ちょっと珍しいニュース……
というか、
かなり酷い事件を見つけたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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どんな事件かと言えば。
先週から、
日本国内の主要メディアが大きく取り上げている、
静岡の保育園での不祥事。
というか、
今回の場合、暴行傷害事件になるのかな。
本日、
園児に暴行を加えていた保育士３人が逮捕されました。
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この手の事件、
保育園とか学校とか老人ホームとか。
こういった施設は、
一種の『密室』状態で
外部に情報が漏れることは
滅多にありません。
利用者の園児とか生徒とか老人とか
暴行を受けて
怪我をしたり、
具合が悪くなったりして。
それで
救急搬送されたり、
病院で手当を受ける時に、
医師が
不自然な傷を発見。
そこから通報されて発覚したり。
施設の職員から理不尽な扱いを受けた被害者が
家族に連絡して。
家族が警察に相談。
それで発覚したり。
と、
たいていは
被害者なり、
被害者から情報を得た外部の人間なりが
居て。
それで事件が発覚します。
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しかし、
今回の場合、
事件発覚の発端が
保育園で働く職員からの内部通報だったそうで。
通報を受けた園側が
内部調査を進めて事件が発覚した、という。
このような形で
問題行動が事件化するのは、
かなり珍しいですね。
異例の展開、
と言ってもいいでしょう。
これまで見てきた、
この手の施設内で起きた不祥事では
組織の論理が優先されて。
隠蔽に動く事が多く、
通報が遅れて
その分被害が拡大する。
という展開が多く見られたのですけど。
今回の事件では、
職員からの通報を受けた園側が、
即座に内部調査を開始。
問題行動を起こした保育士を特定して処分。
ここまでは
一見まともな流れに見えますが。
この後が
最悪の対応でした。
まず、
被害を受けた園児の調査は行わず放置。
いまだに、
誰が被害を受けたのは明らかになっていません。
そして、
外部へ情報漏洩して事件化することを避けるためなのか、
保護者への説明もなし。
さらに
園側はこの件を口外しないように
誓約書を作って
職員に署名させていた、とか。
そして、
管轄している裾野市にも
一連の報告が上げられていましたが、
裾野市から
この件に関して
特別の対応はなく放置されていました。
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それじゃあ、
どうしてこの件が明るみに出て、
事件化したのか、
と言えば、
１１月下旬、
どういう伝手で情報が漏れたのか明らかになっていませんが、
この不祥事をマスコミが取り上げて。
一躍、
全国区ニュースになったからです。
市側の処分も、
保護者への説明会も、
警察の出動も、
すべて
動き出したのは、
マスコミが取り上げた後からになります。
ざっと見ていくと、
ニュースにならなければ。
マスメディアが取り上げなければ。
園も、市も
保育士を処分した以外には動かず、
闇に葬られていた可能性があったんですよね。
この件。
実際、
市側は
最初の報告を受けてから
保育園を訪問して
調査することもせず。
２～３ヶ月放置しているし。
……あーでも、
警察の捜査は、ひょっとしたらもっと前から始まっていて。
警察が
いよいよ逮捕へと動くので。
その前に
今回の一件を
警察がどこかの記者にリーク。
市と園側が対応するように誘導したのかもしれませんね。
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だとすると、
警察に通報したのは
誰なんだろう。
どういう流れで警察が捜査を始めたのかな。
今のところ
ここの
情報が出ていません。
私立保育園の保育士３人、１歳児を園内の倉庫に閉じ込め・大声で叱責・クリアファイルでたたく
静岡県裾野市の私立「さくら保育園」で、保育士３人が１歳児を倉庫に閉じ込めるなどの不適切な行為を行っていたことが２９日、園への取材で分かった。裾野市も問題を把握しており、事実関係などを調査している。
園によると、今年６、７月頃、３０～４０歳代の女性保育士３人が、担当していた１歳児を数分間、園内のおもちゃを保管する倉庫に閉じ込めたり、大声で叱りつけたりしたほか、クリアファイルでたたくなどしたという。行為は複数回にわたっていた。
別の職員からの相談を受けた園が調査。３人とも行為を認めたため、８月末に出勤停止などの処分とした。その後、１人は退職し、残る２人も近く退職する予定という。
桜井利彦園長（５３）は「言葉を話せない子どもに対して、あってはならない行為。管理不足で、本当に申し訳ない」と話した。
静岡・裾野のさくら保育園元保育士の女３人を暴行容疑で逮捕…園児を宙づり・殴打
静岡県裾野市の私立認可保育園「さくら保育園」で、保育士が園児の足をつかんで宙づりにするなどしていた問題で、県警は４日、元保育士の女３人を暴行容疑で逮捕した。
発表によると、逮捕されたのは、３０歳、３８歳、３９歳の３容疑者。
３０歳の容疑者は今年６月１日に女児の顔を押し、３８歳の容疑者は同２７日に男児を宙づりに、３９歳の容疑者は同１０日に男児の頭部を殴打した疑い。県警は園の関係者らから聞き取りをしていたほか、４日午前には暴行容疑で園の捜索を始めていた。
また、裾野市の調査で３人は今年６～８月、カッターナイフを見せて脅したり、真っ暗な部屋に放置したりするなどの悪質な行為も確認されている。
一方、県と市は３日、児童福祉法などに基づく特別監査を開始。桜井利彦園長（５３）から事情を聞くなどして実態を調べている。
