支持率だだ下がり、
国会紛糾からの
追い詰められての辞任交代劇。
なのは、
日本もイギリスも似たような経緯をたどっていたのですけど。
イギリスの場合、
後任の新首相が決まった途端に
一転して
お祭りムードみたいな
上げ上げ空気になったのに。
日本は、ねぇ……
何のサプライズもなく、
というより
悪い方向でのサプライズ満載で。
前途多難な事実を解説する
ネガティブ情報がずらりと並んでいます。
・
・
・
なんでかなぁ、
これは
国民性の違い、なんですかねぇ。
まあねぇ、
目新しさが全く無くて。
過去のしがらみばかり目に付きます、
って人事だから。
他に
取り上げようがない、
と言ってしまえばそれまで、の内容ですし。
日本国内の主要メディアとしても、
持ち上げようが無い、
って結果なんでしょうけど。
かたや
世界的なビッグニュース。
それに対して、
日本は
ショボイ交代劇で
問題は先送りされて山積み状態。
これだけ
大きな差を見せつけられると
一国民として、
悲しくなります。
山際経済再生相が辞任の意向、旧統一教会との関係発覚相次ぎ引責…事実上の更迭か
山際大志郎経済再生相(54)(衆院神奈川18区、当選6回)は24日、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係が相次いで判明した問題の責任を取り、辞任する意向を固めた。複数の政府・自民党関係者が明らかにした。事実上の更迭とみられる。
2021年10月の岸田内閣発足後、閣僚を含む政務三役の辞任は初めて。首相が「最優先課題」に掲げる経済対策を担う山際氏の辞任は、支持率が続落する岸田内閣にとって、大きな打撃となるのは確実だ。首相は後任の指名に向けた調整を急ぐ。
山際氏は10月3日、18年に旧統一教会が主催する会合に出席した際、トップである韓鶴子総裁と接触し、あいさつを交わしていたことを認めた。21日には、韓氏と19年に愛知県内で集合写真に納まっていたと明らかにした。
さらに、旧統一教会の関連団体幹部を国政報告会や街頭演説に招待していたほか、関連団体への会費支出や、複数回に及ぶ会合への出席も判明している。
自民党が党所属議員と旧統一教会との関係について報告を求めた調査の結果公表後も、新たな接点が次々と明らかになり、政府・自民党内では「かばいきれない」との声が強まっていた。
山際氏は、自民党麻生派に所属し、甘利明・前幹事長に近い。昨年10月の岸田内閣発足時に初入閣し、今年8月の内閣改造で留任した。首相肝いりの「新しい資本主義」やスタートアップ(新興企業)支援、全世代型社会保障改革に加え、新型コロナウイルス対策などを担当している。
首相は24日の参院予算委員会で、山際氏を更迭しない考えを改めて示していた。
山際経済再生担当大臣の辞任を受けて、岸田総理大臣は、自民党の後藤茂之 前厚生労働大臣を後任に起用する意向を固め、25日午前、本人を総理大臣官邸に呼んで起用を伝えました。
旧統一教会との関係が相次いで明らかになっていた山際経済再生担当大臣は、今後の国会審議に影響を与えたくないとして、24日夜に辞任しました。
これを受けて、岸田総理大臣は25日午前11時すぎに、自民党の後藤茂之 前厚生労働大臣を総理大臣官邸に呼んで会談し、山際大臣の後任に起用する意向を伝えました。
このあと岸田総理大臣は、記者団の取材に応じ「幅広く調整を行うことが求められる重要ポストで、補正予算、経済対策の取りまとめも目の前に控えている。政治経験の豊富さ、説明能力の高さ、経済、社会の変革に向けての情熱という3点を重視し、即戦力としてお願いすることにした」と述べました。
また、今月、取りまとめる総合経済対策への影響について、「予定どおり行えると思っている。対策を補正予算にしっかりと反映させ、実行していかなければならない。後藤氏には、まさに中心的な役割を果たしてもらわなければならない」と述べました。
一方、旧統一教会との関係をめぐり、「従来、私の内閣においては就任をお願いする際の条件として、旧統一教会との関係について、まずは、みずから精査し、接点が確認されたならば説明責任を尽くし、未来に向けて関係をたってもらうという方針を申し上げてきた。この方針に従った人事で、後藤氏にも当然これを前提として就任をお願いした」と述べました。
また、岸田総理大臣から辞任を求めた経緯があるかを問われたのに対し、「さまざまな意見交換は、党の幹部とは絶えず行っている。山際氏には、さらに説明努力をしてもらわなければならないと思っていたところ、本人から辞任の申し出があったということだ」と述べました。後藤氏は、衆議院長野4区選出の当選7回で66歳。
自民党内の派閥には所属していません。
去年秋の岸田内閣の発足に伴い、厚生労働大臣に起用され、現在は自民党の社会保障制度調査会長を務めています。
後藤氏は、皇居での認証式などを経て、25日夜にも正式に大臣に就任する運びです。