設会社の関係者は「工事が始まれば道路や人道に安全装置を設置し、停留場を移転してほしいと市に建議するのが一般的」と指摘した。
再開発・再建築事業は建物を撤去する時に撤去業者とこれを監督する監理業者を選定しなければならない。だが事故当時、監理者は建設現場にいなかった。監理業者が施行会社である再開発組合と「非常駐」条件で契約を結んだためだ。

◆2年前の蚕院洞(チャムォンドン)事故と「瓜二つ」
今回の事故は「2年前のソウル蚕院洞崩壊事故と瓜二つ」という評価を受けている。2019年7月蚕院洞で撤去作業中だった5階建てビルが崩れて、現場付近の往復4車線道路を走行中だった車両3台が建物外壁の下敷きになった。警察捜査の結果、建物建築主が撤去業者として推薦した業者を監理者に雇用していた情況が明るみになった。現場所長と監理者は業務上過失致死傷などの容疑で昨年7月それぞれ2審で懲役2年、金庫1年6カ月を宣告された。
国土交通部は蚕院洞事故を契機に安全点検機関の指定権限を建築主から地方自治体に移譲するよう建築物管理法施行令を改正した。あわせて建物を解体する時に監理を受けるようにした。
しかし監理業者の指定権限が地方自治体に移譲されただけで、監理業務をきちんとやっているかどうかの監督は相変らず「ブラックボックス」の中で行われているという指摘だ。光州東区も監理者が現場に常駐しないという撤去計画書を受理しても別途監督をしていなかった。

◆警察、本格捜査着手
事故犠牲者合同焼香所は東区庁に用意された。犠牲者9人の遺体は全南(チョンナム)大学や朝鮮大病院などに安置された。犠牲者の中で唯一10代だったキムさん(17)の伯父は「明るく快活な子だったが、このように亡くなってしまうとは無念でならない」と悲しんだ。
光州警察庁は捜査本部を設けて本格的な捜査に着手した。この日、現代産業開発光州現場事務所と撤去業者、監理会社などに対し家宅捜索に入った。安全規則遵守違反および業務上過失がなかったか、撤去工事許認可過程に問題はなかったかなどを捜査する方針だ。現在まで警察は参考人13人を召喚して事情聴取を行い、撤去業者関係者1人を不拘束立件した。文在寅ムン・ジェイン)大統領は「事前許可過程が適法だったか、建物解体工事周辺の安全措置は十分に取られていたか、作業中に安全管理規定と手続きが遵守されていたか確認するように」とし、徹底した事故原因の調査と責任所在の究明を指示した。