韓国における
新型コロナ感染関連のニュースを流し見していた時に、
ちょっと気になる見出しがあったので。
ブックマークをつけてみました。
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このニュース、
日米メディアで
同様の内容が公表されていないのか、
探してみたのですが。
見当たりません。
今のところ、
これについて言及しているのは
韓国メディアだけです。
また、
ブックマークをつけた記事中では、
『韓米分析』と表記していますが。
この件について言及しているのは
韓国軍と韓国政府の関係者であって。
アメリカからの情報ではありません。
なので、
記事の内容を鵜呑みにしていいものか。
迷うところですね。
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記事に書かれた内容は
それなりに筋が通っています。
今月24日に発射されたミサイルには、
エンジンノズル……排気煙を出す熱源として確認されたのは2カ所だけだった。
これが
北朝鮮が公表した新型ミサイル『火星17』なら、
エンジンノズルは4基設置されているので。
排気煙の熱源探知は4つになるはず。
エンジンノズル2基なのは、
一つ前に開発された『火星15』である。
だから、
今回発射されたミサイルは
新型『火星17』ではなく
旧型『火星15』を改良したもので。
『火星15』の飛行距離を伸ばすために、
ミサイルの重量を軽減して発射し、飛行距離を伸ばした、と。
そのように推測される。
ざっとまとめると、こんな具合です。
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今のところ
出回っている情報はこれだけで。
これだけでは
判断のしようがありません。
早く
次の続報が出ないかな……
北朝鮮発射のICBMは「火星15」 新型と虚偽発表か=韓米分析
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は北朝鮮が24日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を分析した結果、新型ではなく既存の「火星15」であると結論付けたことが27日、分かった。韓国の複数の軍と政府消息筋が明らかにした。
赤外線熱探知センサーが搭載されている衛星などで確認した情報を総合した結果、今回発射されたICBMのエンジンノズルが火星15と同様、2個であることを確認したという。火星17はエンジンノズルが4個となっている。
1段目エンジンの燃焼時間も火星15とほぼ同じだったという。
今回、通常より高い角度で発射したICBMは4年4カ月前に発射した火星15と軌跡は類似しているが高度が高く、飛行距離も長かった。確認された性能を理論的に計算すれば、通常角度で発射した場合、射程は1万5000キロに達し、北朝鮮がこれまで発射したICBMのうち最も強力と分析された。
軍当局はミサイルの燃焼時間の分析結果などを踏まえ、火星15の弾頭重量を軽減して発射したとみている。北朝鮮は新型ICBMの火星17の発射実験に成功したと大々的に宣伝したが、韓米の分析結果では火星15を火星17と偽ったことになる。
韓米は北朝鮮が火星17として朝鮮中央テレビで公開した写真と映像も以前に撮影したものを編集した可能性に重きを置いているもようだ。
北朝鮮は今年に入り、3回にわたって火星17の性能試験を行ったが、3回とも発射場面は公開しなかった。1回目と2回目は「偵察衛星用試験」だったとして宇宙で撮影したと主張する写真だけを公開し、3回目の今月16日は空中で爆発し、発射実験を行ったことを伝えなかった。
韓国国防安保フォーラム(KODEF)のシン・ジョンウ専門研究委員は北朝鮮が公開した映像の天気などを根拠に以前に撮影したものが含まれている可能性があるとして、「火星15や改良型などエンジン2基のICBM発射で失敗をばん回しようとした可能性がある」との見方を示した。
韓米の当局が今回も分析結果を発表するかどうかにも注目が集まる。ただ、火星15であれ17であれ北朝鮮がICBM発射を再開し、「レッドライン」を越えたことには変わりがない。韓米は今月11日、北朝鮮が偵察衛星用試験と発表した先月27日と今月5日の弾道ミサイルは火星17の性能試験の一環との分析結果を発表した。