最近、
世界中で入国時の予防隔離、ウィルス検査の必須化が
進んでいる
中国人観光客。
韓国でも同様に
防疫隔離、
そして
ウィルス検査の陰性証明必須
となっています。
そういう状況で渡航してきた中国人客が、
入国直後のウィルス検査でコロナ陽性反応が出たので。
7日間の隔離施設行きとなりましたが、
そこから
脱走。
逮捕される、という事件が発生しました。
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この手の事件って、
一昨年とかの
新型コロナ感染行動規制が強力だった時期に
しばしば見られた光景ですけど。
韓国の場合、
防疫措置に従わず、
隔離施設から逃走した場合、
とか
ウィルス検査を拒否した場合、
罰金刑、
もしくは
懲役刑の
刑罰が科せられる法律が施行されています。
なので、
今回逃亡した中国人は、
この後、
中国政府の出方次第では
最悪、
裁判からの実刑、って結果もあり得ますね。
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まあ、
それはそれとして。
この手の事例って、
日本国内でも起きる可能性があるわけでして。
日本政府も、
それを踏まえた人員配置にしていますけど。
それでも、
不測の事態は起きます。
その場合、
罰則はどうなっているのか。
ちょっと調べてみたら、
入国に対して
防疫措置に従う、と宣誓した上で
入国したけど
誓約を破り従いませんでしたので
検疫法によって
罰則が科せられる、という仕組みになっていました。
逃走したコロナ陽性の中国人 ソウル市内で身柄確保
【仁川聯合ニュース】韓国入国後の新型コロナウイルス検査で陽性と判明し、隔離を拒んで3日夜に逃走した40代の中国人が5日午後1時前、ソウル市内のホテルで身柄を確保された。仁川中部警察署が明らかにした。
この中国人は3日に中国発の航空便で韓国の仁川国際空港第1旅客ターミナルに到着し、直後の新型コロナ検査で陽性と判定された。隔離先である空港近くのホテルに専用バスで到着後、行方が分からなくなっていた。
ホテルの防犯カメラには、バスがホテルの駐車場に止まってから6分後の3日午後10時過ぎ、この人物がバスから走り去る姿が映っていた。ホテルから300メートルほど離れた大型スーパーまで移動した後、タクシーに乗ってソウルに向かったとみられる。
隔離先には秩序を保つための人員が配置されていたが、逃走を防げなかったとされる。
警察はこの人物を仁川に移し、逃げ出したいきさつや経路などを調べる方針だ。
政府は新型コロナ感染が急拡大した中国からの渡航者による感染拡大を防ぐため、中国内の韓国公館を通じた観光用の短期ビザ(査証)発給を停止し、渡航者には入国前後の検査を義務付けている。空港で陽性が判明した短期滞在者は臨時施設で7日間隔離する。
逃走したコロナ陽性の中国人 「法に従い厳しく処罰」=韓国政府
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部の金星鎬(キム・ソンホ)第2総括調整官(行政安全部災難安全管理本部長)は6日、同本部の会議で、新型コロナウイルス感染による隔離を拒んで逃走し、5日に身柄を確保された40代の中国人について「法と原則に従い厳しく処罰する」と述べた。
この中国人は3日に中国発の航空便で妻と共に韓国の仁川国際空港に到着し、直後の新型コロナ検査で陽性と判定された。隔離先である空港近くのホテルに専用バスで到着後、行方が分からなくなっていたが、警察が5日にソウル市内で身柄を確保した。
金氏は「今後も海外からの入国者を対象にした防疫措置が着実に実施されるようにする」と述べた。
政府は新型コロナ感染が急拡大した中国からの渡航者に入国前後の検査を義務付けている。空港で陽性が判明した短期滞在者は臨時施設で7日間隔離する。
一方、金氏は直近1週間の1日平均の新型コロナ感染者数が6万580人で前週比8.2%減少したとし、昨年11月以降の流行「第7波」がやや頭打ちになっているようだとの見方を示した。ただ、1日平均の重症者数は4週、死者数は3週連続で増加しており安心できない状況だとし、とりわけ中国での感染者急増と一部の国での新たな変異株の広がりが韓国国内のコロナ流行に影響を与える恐れがあると指摘した。