今朝になって、
いきなり飛び込んできたニュースです。
ロシアのウクライナ侵攻において、
これまで
ロシア軍の戦闘において
主戦力をになっていたロシア民間軍事会社ワグネル……
判りやすく言えば外人部隊の傭兵ですね、
それが、
ロシア政府、プーチン大統領に反旗を翻して
ロシア領に攻め込んだ、と。
SNS上で発表しました。
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一方、
ロシア政府は
コレより先に
ワグネルの実質支配者というか指導者というか、
創設者プリゴジン氏に対して、
ロシア軍の攻撃に批判的過激な言動が
反政府的で、
ロシア政府に対して叛逆を扇動する内容だ、
とみなして。
反乱容疑の捜査に着手したそうな。
今朝
ニュースになった
民間軍事会社ワグネルのロシア領侵攻は
このロシア政府の反逆容疑に対する抵抗と見られています。
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とまあ、
今朝から流れているニュースを簡単にまとめてみたのですが。
情報が錯綜してますねぇ。
ロシア領へ侵攻した、
とSNS上で発表されましたが。
実際に
部隊が動いて進軍したのかどうかは不明ですし。
ロシア政府が
ワグネル創設者を
反逆容疑で捜査に着手した後も、
ロシア政府とワグネル創設者・プリゴジン氏で
交渉が行われている、という情報も出てますし。
いったい何を信じていいのやら……
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ただ、
これまで
一方通行というか、
方向が定まった情報ばかり流れていた中へ。
今回は、
これまでとは
流れの向きを変えた情報が
一気に
大量に投入されています。
これは
紛れもない事実。
そこから見て、
ロシアのウクライナ侵略戦争の戦局が、
これまで通りではない
新たな局面を迎えたのは
間違いありません。
プリゴジン氏の捜査に着手 露当局「反乱呼びかけた」
ロシアの国家テロ対策委員会は23日、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が「武装反乱の呼びかけ」をしたとして連邦保安局(FSB)が捜査に着手したと発表した。ロシア主要メディアが伝えた。同委はプリゴジン氏に対し「違法行為を直ちに停止するよう求める」としている。
プリゴジン氏は23日、自らの部隊をロシア軍が攻撃したと通信アプリで非難し、ロシア兵を処罰するべきだと訴えていた。
ロシアのウクライナでの軍事作戦で副司令官を務めるスロビキン航空宇宙軍総司令官は同日、ワグネルの戦闘員に対し、ロシア軍指導部に対する抵抗をやめるよう求めた。(共同)
プリゴジン氏「部隊をロシア南部へ進めた」 米も「情勢注視」
ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、プリゴジン氏は24日にかけて、部隊をロシア南部ロストフ州に進めたと明らかにした。
プリゴジン氏は通信アプリの投稿で、ロシアのショイグ国防相がヘリコプターやミサイルでワグネル部隊に向けて攻撃させたと主張。「軍指導部の悪の阻止」を呼びかけ「抵抗しようとする者や道路の障害物、頭上の航空機は即座に破壊する」と警告した。
米国家安全保障会議(NSC)の担当者は、プリゴジン氏の捜査について「情勢を注視している」と述べた。
プリゴジン氏を捜査 ワグネル創設者に「反乱」容疑―高官が説得、拘束の可能性も・ロシア
ロシア当局は23日、連邦保安局(FSB)が民間軍事会社ワグネル創設者エブゲニー・プリゴジン氏(62)の捜査に着手したと発表した。「武装反乱を呼び掛けた」容疑で、内部の主導権争いは新局面を迎えた。ウクライナ侵攻に影響を及ぼす可能性がある。
ワグネル創設者を捜査 「武装反乱」、軍批判に警告―主導権争い新局面、戦況に影響も・ロシア
プリゴジン氏は24日、南部ロストフ州ロストフナドヌーにあるロシア軍南部軍管区司令部で、エフクロフ国防次官と会談した。ワグネルの系列メディアがSNSに投稿した。「軍事クーデター」のまね事をやめるよう、国防省が説得を試みているとみられる。
国防省への批判を激化させてきたプリゴジン氏に対し、当局は23日、「違法行為を直ちにやめるよう要求する」と警告。FSBは24日、同氏を拘束する可能性に言及した。 プリゴジン氏は「プーチン氏のシェフ」の異名で知られ、ワグネルはウクライナ侵攻の一端を担ってきた。政権がプリゴジン氏の政治的影響力を含めた完全排除に踏み切るかは、予断を許さない。
プリゴジン氏は23日、「ロシア軍がワグネルの兵舎を砲撃してきた」と主張。公正を求め「行軍」を開始すると宣言した。国防省は砲撃の事実を否定し、偽情報による挑発だと反発した。
プリゴジン氏は24日、南部軍管区司令部で撮影した動画をSNSで公表。ワグネルが「(州内の)飛行場を含む軍事施設を掌握した」と主張したが、事実と確認されていない。動画の背景には、軍人や職員らが平穏に歩く様子が映り込んでおり、同氏が「偽情報」を発信している可能性もある。
プリゴジン氏が「2万5000人」と勢力を自称するワグネルに対し、ロシア軍高官はSNSを通じ、混乱はウクライナを利するだけだと自制を求めた。
ロストフナドヌーには24日、装甲車が展開した。モスクワのソビャニン市長も、市内にテロ対策措置が敷かれたと明らかにした。