先日、
日本政府が
日本に入国する
中国からの渡航者に関して
感染者が何人居たのか。
今週から始まった
水際対策の結果報告を出しました。
そして
それを追いかけるように
韓国政府も
中国からの入国者に関する感染者の数など、
水際対策の報告を出しました。
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さて、
この日韓両者の報告ですが、
どちらも1月第1週分のまとめ。
入国者数は異なりますけど、
入国者に対しての感染者の割合……
いわゆる
『陽性率』まで出ています。
そこで、
それを見比べて見ると、
日本に入国してきた中国からの渡航者の
総数が4895人。
これに対して、
新型コロナ感染者が408人。
陽性率が約8%。
一方の
韓国は、
1月2日以降で
中国から入国してきた渡航者が5360人。
そのうち、
空港での検査対象となったのが、
1199人。
その中で感染者が277人。
陽性率23.1%となっています。
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なんか
陽性率の数字に
3倍近い差があるのですが……
これは
韓国では、
空港で検査する人が限定されていて。
それ以外の
中国からの渡航者は空港を出た後、
移動先で検査を受ける、
という。
ちょっと変わったシステムになっているため、
報告された数字が
中国からの渡航者について
全数検査になっておらず。
母数の用件が異なっている故……なのかなぁ。どうなんだろう。
仮に、
空港検査対象外の人が、
全員、非感染者だった場合。
母数5360人に対しての
陽性者277人になるので、
陽性率は5%程度になりますけど。
これはこれで、
日本と差がありますねぇ……
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やっぱり、
1週間程度だと
数字に差が出るのかなぁ……
というか
偏りがあるのは避けられませんね。
中国からの渡航者、
とひとくくりになっていますけど。
出発地ごとの
地域差もあるでしょうし。
メディアが報じている情報を見ていると、
中国の中でも
北部と南部では、
感染状況が違っているみたいですから。
この先は、
地域毎の集計とか
出してもらえるのかなぁ……
中国から入国408人陽性 水際強化1週間
新型コロナウイルスの水際対策強化に関し厚生労働省は6日、中国本土からの入国時に検査をする臨時措置を始めた12月30日から今月5日までの1週間で4895人に検査をし、陽性は約8%に当たる408人だったと発表した。
中国本土でのコロナ感染拡大を受け、政府は12月30日から、7日以内に渡航歴がある人も含めて全員に入国時検査を実施。直行便が到着するのは成田など主要4空港に限定し、陽性者は検疫指定施設で原則7日間、無症状は5日間の待機とした。ウイルスのゲノム解析も行い、中国での感染状況や変異株の把握を進めている。
政府は、中国政府が新型コロナ対策を抜本的に緩和する8日からは、中国本土からの直行便の入国者に、出国前72時間以内の陰性証明の提出を義務付けるなどさらに対策を厳格化する。
中国からの入国者 陰性証明書義務化も空港検査で13%陽性=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国疾病管理庁によると、5日に中国から仁川国際空港に到着した1247人のうち90日以内の短期滞在の外国人278人が空港で新型コロナウイルスのPCR検査を受け、35人(12.6%)が陽性と判明した。
中国での感染急拡大を受け、韓国政府は2日から、中国からの渡航者に対し到着後のPCR検査を義務付けている。5日からは中国を出発する韓国行き航空機の搭乗前に新型コロナのPCR検査または医療用迅速抗原検査での陰性証明書の提出を求めているが、その初日も空港で検査を受けた中国からの入国者の8人に1人の割合で感染が確認された。
中国での検査から韓国に入国するまでに長い場合で48~50時間程度あるため、その間に症状が現れ、陽性判定が出る人がいると推定される。
中央防疫対策本部の洪禎翊(ホン・ジョンイク)防疫支援団長は6日の記者会見で「入国前の検査時には潜伏期で、その後に陽性に転じた可能性もある」とし、「中国で感染者が多いほど潜伏期の人が多いことになり、入国後に陽性となる人も多いだろう」と説明した。
防疫措置が強化された2日以降に中国から仁川空港を通じて入国した人は計5360人で、空港で検査を受けた短期滞在外国人の累計陽性率は23.1%(1199人のうち277人陽性)となっている。
中国からの入国者のうち、90日を超えて滞在する長期滞在の外国人と韓国人は入国から1日以内に居住地付近の保健所で検査を受けることになっている。