この方が闘病中であった事は、
いろいろなメディアが情報を流していたので
知っていましたけど……
今回の訃報は、
私的に
いささか意外でした。
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というのも、
最近は
『癌』の生存率って、
格段に伸びてきているので。
10年前と比べたら倍か、それ以上。
そのくらい
生存期間が長くなっています。
余命数ヶ月ってのは、
本当に
末期というか。
手遅れ状態で治療の施しようがない、
そういう場合に限られます。
もしくは
治療できない場所に
『癌』が出来てしまった場合、とか。
それに
この方の年齢なら、
『癌』の成長速度もそこまで早くないはずだし。
なので、
私的に
かなり早いなぁ……
と驚きました。
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ひょっとしたら、
治療を拒否して。
終末期ケアに専念したのかなぁ。
これは
一般論ですけど。
癌治療って、
延命できるけど。
痛みが酷くて
体がボロボロになる場合もあるし。
とてもシンドイんですよねぇ。
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謹んで
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
「月はどっちに出ている」「血と骨」など在日コリアンの物語をリアルに描いた作品で知られる映画監督で、前日本映画監督協会理事長の崔洋一(さい・よういち)さんが27日、ぼうこうがんのため死去した。73歳。葬儀・告別式は家族や近親者で行う。喪主は妻、青木映子(あおき・えいこ)さん。後日、お別れの会を開く。
長野県出身。在日朝鮮人の父と日本人の母の間に生まれ、大島渚監督「愛のコリーダ」などの助監督を経て、昭和58年に「十階のモスキート」で劇場映画監督デビュー。平成5年の「月はどっちに出ている」で数々の映画賞を受賞し、16年の「血と骨」で日本カデミー最優秀監督賞受賞。他の監督作に「マークスの山」「クイール」など。
日本映画監督協会理事長を16年から18年間務めた。今年1月、がん闘病中であると公表していた。