イギリス首相、
前任のトラス前首相がイギリス史上最速の辞任を表明成立。
その後任となる
新首相の座を巡って
すったもんだと一波乱あるかなぁ、
と。
遠く離れた日本に居る一野次馬として
ちょっと、
ワクワク期待していたのですが。
蓋を開けてみたら、
党首選=次期首相候補に
立候補したのは
たった一人。
先週
立候補を表明していた対抗馬は、
なぜか
党首選に立候補届を出さず。
結局、
選挙にはならず、
そのまま信認されて、
リシ・スナクが新党首に就任。
其の後、
チャールズ新国王の任命を受けて新首相に就任、
新首相決定、となりました。
表だった波風は一切なく
実に
拍子抜けするくらい、
あっさり決まってしまいましたね。
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メディアが報じているところでは、
42歳での首相就任というのは、
英史上
過去200年で最年少だそうで。
今の
立憲君主議会民主制となった
イギリスにおいて、
史上最年少の首相誕生、となりました。
しかも、
インド系、ヒンズー教徒、非白人ということで、
今回の
新首相は色々と記録ずくめです。
私的には、
キリスト教徒ではなくヒンズー教徒である事実に、
ちょっと
驚いています。
アメリカ大統領の場合だと
就任時に
聖書に手を置いての宣誓儀式が
就任手続きの一環に設定されていますが。
イギリスの場合だと、
日本と同じく
国家元首=国王からの任命で
儀式完了みたいですね。
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いまのところ、
就任直後なので。
どのメディアを見ても
新首相就任を持ち上げるご祝儀情報ばかり並んでいます。
ネガティブな情報は
まったく見当たりません。
英国でスナク首相が就任「経済の安定と信頼」を最優先…42歳での就任は過去200年で最年少
【ロンドン=池田慶太】英国の与党・保守党のリシ・スナク党首(42)は25日、チャールズ国王の任命を受けて新首相に就任した。就任後に首相官邸前で首相として初の演説に臨み、「英国経済は深刻な経済危機に直面している。経済の安定と信頼を政府の議題の中心に据える」と述べ、経済課題に最優先で取り組む考えを示した。
スナク氏と前任のリズ・トラス氏は同日午前、ロンドンのバッキンガム宮殿で国王と個別に会い、首相交代の手続きを終えた。スナク氏はインド系、ヒンズー教徒、非白人として英史上初の首相で、42歳での就任は過去約200年では最年少となる。
スナク氏は演説で、市場の混乱を招いたトラス政権の大型減税策について「いくつかの過ちがあった」と認め、直ちに修正すると述べた。ロシアのウクライナ侵略の影響や記録的な物価上昇(インフレ)が国民生活を直撃する中、「思いやり」をもって課題に取り組むと誓い、「言葉ではなく行動で国を一つにする」と語った。
スナク氏は金融業界出身の経済通で知られ、保守党の党首選で24日に無投票で当選した。就任50日目でのトラス氏の辞任は、英史上最短が確定した。