kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

社会保障と一体化した税制改革……年金の支給開始年齢を引き上げちゃダメでしょ

民主党の税調が復活して、
社会保障と一体化した税制改革の議論を始めたのですが……
どこからか、年金支給開始年齢の引き上げなどが囁かれ始めました。
これ、本気なんですかね。
なんというか、政治的なセンスがないですな。
若者の年金離れ、年金未納問題が叫ばれている昨今、
支給開始年齢を引き上げちゃってどうするんですかね。
さらに、未納者を増やしたいのでしょうか。
だって、開始年齢を引き上げると言うことは、
若年者からしたら、
貰えるかどうかわからない年金を、
現在、年金で暮らしている老人を支えるために支払ってくれ、
と言われているのに等しいですよ。
これで、年金を支払う人は、
震災の義援金を支払うのと同じ、助け合いの精神だけで、自己の未来は捨てて払うくらいの覚悟が必要ですよね。
菩薩の境地ですよ。
いいかげん、無制限に爺婆を甘やかすのは、やめにするべきではないですか。
こんな現実離れした話ばかりしているから、
本人死んでいるのに子供が不正受給するなんて、おかしなことまで起きるんです。
いま、年金に必要な改革は、支給額の減額や、支給開始年齢の引き上げではありません。
終身年金制度の廃止です。
年金支給期間を65歳から84歳までの20年間と区切って、
そこから先は、自己資金で生活してください。と老人にもきちんと負担を求めることです。
反対する人が居るなら、いままでの納付金額を払い戻して(すでに支給を受けている人については、
交付した年金額を相殺して)年金を解除したらいいんです。
まあ、84歳で年金が打ち切りになったら苦しい人のために、
65歳からかけることのできる、後期老齢年金という制度を新規に設立して、
65歳から84歳まで保険料を納付して貰えたら、
次の85歳から94歳まで年金を支給するようにしたらいいのですよ。
そしてさらに、94歳から年金が欲しい人には、
85歳から94歳まで引き続き、後期老齢年金を掛けてもらって、
さらに次の100歳までの5年間年金を支給してあげればいいんですよ。
そんな感じで、年金を受け取りたかったら、
その分延々と掛け金を払い続けるシステムにすればいいんです。
それが嫌な人は、納付金を全額払い戻して、解約できるようにしたらいいんです。
こういう制度の方が、
若者だけに負担求めず、
高齢化が進む現代日本社会の現実に、よほどマッチしていると思うのですけどね。
消費税なり、所得税なり、法人税を年金の支払いのために増税するのは、
社会を弱体化させて老人天国を作り、結局国家の財政破綻を招いて、
年金制度を崩壊に導くだけだと思いますけど。
そういう政治センスのある政治家はいないんですかね。