今回取り上げるのは、
静岡の幼稚園で
今年の９月（９月は暦的に秋なんですけど残暑まっただ中は夏だよね）に起きた
園児置き去り死亡事故に関するニュース。
一躍、
社会問題化したアノ事件です。
昨日取り上げた
保育園での不祥事……園児への暴力虐待不祥事の件とは
別件になります。
・
・
・
でも、
牧之原市も静岡県。
裾野市も静岡県。
場所は離れていて。
牧之原市は静岡の東部、駿河湾の伊豆半島側。
裾野市は静岡の西部、駿河湾の西端。
とまあ、
静岡県内ってだけで
それ以外の共通点はないのですが。
それに、
時期も、
裾野市の不祥事は
今年の６月、７月。
一方、
牧之原市の置き去り事故は、
今年の９月。
と、
時期もずれていて。同一性がありませんし。
なので、
この２つの施設で起きた事件に
関連性を探すのは難しい……のですが。
同一県内で
保育園幼稚園などの、
警察出動がある乳幼児施設での不祥事が立て続けに発生する、
というは
かなり珍しい事態。
偶然として片付けるのには、
異常すぎる状況です。
保育園幼稚園を
警察が捜査するなんて事例は、滅多にありません。
その
滅多に起きない事柄が、
特定の場所……というか、
自治体で重なったわけですから。
静岡県の
県行政監督機能に何かしらの問題が存在している、
と。
そう見るべきかなぁ。
・
・
・
県内の
保育園、幼稚園などの施設に対して。
緊急点検を始めるべきだと。
私的には
そう考えますけど。
静岡県民に、
そういう危機感はないのかな……
静岡・牧之原市の通園バス３歳児置き去り死、前理事長ら４人を書類送検
静岡県牧之原市で９月、認定こども園「川崎幼稚園」に通う３歳の女児が通園バスに取り残され、熱射病で死亡した事件で、県警は５日、バスを運転していた前理事長の増田立義容疑者（７３）ら４人を業務上過失致死容疑で静岡地検に書類送検した。
ほかに書類送検されたのは、いずれも女性で当時バスに補助員として乗車していた元派遣社員（７６）、女児のクラスの元担任（４７）と元副担任（２６）。
県警幹部によると、増田容疑者と元派遣社員は９月５日、女児の降車確認を怠り、午前８時５０分頃から約５時間にわたり園の駐車場に止めたバス内に女児を放置し、熱射病で死亡させた疑い。残る２人は女児の所在について保護者らに確認せず、安全管理を怠った疑い。
園側は当時、増田容疑者と元派遣社員は他の園児５人とバスを降りた後、車内の確認をしておらず、元担任らは女児が欠席と思い込んでいたと説明していた。
当日の市内の最高気温は３０・５度を観測しており、駐車場に屋根はなかった。県警が９月中旬、バス車内で行った検証によると、車内は急激に温度が上昇し、４５度超に達した。
女児は発見時、服を脱いだ状態で倒れており、車内からは空の水筒も見つかった。県警は、女児が水筒の中身を飲みながら、暑さをしのごうと服を脱いだものの、脱水症状となり動けなくなったとみている。
