久々に見かけたこの話題。
あの
凄惨な熱海の土砂災害発生から
まだ半年足らずですけど。
今回のニュースについては、
インターネット上、SNSとかでも
ほとんど全く
取り上げられていなくて。
今年に入ってからは
関連する話題も見かけませんし。
世間的には、
すっかり忘れられてしまった感じです。
メディアでは
毎月どこかしらの新聞社なりテレビ局なりが、
コツコツ取り上げているのですけどね。
でも、
全社揃ってのキャンペーンみたいな、
一斉横並びみたいな取り上げ方はしていないので。
社会面の
囲み記事みたいな扱いだから。
ユーザーの印象に残らないのかな。
・
・
・
さて、
今回のニュースは
関係者の証言で
証拠になるのかどうか。
そこはまだハッキリした評価が出ていませんけど、
私的には、
けっこう重要な証言だと思えたので。
ニュース記事に
魚拓代わりの
ブックマークを付けてみました。
来月には、
市長や元市職員、県幹部職員などの
参考人招致が予定されているそうで。
この先、
どのような事実が出てくるのかな……
・
・
・
この手の大規模事故の調査とか検証って、
どうしても
責任の所在確認、追及に主眼が置かれがちで。
『最終的にいったい誰が悪いんだ』というような
そういう審判にばかり
目が向いてしまうのですが。
たしかに
『責任追求』も大事なのですが。
事故再発を防ぐためには、
何よりも事実確認と、問題(不具合)発生のプロセス解明が必要です。
なので
私としては、
事実確認と事故原因の究明を重視して。
後々まで
記録として残るように
この機会を上手く使ってくれたらなぁ、
と
願っています。
盛り土「現所有者に工事進言も聞かず」元部下証言 熱海百条委
静岡県熱海市伊豆山地区で昨年発生した大規模土石流に関する同市議会の調査特別委員会(百条委員会)は18日、3回目の参考人招致を行った。土石流の起点となった盛り土造成地の現所有者の部下だった男性が、現所有者は、一部崩落したり熱海市からたびたび指導を受けたりするなど問題がある土地だと知っていた、と証言した。
男性は、現所有者が土地を購入した平成23年から30年まで、現所有者が経営する会社に勤務。熱海市から、盛り土の土地の崩落や是正工事に関し、約20回連絡を取っていたという。男性は、現所有者に必要な工事の実施を何度も進言したと証言。現所有者は一貫して「盛り土は旧所有者の時期のこと」と主張したといい、男性は「全く聞き入れられなかった」と話した。
委員から、土石流災害の責任の所在を問われた男性は「盛り土は旧所有者の責任だが、事後処理を行わなかったのは現所有者だ」との見解を示した。
現所有者はこれまで代理人を通じ「熱海市から盛り土にさわらないよう指示を受けた」と主張している。
百条委は4月7、8日の参考人招致では、斉藤栄市長や元市職員、県幹部職員ら約10人から話を聞く。