いよいよ
開催まで1ヶ月を切り
カウントダウンに入ってきた
冬季北京オリンピック。
メディアでも
関連情報……というか、
出場選手の紹介、顔見せみたいなコンテンツが
ちらほら目立つようになってきましたね。
と同時に、
それと並行するようにして
開催地・中国とくに北京関連の
いまの
新型コロナ感染状況が
日本のメディアにも取り上げられるようになってきましたw
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代わりに、
去年から
感染が急拡大して
ロックダウン=都市封鎖となった
『西安』の情報は
きれいサッパリ取り上げなくなりましたw
海外メディアとかが
比較的こまめに伝えているのに比べるとさっぱりですw
いちおう
中国メディアが報じている
社会面ニュースくらいは扱っていますけど。
つまり、
日本メディアが取り上げているのは
中国政府が検閲済みの政府発表情報のみ、って具合ですねw
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まあ、
それも仕方が無いのでしょう。
なにせ、
西安現地は
かなり悲惨な事になっていて。
コロナの影響で
医者にかかれず死亡する人とか出てきて
暴動が起きそうになったり。
一昨年の武漢を彷彿とさせるような、
そんな状況になっているそうで。
インターネット上に掲載、拡散されている
現地情報は、
中国当局によって次々に削除されているそうなw
当局に都合が良い情報だけは放置しているそうで
けっこうなカオスになっていますw
それを
現地取材して
真面目に伝えたら。
中国政府から抗議されるワ、
ヘタすると、
適当な罪状をデッチ上げられて
拘束、監禁されるワ、
タダでは済まないでしょうから。
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こんな状況で、
来月の冬季北京オリンピックは
強行されるわけですね。
去年、
感染拡大の中で
東京五輪2020をそれなりに成功させた実績があるので。
IOCとしては、
北京でも問題無く実施可能、って判断なのでしょうけど。
これ、
ロックダウンして
人死が出てしまっている時期に
スポーツイベントを強行開催して、
現地国民に歓迎されるのかね。
中国政府は
統治者としての面子があるから
『大歓迎』って言うけどさ。
それを
鵜呑みしていいのかな……
IOCバッハ会長 来月4日開幕の北京五輪 予定どおりの開催強調
2022年1月6日 12時43分
開幕まで1か月を切った北京オリンピックについて、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は5日、各国や地域のオリンピック委員会などとの電話会議の中で「私たち全員にとって北京は今始まる」と述べて、北京オリンピックが予定どおり開催されると強調しました。
来月4日に開幕する北京オリンピックを前にIOCは5日、北京大会の組織委員会のほか、各国や地域のオリンピック委員会などと電話会議を行いました。
この中でIOCは「すべての参加者と中国の人たちにとって安全な冬季オリンピックの開催に向けて、すべてが順調に進んでいる」としたうえで、北京大会の開催を前提に、関係者に対して今が特に警戒すべき重要な時期だとして、新型コロナ対策をまとめたプレーブックの順守を求めました。
IOCの公式ホームページによりますと、会議ではバッハ会長が「私たち全員にとって北京は今から始まる」と述べて、大会が予定どおり開催されることを強調し「アスリートたちのオリンピックの夢が出発の数日前に奪われてしまうことのないよう、私たちはあらゆる手を尽くさなければならない」と話したということです。
北京オリンピックは、来月4日から20日まで17日間の日程で行われる予定です。
五輪間近の北京に隣接、天津でオミクロン市中感染…全住民1400万人検査
【北京=田川理恵、川瀬大介】中国・北京に隣接する天津市で9日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が確認された。北京冬季五輪開幕を2月4日に控え、 習近平シージンピン 政権は、北京と、天津やその他の感染拡大地域との往来を制限するなど、「首都防衛」のため警戒を強めている。
有力ニュースメディア・澎湃新聞などによると、天津市当局は、小学生を放課後に預かる施設に勤める女性(29)と、女子小学生(10)からオミクロン株を検出した。市中感染とみられ、小学生の同級生ら関係者25人も陽性反応を示しているという。
天津市当局は9日、約1400万人の全住民に対し、居住地区を離れないよう通知するとともに、PCR検査も始めた。検査は2日間で終わらせるとしている。
天津は北京から約130キロ・メートルの距離にあり、高速鉄道で約30分の北京に通勤する住民も多い。それだけにオミクロン株の北京流入に対する習政権の危機感は強い。天津市トップの李鴻忠・市共産党委員会書記は防疫に関する9日の会議で、「首都を感染から守る外堀を築け」と指示した。
北京市当局も9日、天津の住民に原則として北京入りしないよう呼びかけるとともに、北京の住民には天津に行かないよう求めた。
習政権は、わずかな感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策の下、市中感染が起きた陝西省西安市や河南省禹州市などをロックダウン(都市封鎖)するとともに、感染が広がった都市と北京を結ぶ航空便の運航も相次いで停止している。
習政権は五輪を有観客で開催することで、コロナ封じ込めに成功したと「体制の優位性」を内外にアピールしたい考えだ。ただ、開幕まで1か月を切っているにもかかわらず、北京五輪の組織委員会は一般向けのチケット販売について詳細を明らかにしていない。感染状況によっては、招待客のみを入れて競技を行う可能性も指摘されている。
五輪前に厳戒の北京、感染遮断する「バブル方式」徹底
【北京=松本剛】北京五輪の組織委員会は、五輪関係者と外部との接触を遮断する「バブル方式」を徹底し、市中への新型コロナウイルス流入防止へ厳しい防疫措置を取っている。五輪開催で市中感染が拡大したとなれば、 習近平シージンピン 政権への大きな打撃となりかねないためだ。
北京では、バブル内にある報道関係者の拠点「メインプレスセンター(MPC)」が1月4日にオープンし、国外の報道関係者の北京入りが本格化している。
組織委は入国者から市中への感染拡大を警戒。報道関係者が泊まるホテルの周囲に警察官を配置するとともに、背丈よりも高い囲いも設置した。ホテル内では消毒液を噴射する自走式ロボットが動き回っている。
ホテルとMPCとの往復も専用車両を使い、バブル外の場所には一切立ち寄れない。報道関係者は毎日1回、のどをぬぐう形のPCR検査も義務づけられている。東京大会以上に厳しい対策だ。
一方、MPCでは、組織委が提供するWi―Fi(ワイファイ)につなぐことで、中国では通常接続できないグーグルやフェイスブック、ツイッターなども使うことができる。中国当局が海外メディアから不満が出るのを懸念し、バブル内に限って規制を緩めているとみられる。