静岡県熱海市の土石流災害、
発生当初は
十分な確認もままならない状況で。
安否不明者20名程度、
という
発表だったものが。
昨日今日で、
大規模な捜索が進められる中、
避難した
被災地住民への聞き取り調査が進んだ結果……
安否不明者=行方不明者が
100人を超える、
という。
まれに見る
大災害へと発展しました。
というか、
災害の規模、
被災した範囲を考えると、
当初
公表されていた
行方不明者20名という数字は
どう見ても
少ないわけで。
現地救助活動の進展とともに、
ようやく
実情の把握も進んだ、
という具合なのでしょう。
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ただ、
災害現場を含めて
関東から東海一帯は
今日も
断続的に雨が降り続いていて。
しかも、
その降水量が
観測史上最多記録を更新中。
そのため、
熱海の土石流も
大規模な流出は無くなったものの、
いまだに
だらだらと続いていて。
現地では
重機を用いた作業が出来ず
人力に頼るしかないのだとか。
そんな状況なので、
建物の上層階に避難した人の救出を進めるだけでも
精一杯で。
泥に埋まってしまった人の
救出は
絶望的と言っても仕方がない
状況だそうで。
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こんな風に書くと
薄情に思われてしまいますけど。
今週、
まだまだ大雨が続くと言われてますし。
いつ
新たな崩落が発生してもおかしくない状況ですから。
くれぐれも
安全第一で
二次遭難を起こさないように。
捜索作業が進められることを
祈っています。
1500人態勢で捜索続く…無事確認進むも、別荘利用者多く把握は難航
静岡県熱海市で起きた大規模な土石流で、市は5日、女性1人が搬送先の病院で死亡したと発表した。今回の土石流に関連する死者は計3人となる。また、所在不明としていた住民147人のうち、34人の無事を同日朝までに確認したことも明らかにした。発生から3日目となる現場は、広く土砂で埋まっており、自衛隊や警察などが約1500人態勢で捜索活動を続けている。
市によると、女性は3日に土石流が発生した 逢初あいぞめ 川の上流付近にある自宅から、4日に救出された。搬送先の病院で重症と診断されたが、同日午後1時45分に死亡が確認された。
また、土石流の被害に遭った127世帯215人について、市が避難者名簿を精査した結果、所在不明なのは5日朝時点で113人となった。被災地域は別荘利用者が多く、居住実態が把握しにくいとして、静岡県が住民や住宅所有者に対し、安否情報を自治会などに連絡するよう呼びかけている。
また、同日早朝、記者会見した斉藤栄市長は所在不明者の氏名について「公表して情報を集めることができないか、検討している」と述べた。
自衛隊や消防、警察による捜索は、5日午前6時過ぎに再開。被害の大きかった逢初川上流付近を重点的に調べている。警察官らが現場で土砂をかきわけ、生存者がいないかどうか、被災住宅を確認していた。
気象庁によると、停滞する梅雨前線の影響で、熱海市付近では6日にかけて断続的に雨が降り、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降ると予想される地点もある。
これまでの雨で地盤が緩んでいる地域も多く、弱い雨でも土砂災害に厳重な警戒が必要だという。
同市付近では5日以降、最高気温が30度前後の日が続くと予想されている。市は5日、気象庁などによる大雨警報と土砂災害警戒情報が続いていることを踏まえ、市内の小中学校計11校を一斉休校とした。