今シーズン始まったばかりで、
今シーズンの大谷選手はDH打撃の専門。
しかも
去年はMLBホームラン王田タイトルを獲得しているし。
日本人選手記録達成は確実、
という状況で。
日本メディアに連日追いかけられて大変だったなぁ。
というのが、
今回の記録に対する私的な印象ですねw
大谷翔平が176号、松井超えに「やっぱり目標にしていた」…高まる要求に「1打席1打席が大事」
【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平(29)が21日(日本時間22日)、松井秀喜さん(ヤンキースなど)を抜いて日本選手として歴代最多となるメジャー通算176号本塁打を放った。ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたメッツ戦に2番指名打者で出場し、三回一死一塁の場面で右中間に今季5号の先制2ランを放った。5066打席で175本だった松井さんを、大谷は2979打席目で上回った。試合はドジャースが10―0で快勝した。
松井秀喜さんで思い浮かぶのは、ピンストライプのユニホームだという。「巨人よりもヤンキースのイメージの方が強い」と大谷。長距離打者の象徴的存在だった松井さんのメジャー通算本塁打数を超え、日本選手の歴代最多となる176号に到達した。
三回の第2打席。一死一塁の場面で、スライダーが真ん中に来た。強振した打球は右中間スタンドへ。打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離423フィート(約129メートル)の打球を見た大谷は本塁打を確信し、一瞬立ち止まった後、ゆっくりと走り出した。「最近になって、どのくらい松井さんが打っていたか知った。知ってからはやっぱり目標にしていたし、早く打ちたいとは思っていた」と振り返った。
松井さんが「勝利の歴史があるチーム」と評するヤンキースは、27度のワールドシリーズ制覇を誇る。重圧のある名門に7年間所属した松井さんに対し、大谷は昨季まで6年間プレーしたエンゼルスでは一度もプレーオフに進めなかった。
8度目のワールドシリーズ制覇を目指すドジャースでは、得点圏打率の低さを指摘されるなど、求められるものが高くなる中で、「プレッシャーがかかる、かからないというわけではなく、一打席一打席が大事」と大谷は言う。
ロバーツ監督は「松井秀喜は偉大なホームランバッターだった。翔平が松井を尊敬していることは知っている。どんな記録も、翔平は全て破ろうとしている」と語る。「本塁打は自分の長所なので大事にしていきたい」と考える大谷。ワールドシリーズ最優秀選手に輝いた松井さんのようにチームを勝利に導く活躍を、周囲は期待している。(帯津智昭)