ここ数日、
宮崎アニメ映画の最新作、
『君たちはどう生きるか』が
欧米の映画賞にノミネートとされていたのが
幾つもの賞を受賞する結果となって。
それが
ニュースになっていたので、
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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ただ、
私的には
この受賞劇には懐疑的でして。
宮崎アニメ映画の最新作、
『君たちはどう生きるか』を見た私的な評価は
内容的に、
何か特別なメッセージがあったとか。
そういう物は感じられませんし。
映像的に、
特別優れていた、とか、
斬新で革新性があった、とかという印象もなかったので。
それなりに丁寧で小気味よいテンポのアニメーション動画だけど、
過去の作品と比べて、
今回が飛びぬけていた、ってところは感じられなかったので。
受賞作と言われると
どうかなぁ、と困惑しますね。
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かつて
アニメ界の賞を総なめにした、
ディズニー製作の『アナと雪の女王』くらい、
分かりやすい
『斬新なテーマ』とか、
『共感できる内容』とか、
『感動的な美術』とか、
そういうのがあれば
納得いきますけどねぇ……
ただ、
この作品、
過激な暴力描写とか、
そういったポリコネが嫌いそうな表現はないので。
物語的に、
誰かと争ったりする内容ではないですし。
競争社会から、
童話の世界へもぐりこんで冒険する、
自分探しの旅みたいな。
そういう筋立てなので、
『幻想的』で『独特な世界観』は
他の作品と比べて突出してましたね。
そういう点で、
賞を出しやすかったのかなぁ、と思えたり。
アニー賞 「君たちはどう生きるか」が2つの賞に選ばれる
「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれるアニー賞の発表がアメリカのロサンゼルスで行われ、長編部門の絵コンテ賞とキャラクターアニメーション賞に宮崎駿 監督の「君たちはどう生きるか」が選ばれました。
今回で51回目となるアニー賞の発表と授賞式は17日、ロサンゼルスで行われ、各賞にノミネートされた作品の声優や制作陣がレッドカーペットを歩きました。
各賞の発表では、長編部門の絵コンテ賞とキャラクターアニメーション賞に宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が選ばれました。
賞を受け取った作画監督の本田雄さんは「今、宮崎さんは退屈していると思うので、次の何かに取りかかってくれるでしょう。そのときは私も力になりたい」とスピーチし、会場から歓声と拍手があがりました。
最も権威があるとされる長編作品賞には「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が選ばれ、ノミネートされていた「君たちはどう生きるか」と、新海誠 監督の「すずめの戸締まり」の受賞はなりませんでした。
また、アニメーションへの生涯を通じた貢献をたたえる特別賞に作曲家の久石譲さんが選ばれました。
このほか、テレビ・メディア部門では動画配信大手ネットフリックスのアニメ作品「BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」が6つの賞に選ばれ、このうち、編集賞にエディターで千葉県出身の白砂由佳さんが選ばれました。
宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」、英アカデミー賞アニメ映画賞受賞…日本映画で初めて
【ロンドン=蒔田一彦】英国アカデミー賞授賞式が18日にロンドンで開かれ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」がアニメ映画賞を受賞した。英BBCによると、日本映画のアニメ映画賞受賞は初めて。英国アカデミー賞では、2022年に濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が非英語映画賞を受賞した。