ついに来ました、
韓国政局で
今一番ホットな汚職疑惑。
その
関係者というか
容疑者である、
韓国野党代表の最側近と言われている人物が
起訴されました。
今回は
逮捕ではなく、起訴です!
裁判確定!
捜査で容疑が固まりました、
裁判にかけるだけの証拠も揃いました、
という状況。
・
・
・
ただ、
この件について
韓国メディアの扱いはいまいち、
というか。
かなり冷めています。
というのも、
今
韓国で話題の中心は、
やはり
ソウル梨泰院(イテウォン)で発生した集団圧死事故。
これが
誰の過失なのか。
誰が責任を負うのか。
韓国世論の注目関心は
ここに集中していて。
韓国メディアも、
そこばかり追いかけて
大きく取り上げています。
なので、
政局云々みたいな話は
そっちのけ
なんですよねぇ。
なので、
この件の
関連ニュースは数が少なくて。
今のところ、
速報的に、
淡々と扱うものくらいしか見つかりません。
・
・
・
外から見ているだけの
野次馬としては、
もう少し
アッチこっちの関係者を追いかけて
突き回して、
いろいろな反応を見てみたいし。
それに、
事件の背景とか、
韓国の自称・専門家が語る
好き勝手な憶測、
事件の背景、
これからの展開、見通し、
とか。
そういうのが知りたいのですけど。
いつ頃
出てくるかなぁ……
・
・
・
ところで、
韓国って、
裁判のテレビ中継があるんですよねぇ。
今回の件は
テレビ中継になるのかどうか。
そこも
一野次馬として
大変興味津々なのですが……
どうなるんだろう。
さすがに
今の段階では
そこまで先走った情報は出てないんだよなぁ。
韓国野党代表の最側近、金を受け取った容疑で起訴…「李在明大統領選挙戦資金」明示
韓国野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の最側近であり民主研究院副院長の金湧(キム・ヨン)氏(56)が大庄洞(テジャンドン)関係者から不法に選挙資金を受け取った容疑で拘束起訴された。野党大統領選候補の側近が不法選挙資金容疑で起訴されたのは2003年選挙資金事件以降、19年ぶりとなる。検察は控訴状に「金副院長が李在明当時候補の第20代大統領選挙予備選準備のためにお金を受け取った」とし、李代表の名前を明示した。
ソウル中央地検反腐敗捜査3部は8日、金副院長を昨年の民主党大統領選挙の予備選過程でユ・ドンギュ元城南(ソンナム)都市開発公社企画本部長(53)、チョン・ミンヨン元城南道路公団戦略事業室長(48・弁護士)と共謀して大庄洞民間事業者の南旭(ナム・ウク)弁護士(49・天火同人4号)から不法選挙資金8億4700万ウォン(8950万円)を受け取った容疑(政治資金不正収受)で起訴した。検察によると、金副院長が以前からユ元本部長、チョン弁護士、南弁護士と大庄洞開発過程で癒着関係を築き、金品の提供や選挙支援にともなう事業上の優遇をやりとりしたという内容が控訴状に明示された。検察は「チョン・ジンサン(民主党代表室政務調整室長)・金湧・ユ・ドンギュは兄弟のように付き合い、大庄洞開発過程で3人が(情報を)共有して民間事業者などと癒着した」と判断した。
控訴状には金副院長が昨年2月に李代表の予備選を準備していた当時、ユ元本部長に「光州(クァンジュ)の方を回っている」として選挙資金として20億ウォンを要求したという内容が含まれた。続いて同年4~8月、ユ元本部長、チョン弁護士と共謀して南弁護士から4回にわたって8億4700万ウォンを受け取ったという内容が主要犯罪事実として記述された。金副院長は当時李代表の予備選キャンプ総括副本部長として組織と財政を担当した。
検察は金副院長がユ元本部長から実際に3回にわたって6億ウォンを伝達されたと把握したが、金湧、ユ・ドンギュ、チョン・ミンヨン3人を共犯とみて8億4700万ウォン全額を受け取った容疑で一緒に起訴した。南旭弁護士は不法政治資金提供容疑で起訴された。
金副院長はコメントを出して「検察の控訴状内容は小説にすぎない」とし「もっと言えば、大庄洞の共犯に仕立て上げようと創作小説を書いている。検察の創作小説を絶筆させ、必ず真実を明らかにする」と反論した。金副院長側は物証もなく無理やり起訴をしたとし、公訴事実を全面的に否定しているが、検察は南弁護士側が資金の伝達過程をまとめたメモと資金運搬に使われたとみられるカバン、資金が伝達された場所の駐車場出入り記録などを確保したと伝えられた。
検察は資金伝達場所として水原市(スウォンシ)の京畿(キョンギ)道庁付近とフォレーナ光教(クァンギョ)付近の路上、城南市板橋(パンギョ)駅付近のユウォン・ホールディングス事務室などを特定した。検察は李代表も金副院長の不法選挙資金の収受を知っていたかどうかや資金の具体的な使い道などを追加で捜査している。検察関係者は「控訴状に李在明代表やチョン・ジンサン室長の共謀関係は含めていない」と話した。また「政治資金不正収受罪は政治資金用途として受け取れば(成立)するものであり、必ず使用しなければならないということではない」とし「政治資金として受け取った経緯や過程を控訴状に詳細に指摘した」と説明した。
検察は金副院長側が「資金伝達日時も特定していない」と主張したことに対して「証拠関係に基づいて犯罪日時・場所を(控訴状に)具体的に特定した」とし「金品伝達過程に対して控訴維持に必要な範囲内で客観的証拠を通じて容疑を立証した」と説明した。
検察は金副院長が2014年地方選挙当時にユ元本部長から1億ウォンと名節ギフト、遊興飲食店の接待なども受けたという賄賂疑惑に対しても引き続き捜査を行う考えだ。あわせてチョン・ジンサン室長に対する検察捜査も速度を出すだろうとの観測もある。ユ元本部長はチョン室長にも2014年地方選挙当時5000万ウォンを渡し、2019・2020年にも数千万ウォンずつ渡したと供述した。チョン室長は「一銭も受けたことがない。ナッシング」と否定している状態だ。チョン室長は水原地検城南支庁が捜査中である城南FC後援金疑惑(第三者賄賂提供容疑)に関しても捜査を受けている。
チョン室長の捜査が本格化する場合、李代表関連の大庄洞背任疑惑捜査も本格化する可能性が高い。南弁護士は先月末の大庄洞開発特恵疑惑の裁判で、チョン・ヨンハク会計士を直接尋問して「2015年金万培(キム・マンベ)氏から『大庄洞民間持株のうち李在明市長側の持株がある』と聞いた」と暴露した。
一方、共に民主党は金副委員長起訴直後、不公正捜査疑惑を提起して検察の圧迫に出た。安豪栄(アン・ホヨン)首席報道官は書面ブリーフィングを通じて「金副院長の拘束起訴は明確に野党に対する政治弾圧」と主張した。「検察は金副院長が政治資金法を違反したと主張するが、大庄洞連中の証言のほかに証拠はない」というのがその理由だ。
民主党「検察独裁政治弾圧対策委員会」も記者会見を開き「大庄洞捜査から手を切れ」とし、捜査チームを圧迫した。
委員会は特に「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は今年6月に大庄洞・慰礼(ウィレ)事件捜査部を『朴英洙(パク・ヨンス)特検団』出身の検事に電撃交代した」という点を強調した。捜査ラインであるソウル中央地検コ・ヒョンゴン第4次長、カン・ベクシン反腐敗捜査第3部長、ホ・スンジン副部長らが2016年国政壟断事件の朴英洙特検チーム出身というものだ。民主党は朴元特別検察官が大庄洞「50億クラブ」のうちの1人である点を問題にした。
民主党は前日、党の「尹錫悦政権政治弾圧対策委」の名称も「検察独裁政治弾圧対策委」に変更した。党指導部関係者は「長期的に李代表捜査対応のための機構にするために名称を変更した」と明らかにした。ただし、民主党のある重鎮議員は「梨泰院惨事の国政調査と特検要求だけに集中しても年末を民主党の時間にできるのに、李代表捜査に対する攻勢まで上乗せすればイシューだけが分散する」と憂慮した。