徐々に
事件の概要が明らかになってきた
大谷選手の通訳だった水原氏の違法賭博容疑。
この問題の
そもそも発端はアメリカの検察(FBI)とかが、
違法ギャンブルを運営していた運営者=賭博の胴元を捜査していて。
胴元が持っていた帳簿を調べていくと、
そこに
大谷選手の口座からの送金記録が載っていました。
それで、
大谷選手にも捜査が入った。
という状況から始まったのですが……
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それじゃあ、
警察が何をしに大谷選手のところへやってきたのか、
といえば。
大谷選手が違法賭博に関わっていたら逮捕するため、
これは当然として。
それのほかに、
いま現在、警察側で把握している違法賭博とは別の
違法賭博、ギャンブル運営、ブックメーカーの情報を大谷選手が持ってるのか。
警察が把握している以外の違法賭博に関わっているかどうかを捜査して。
他の違法賭博、ブックメーカーの情報を得るためでもあります。
検察・警察にとって、
まだ知られていない違法賭博、ブックメーカーを洗い出して、
関係者を捜査、逮捕する。
これが
最重要目的です。
けど、
この点は、
日本、アメリカのメディア含めて、
どこのメディアも言及していません。
私的には、
その点が
この事件に関する最も不可解な点、というか状況というか、
メディアの反応なんですよねぇ。
もっと突っ込むべき質問とか、説明するべき点とか、
色々あるだろ、ってモヤモヤしながら
テレビのニュースとかを見ているのですが。
ひょっとしたら、
現在
捜査進行中なので
メディアに対して箝口令が出されているのかも、
と思ったり。
つまり、
抵触するような情報をメディアが出したら、
『捜査妨害』として
アメリカのFBIとかから訴えられて逮捕される状況なのかも。
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というわけで、
私なりに
この事件に関して
いま現在の疑問点だけどメディアがまったく触れていない点を
以下に
列挙していくと。
>水原氏が大谷選手の口座から送金した金額は、
日本円にして7億円弱といわれていますが。これがすべてなのか?
すでに公表されている以外の送金(水原氏の窃盗)はなかったのか?
それと併せて、
水原氏が送金に使用した大谷選手の銀行口座は一つだけなのか?
複数の口座から送金していないのか?
>水原氏が利用していた違法賭博、ブックメーカーは
1か所だけなのか。
現在、公表されている情報では、
付き合いがあった違法賭博ブックメーカーが一人、取材に応じているけど。
これ以外のブックメーカーは利用していなかったのか?
>水原氏は現在行方不明、ということだけど……
すでにアメリカの検察・警察が逮捕していて身柄を確保しているのではないか?
当人の安全を保障するためと、
ほかにも存在する違法賭博、ブックメーカーに対して
捜査の進展を秘匿するために水原氏の存在は隠されているのではないか?
球団が水原氏を解雇→その場で警察が水原氏を逮捕。身柄を確保した、とか。
そして、
大谷選手側も球団側もその状況を知っているけど、
警察から口外を禁じられているのではないか?
とまあ、
幾つかの疑問があるのですけど。
最大の懸念は、
水原氏が逃亡して行方不明の場合、
最悪のケースとしてすでに殺害されている可能性がある事です。
というのも、
違法賭博に手を染めるほどのギャンブル中毒の人間が、
単独の賭博場だけしか利用していなかった、ってのはあり得ませんから。
これ、
パチンコ基地外とかで考えると分かりやすいのですけど。
なんど勝負しても負けばかりのパチンコ屋は使わないよね。
負けが込んだから、
勝てない賭場はあきらめて、
場所を変えて、
別のパチンコ屋を試すでしょ。
勝てないパチンコ屋に通い続けません。って。
そして、
利用者ひとりから数億円を吸い上げられる賭博場って、
かなり上等で。
そこを利用していた利用客は上流階層ですよ。富裕層専用でしょ。
そういう人たちにとって、
マスコミの注目を集めている
今回の水原氏みたいな存在は迷惑千万な話ですよ。
邪魔者以外の何物でもないでしょ。
マジで『今すぐ消えてくれて』って
誰かに頼みたくなるよね。
「僕の口座からお金を盗んだ」「すべてがうそだった」大谷翔平選手の声明全文
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)は25日午後(日本時間26日早朝)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで、専属通訳を務めていた水原一平氏の違法賭博に関与していたという疑惑について、騒動発覚以来初めて取材対応。出席者は大谷選手本人と通訳の2人だけだった。大谷選手が問題の中身を説明。調査進行中ということで質疑応答は受け付けなかった。大谷選手の声明は次の通り。
「まず皆さん、来ていただいてありがとうございます。僕も話したかったのでうれしく思っていますし、チームの関係者も皆さん、ぼく自身もそうですけど、ファンの皆さんもここ一週間くらいですかね、厳しい一週間だと思うのですけど、皆さんも含めて我慢とご理解をしていただいたのは、すごくありがたいなと思っています。まず、僕自身が信頼していた方の過ちというのを悲しくというか、ショックですし、今はそういう風に感じています」
「現在進行中の調査もありますので、きょう話せることにまず限りがあるということにご理解いただきたいということと、また、きょうここに詳細をまとめた、わかりやすく皆さんにお伝えするためにまとめたメモがありますので、そちらの方に従って、何があったのかというのをまず説明させていただきたいなと思います」
「まずはじめに僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません」
「本当に数日前まで、彼がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした」
「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、僕の周りに、みんなに嘘をついていたというのが結論からいうとそういうことになります」
「まず初めにいうと、先週末、僕の代理人に対してメディアの方から、私が国内ですね、日本のブックメーカーから僕が関与しているのではないかという、スポーツ賭博について関与しているのではないかという打診、連絡がありました」
「一平さんは僕にこういった取材の依頼があるということをまず僕には話していなかったし、僕にはそういう連絡が来ていなかったということと、初めに代理人には一平さんは僕と話してわかったのは、一平さんにではなく、某友人の借金の肩代わりとして支払ったという風に、僕の代理人を含めてみんなに話していました」
「その翌日にさらに尋問で、一平さんは僕の代理人に対して、借金は自分のもの、つまり一平さん自身がつくったものということを説明しました」
「それを僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話しました」
「そしてこれらは全くすべてが嘘だったということです」
「一平さんは取材依頼のことも僕にもちろんその時伝えていなかったですし、代理人の人たちに対しても、『僕はすでに彼と話してコミュニケーションを取っていた』ということも嘘をついていました」
「僕、代表、チームにもの代理人たちに対しても、僕とコミュニケーションを取っていたと嘘をつきました」
「そして僕がこのギャンブルに関しての問題を初めて知ったのは、韓国の第1戦が終わった後に行われたチーム・ミーティング、試合の後のチーム・ミーティングの時です」
「そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕に通訳もついていなくて、すべて英語で話していたので、完全には理解できていなくて、何となくこういう内容であるとはおそらくは理解できていましたけど、何となく違和感はその時は感じていました」
「でまあ、その時彼は僕に対してホテルに帰った後で、2人でより詳しいことを2人で話したいので今は待ってくれという風に言っていたので、僕はまずその時はホテルまで待つことにしました」
「僕は一平さんがその時に、ミーティングの時にギャンブル依存症だということを僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金をしていることもそのミーティングの時は知りませんでした」
「僕は彼の借金返済にもちろんその時同意していませんし、ブックメーカーに対して彼に送金してくれと頼んだことも許可したことももちろんないです」
「そのあと、試合後ホテルに戻って、一平さんと初めて話をして彼に巨額の借金があることをその時知りました」
「彼はその時私に僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました」
「僕はやっぱりおかしいなと思って代理人に話したいということで、代理人を呼んでそこで話し合いました」
「話を終わってこれを聞いて、僕の代理人もやっぱり彼に嘘をつかれていたということを初めて知って、すぐにドジャースの皆さんと弁護士の人たちにその時に連絡しました」
「ドジャースの皆さんも弁護士の人たちも、彼らもその時に初めてまた嘘をつかれていたということをその時に知りました」
「そして僕が、弁護士の人たちがこれは窃盗と詐欺のことなので、これを警察の当局に引き渡すという報告をその時にしました」
「これがそこまでの流れなので、僕はもちろんスポーツ賭博にもちろん関与していないですし、ブックメーカーに送金していたという事実は全くありません」
「正直ショックという言葉がまあ、正しいとは思わないですし、それ以上の言葉では表せないような感覚で、この一週間くらいはずっと過ごしてきたので、今はそれを言葉にするのは難しいなと思っています」
「ただ今シーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方々にもお任せしますし、僕自身も警察当局の協力に、全面的に協力したいと思っています」
「気持ちを切り替えるのは難しいですけれども、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、きょうまたお話できてよかったと思っているので、まあきょうは質疑応答は、これが今お話しできるすべてなので、質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います」
「以上です。ありがとうございました」