数日前に
大騒ぎになった
埼玉でのネットカフェ従業員監禁立てこもり事件。
事件発生から
1日半ほど経過した一昨日に無事解決して。
現在、
犯人への取り調べが急ピッチで進んでいます。
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まずは、
人質になっていた
ネットカフェの女性従業員が殺害されずに済んで
無事救出されたので。
警察や関係者の努力が
たたえられるべきですね。
今のところ
公開されている情報では。
犯人と
人質にされた女性従業員の間に面識はなかった、
そうですから。
目的が、
『無差別殺人』
というか。
立て籠もった時点で、
結末は破滅しかないのは
犯人も覚悟の上での
行動ですからね。
そうなると、
どう見ても
荷物にしかならない女性従業員の存在は……
時間稼ぎの道具として
利用価値がありますけど。
立てこもりの
時間を引き延ばして
何かの要求をしてくるのなら
判るのですが……
そういった
犯人側の要求は
今回一切無かったようですし。
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だから、
私的には
この事件……
人質として呼び出した
女性従業員への怨恨、
もしくは
ネットカフェへの怨恨、
そうでなければ、
犯人を取り巻く
環境、日本社会に対する怨恨、反発
このどれか、だろうと
推測したのですけど。
その場合、
その怒りを向ける矛先として、
面識のない
女性従業員が呼び出された、
と。
なので
最悪の選択を危惧していたのですが……
ひとまず
それは回避されたようです。
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そうして
犯人逮捕後の取り調べも始まったからか、
事件当時の状況について、
マスコミ各社が
ぼちぼち報道を始めています。
最新の情報では、
立て籠もったネットカフェの個室ブースの鍵穴に
犯人が接着剤のようなものを
使って。
鍵が使用出来ないようにして
外からの侵入を邪魔したとの情報が
公開されていたり。
これ、
多分、瞬間接着剤ですよね。
『アロンアルファ』とか。
鍵破壊の定番です(笑
とまあ、
事件当時の状況については、
徐々に明らかになってきた一方で、
犯行の動機については
犯人が黙秘を貫いているそうで。
いまだに
判然としていません。
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犯行の理由がハッキリしないのは、
怖いです……
ネットカフェ 立てこもり 監禁疑いで40歳男を逮捕 女性は保護
さいたま市のインターネットカフェで、客の40歳の男が17日から丸1日以上、20代の女性従業員を人質に取って立てこもりを続けていましたが、警察は18日夜、男の身柄を確保し監禁の疑いでその場で逮捕しました。
女性は保護され目立ったけがはないということで、警察は事件の動機やいきさつを詳しく調べることにしています。
17日午後2時ごろ、さいたま市大宮区のビルに入っているインターネットカフェで、客の男が7階にある個室ブースの中に20代の女性従業員を人質に取って立てこもりました。
立てこもりは丸1日以上続き、捜査員が軽食や飲料水を差し入れるなどして説得を続けていましたが、発生から32時間余りがたった18日午後10時40分ごろ男の身柄を確保し監禁の疑いでその場で逮捕したということです。
逮捕されたのは住所不定・無職の林一貴容疑者(40)です。
また、女性は保護され目立ったけがはないということです。
警察によりますとインターフォンを使うなどして林容疑者と定期的にやり取りを続けていたところ、午後8時すぎに林容疑者が「休む」などと言ったあと応答がなくなったため寝ていると判断し、個室ブースのドアの鍵を壊して中に突入したということです。
身柄を確保する際は、暴れることなく無言で応じたということです。
調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は事件の動機やいきさつを詳しく調べることにしています。現場近くに住む女性「事件が解決し安心」
男の身柄が確保され女性が保護されたことについて、現場で様子を見守っていた近くに住む30代の女性は「事件が解決して安心しましたが、ずっと恐怖の中で過ごした女性のことを思うと心の傷が心配で胸が痛みます。いつも仕事で通っている道で、朝も通りましたが仕事を終えてニュースを見てもまだ解決しておらずとても気になっていました。漫画喫茶を使うこともありましたが密室になる部屋なので、こういう事件があると危険な場所のように感じてしまいます」と話していました。
【独自】軽食渡す穴開けて室内確認、男と人質女性の位置把握…大宮立てこもり
さいたま市大宮区のインターネットカフェで起きた人質立てこもり事件で、無職林 一貴かずたか 容疑者(40)(監禁容疑で現行犯逮捕)に捜査員が軽食などを差し入れるため、個室のドアに穴を開けた際、室内の様子を確認していたことが、捜査関係者への取材でわかった。捜査員は林容疑者と、人質となった20歳代の女性従業員の位置などを把握し、発生から32時間後の解決につなげた。
林容疑者は17日午後2時25分頃から女性従業員を個室に入れ、立てこもった。個室は広さ約3平方メートルで、ドアに鍵がついていた。窓はなく、防音構造になっており、室内の様子を確認できるカメラもなかった。
110番する前に別の従業員がマスターキーでドアを開けようとしたが、途中までしか入らなかった。埼玉県警は、林容疑者が鍵穴に細工をしたとみている。
捜査員は個室内のインターホンやドア越しに女性従業員を解放するよう説得。林容疑者は「近づくとやるぞ」「自分も一緒に死ぬ」などと、女性への危害をほのめかし、突入をけん制した。やり取りに応じない時間帯も何度かあった。
捜査関係者によると、林容疑者の求めに応じて18日昼前、捜査員が軽食や飲料水を提供した際、ドアに小さな穴を開けた。渡した後、すぐに穴はふさがれた。
18日午後8時頃、林容疑者が「寝る」と言った後、2時間ほど応答がなくなった。県警は、林容疑者が寝入ったと判断し、午後10時半過ぎにドアの鍵を壊して室内に突入。林容疑者を取り押さえ、女性従業員を保護した。2人に面識はなかったとみている。
林容疑者は16日もこのネットカフェを訪れ、17日朝まで滞在した。一度料金を払った後、同日午前10時頃に再び入店したという。県警は立てこもった動機や経緯を慎重に調べている。