kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これがどれほどヤバイ話なのか、というと ── 大谷翔平の代理人、巨額の窃盗被害で水原一平を刑事告訴

というわけで、
いま世間を騒がせている
大谷選手の元通訳・水原一平氏の巨額窃盗事件について。
一つ前の与太書きの補足、みたいな書きなぐりです。



この事件、
アメリカの連邦捜査局FBI)が動くほどの
かなりヤバイ山なんですけどね。
つまり、
ローカルじゃなくて、
州の枠を超えたアメリカ全土規模の犯罪に関わっていますよ、
という話。
で、
もう少し詳しく見ていくと、
現在、
ネットなどで拾える情報では、
メディアなどのニュースインタビューなどから、
今回の事件の
水原一平容疑者が違法賭博を始めたのは
2021年からと言われていて。
それで、
2024年の3月に事件が公表されるまでに
大谷選手の口座から盗んで賭博組織に送金した総額が7億円弱です。
ざっと
単年で1億円以上を超えていて2億円を超えるかもしれない金額を
違法賭博につぎ込んでいたことになります。
つまり、
1人で年間1億円以上の売り上げをたたき出していたVIP客です。



で、
普通の賭博場ではこんな客は抱えませんw
マジで、
顧客が勝った場合の賞金が払い戻しできなくなるリスクがあるから。
掛け金に見合っただけの資金力を持っている
大規模な賭場じゃないと、
受け付けられません。
逆に言うと、
大きな賭け金勝負を受け付けてくれる賭場、ブックメーカーは、
小口の勝負は受け付けません。
賭け金がばらつくと
賭けの倍率、オッズ、レート設定ががおかしなことになる、というか
コントロールしづらくなりますから。
10ドル、100ドル勝負の中に
1万ドルの勝負が入ってきたら賭け自体が成り立たせるのが難しくなります。
だから
1万ドル以上で勝負できる賭けなら、
賭け金の最低が1口1000ドルからとか。
下限を設定して賭け金が揃うようにしてきます。
合法の賭場、というか
公認ギャンブルなら、
手広く顧客を募って賭け金の幅とかも上から下まで幅広く受け付けますけど。
違法ギャンブルだと、
手広く客を集めたらそこから足がついて
発覚、逮捕されるリスクが増えていきますから。
だから、
年間1億円以上の売り上げを支払う顧客がいる賭場には、
そういう
顧客がたくさん集まるんですよ。というか集めます。
そういう客を、それなりの数集めます。
100人単位で、
だいたい数百人程度。
それで、
賭場の売り上げが年間数百億円規模になります。
これが
顧客1000人を超えて年間売り上げが1000億円を超えていくなら、
もう全国レベルのデカいバック、
非合法組織がつきますね。



で、
問題なのはここからで。
現在、
インターネット上などに出ている水原容疑者の推定年収って、
だいたい日本円にして数千万円程度。
億円単位に届いていないんですよ。
まあ、
かなり好意的に見て億円を超えたかなぁ、という懐具合です。
ハッキリ言ってパンピー枠です。一般客。
とてもじゃないけど
2~3年で数億円を稼ぐとか
どう頑張ってみても無理としか思えない立場です。
そういう立場の顧客に、
数億円も金を貸してギャンブルをさせるのか、って話です。
胴元の立場から見て、
回収不能な相手にギャンブルさせている状況です。
これは、
まずあり得ません。
万に一つ、義理人情が絡めばあるかなぁ……
返せないのが分かりきっている相手に金を貸すバカはいませんって。
って状況ですね。
だから、
7億円弱もの負けが積み上がるようなギャンブルを
胴元が受けていたのが、
不可解なんですよねぇ。
なんでこんな儲けにならない勝負を受けて水原氏を遊ばせていたのか。
水原容疑者をハメ込んで
『飼い殺し』にして。
大谷選手とか、他の選手、チーム事情の情報を中抜きする、
『スパイ』に仕立てるにしても。
それなら、
最初に1~2億円ほど負けさせておけば用済みで。
その先のギャンブルは、
チームの内部情報と交換とかで、
賭け金を使ったギャンブルは絞るハズなんですよねぇ。
いちいち支払いを強制しないハズなんです。
『負け金』が水原容疑者を縛る首輪の役割を担っていますから。
だから、
水原容疑者が3年間で7億円弱の支払いをしているのは、
非常に不可解なんですよ。
さらに不可解なのが、
大谷選手の口座からの送金を賭けの胴元が受け取っている点です。
これも
かなり不可解です。というか普通ならありえません。
だって、
水原容疑者と大谷選手は別人ですから。
別人の口座から金を盗み出して送ってこられても、
それは大谷選手が了承しているのですか?
了承していなかったら共犯になりますよね。
こっちまで警察に捕まるだろうがフザけんな! って話です。
 ただ、
 今回の場合だと
 足が付いてもいいから短期で稼ぐだけ稼いで、
 警察に見つかったらさっさと潰してしまうつもりでとにかく稼ぐ。
 という方針で無茶な荒稼ぎをしていた、
 という展開もありえます。
 というのも
 賭博の胴元があっさり警察に捕まっていて捜査を受けてますし。
 普通なら逃げて行方をくらましたりするんですけど。
 そうしてないのは、
 最初から捕まえさせるつもりのダミーを胴元に置いておいて。
 稼いだ金は別に抜いておくタイプの違法賭博で。
 賭場を育てて顧客を増やして売り上げを増やしていく気は皆無。
 警察に見つかるのもお構いなしで搾り取れるだけ絞る賭場だったのかも。



で、
私なりに
いったいどういう状況なら、
こういう不可解な……
年収1億円にも届かない一般人が、
7億円弱ものギャンブルをさせてもらえるのか、
しかも他人の口座を使った送金を受取ってもえらたのか。
と考えると。
一つの可能性として、
水原容疑者が大谷選手の名前を騙って、
それでギャンブルをしていた。
これなら
十分にあり得ます。
大谷選手が直接取引したら問題になるから、
とか言い訳して。
水原容疑者が代理人として
大谷選手の代わりにギャンブル胴元に連絡を入れて。
大谷選手に指示されて賭けています。
と、
嘘を吐いて違法ギャンブルしていた。
で、
大谷選手からの賭け金です、と証明するために
大谷選手の口座を使って送金していた。
こういう状況なら、
賭博の胴元も
ガンガン勝負を受けますね。
大谷選手の年収が100億円以上だと
いろんな情報が出てますから。
青天井で、
大谷選手……を名乗っている水原容疑者が望んだ勝負をすべて受けますね。
というか、
多分
いまのところ明らかにされている状況が成り立つのは、
コレしかないでしょ。



というわけで、
水原容疑者がギャンブルにおぼれて莫大な借金を作り、
大谷選手の口座から勝手に送金した場合について。
考えられる状況を
私なりにまとめてみました。
が、
実は
これ以外にも
水原容疑者が大谷選手の口座から大金を送金した状況として
考えられるケースがありまして。
そちらの場合、
送金は
ギャンブルの負け金とは無関係になるのですけど、
ギャンブルの負け金以上にヤバい状況になるケースがあります。
で、
それは何かというと……
この先の説明が長くなるので、
続きは次回w

 

 

 

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大谷翔平代理人、巨額の窃盗被害で刑事告訴…借金肩代わりなら最低1年間の出場停止可能性

【ロサンゼルス=後藤香代、ソウル=帯津智昭】米大リーグ・ドジャース大谷翔平選手(29)の通訳を解雇された水原一平氏(39)の違法賭博疑惑で、米スポーツ専門局ESPNは21日、大谷選手が巨額の窃盗被害に遭ったとして、大谷選手の代理人が捜査当局に刑事告訴したと報じた。
 水原氏はカリフォルニア州ブックメーカー(賭け業者)との違法なスポーツ賭博で借金が膨らみ、大谷選手の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が返済されたと報じられている。ESPNの取材を受けた水原氏は当初、大谷選手に借金の肩代わりを頼んだと語ったが、翌日には発言を撤回し、借金について大谷選手は何も知らなかったと釈明した。
 ESPNによると、ドジャースはソウルで20日に行われたパドレスとの開幕戦後、クラブハウスに選手を集め、疑惑報道が出ると伝えた。ESPNは21日、関係者の話として「大谷選手は初めて何が起こっているのかを理解し、いくつかの質問を始めた」と報じた。
 一方、地元紙ロサンゼルス・タイムズは21日、トップニュースで疑惑を報じ、大谷選手の責任を問う論評を展開した。大リーグには「選手らが違法なブックメーカーのために働いたりした場合、最低1年間の出場停止処分を受ける」と定めた規則がある。同紙は、大谷選手が借金を肩代わりした場合を念頭に「違法な賭博業者の債権回収を手伝えば事実上、賭博業を営んでいることになる」との専門家の見解を伝えた。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、球団職員の水原氏が大谷選手の私的財産を利用できる状況にあったと報じられた点を問題視し、「スターの評判に泥を塗る恐れがある」と懸念を示した。
 21日のパドレス戦を終えた大谷選手らドジャースの選手たちはロサンゼルスへの帰路についた。大谷選手は試合後、「お疲れさまでした」と繰り返し、取材には応じなかった。

 

 

 

 

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大谷選手声明、送金口座の管理に言及なし…米メディア「答えが出るまで問題は収まらず」

 【ロサンゼルス=帯津智昭、後藤香代】ショック以上の感覚――。ドジャース大谷翔平選手(29)は25日、違法賭博疑惑を巡り、元通訳・水原一平氏(39)が解雇されてから初めて、自身の言葉で心境や経緯を語った。20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に水原氏と話し、自分の口座からブックメーカー(賭け業者)に送金されていたことを明かされたという。
 大谷選手は硬い表情で、時折書面を見ながら12分間ほどかけて説明。「僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、頼んだりということはない。僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことも全くない」と、口座から水原氏がお金を盗んだと強調した。
 声明によると、水原氏は開幕戦後のミーティングで、ギャンブル依存症だったことや借金があることをチームに打ち明けた。その後、ホテルに帰って2人になった際、「口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた」ということを明かされたという。「これはおかしい」と思い、代理人や弁護士らに連絡。「窃盗と詐欺なので、警察当局に引き渡す」との報告を受けた経緯を説明した。
 ゆっくりと丁寧に語る姿を見守ったデーブ・ロバーツ監督は「必要な全てを聞くことができたし、選手たちも同じように感じたはずだ」と受け止めた。
 一方、米メディアによると、大谷選手の口座からブックメーカー側に少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が電信送金されたことが、連邦政府による捜査で判明している。この日、送金に使われた口座がどのように管理されていたかの言及はなく、米メディアは様々な反応を示した。
 ドジャースタジアムの記者会見場で、大谷選手の目の前に座ったスポーツ情報専門サイト「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者は「とても強い主張だ。言ったことは正しいと思いたい。もしそうでないなら、異なる扉が開いてしまう」と印象を述べた。ロサンゼルス・タイムズのディラン・ヘルナンデス記者は「期待以上に語ってくれたが、水原氏はどうやって口座にアクセスできたのか、その答えが出るまで、この問題は収まらないだろう」との見通しを語った。
 大谷選手にとって、20日に解雇された水原氏は、昨季まで在籍したエンゼルスでの6年間を含め、二人三脚で歩んできた存在。練習相手や送迎など公私にわたってサポートを受け、右肘や左膝の手術から復帰の過程も熟知している。声明の冒頭で「悲しいというか、ショックです」と切り出したが、終盤には「正直、ショックという言葉が正しいとは思わない。それ以上の、うまく言葉には表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきた」と心境を吐露した。
 声明発表後は、2番指名打者エンゼルスとのオープン戦に出場。打席に入る度にファンから大きな歓声と拍手が送られた。観戦したロサンゼルス在住のハーメス・マドレッドさん(40)は「(声明を出したことで)リラックスしてプレーできるようになるはずだ」と気遣った。

本人が関与否定 ファンは「安心」
 スポーツファンが多く集まる東京都豊島区の居酒屋「バッカス」では26日夜、多くの客が店内のテレビで大谷翔平選手の声明発表の様子を報じるニュースに見入っていた。
 店を訪れていた横浜市の会社員の男性(45)は「(水原一平氏が)なぜ大谷選手の口座から送金できたのか疑問は残ったが、大谷選手本人が賭博への関与を否定する説明をしたので安心した」と話した。
 店主の樋口昌純さん(51)は「大谷選手は少し動揺している印象だった。たくさんのお客が大谷選手を心配している。これまで経験したことがない逆境かもしれないが、ファンを裏切らない活躍を見せてほしい」と期待した。