kg_noguの愚痴日記

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実は戦争が迫っているのかもしれない――【南シナ海問題】「中国はいかなる国をも上回る規模と速さで埋め立て」と米国防長官

ここ1〜2年、中国、韓国、日本、アメリカの国際関係についてアレコレと書いてきたのですが。
現実は、私が想定しているよりも、かなり切迫しているのかもしれません。
と最近思うことが多くなってきました。


【南シナ海問題】「中国はいかなる国をも上回る規模と速さで埋め立て」と米国防長官 「事実無根」と中国反論(1/2ページ) - 産経ニュース 【南シナ海問題】「中国はいかなる国をも上回る規模と速さで埋め立て」と米国防長官 「事実無根」と中国反論(1/2ページ) - 産経ニュース

2015.5.30 20:23更新


 【シンガポール=吉村英輝】シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説したカーター米国防長官は、強い調子で中国批判を展開した。南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島海域で中国が人工島建設を進めている事態を受け、いらだちをあらわにしたものといえ、対中包囲網の強化に向けて米政府の意思を示した形だ。
 「南シナ海で1カ国だけ、いかなる国をも上回る規模と速さで埋め立てを進めている。中国だ」カーター氏はこう述べ、中国が過去18カ月で2000エーカー(約8平方キロ)の岩礁を埋め立て、「誤解と衝突を生むリスクを高めた」と警告した。
 演説後の質疑応答で中国側は即座に反論。軍服姿の中国軍事科学院の趙小卓研究員が「批判は事実無根で問題解決にならない」と述べて中国側の活動を正当化し、米軍の監視活動が緊張を高めていると反論した。
 これに対しカーター氏は、「南シナ海で新事実を生み出しているのは中国だ。米国ではない」と応じ、「懸念は米国だけではなく、各国が抱いているものだ」と述べた。
米議員団を率いて会議に参加した米上院軍事委員会のマケイン委員長も記者会見で、中国の人工島建設を批判。中国が「領海」と主張する人工島の12カイリ(約22キロ)内に米軍が航空機などを進入させる意向を表明したことを念頭に、「米国は行動に移すと期待している」と訴え、東南アジア諸国の懸念払拭(ふっしょく)に努めた。
 カーター氏は、南シナ海における領有権問題で中国と衝突するベトナムを31日に訪れ、軍事協力強化を盛り込んだ声明に署名する予定。「中国寄り」と揶揄じじ(やゆ)されるカンボジアのティア・バン副首相兼国防相ですら、討論会で国際法による領有権問題解決と「大国としての責任」を求め、暗に中国を批判した。
 31日には中国人民解放軍の孫建国・副総参謀長が意見表明を行う予定で、その発言が注目される。


【南シナ海問題】中国の人工島、軍事目的明らかに 火砲確認の米政府、軍事筋は「レーダーやミサイルも配備される」(1/2ページ) - 産経ニュース 【南シナ海問題】中国の人工島、軍事目的明らかに 火砲確認の米政府、軍事筋は「レーダーやミサイルも配備される」(1/2ページ) - 産経ニュース

2015.5.30 20:17更新

 【ワシントン=青木伸行】米国防総省のウォーレン報道部長は29日、中国が南シナ海で造成する人工島の1つに火砲を配備したことを明らかにした。人工島が軍事目的で使用され、装備の運用段階に入ったことを裏付けるもので、南シナ海をめぐる情勢は新たな局面に入った。
 火砲の配備については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が28日、米政府当局者の話として、自走砲2台が確認されたと報道。ウォーレン部長はこの報道を確認し、「いくつかの武器を特定した。人工島の軍事化に米国は反対している」と非難した。
 当局者によると、自走砲2台は米軍の偵察機が撮影した画像を分析した結果、判明した。確認されたのは約1カ月前だった。
 米政府は「(自走砲は)米軍の航空機と艦船に対し、脅威を与えるものではない」(当局者)としながらも、ベトナムが実効支配する島など近隣の島や岩礁が射程に入ると指摘し、脅威認識を高めている。
 ただ、直近の偵察の結果では自走砲を目視できず、移動したか、意図的に隠した形跡があるとしている。
 米政府は最近になって、人工島の12カイリ(22キロ)以内で米軍の艦船、偵察機を活動させることを検討し始めるなど、中国への批判と対抗姿勢を強めている。
 その背景の1つに、自走砲の配備が確認されたことがあるとみられる。
 中国はこれまで、人工島を軍事目的ではなく民間利用すると主張し続けてきたが、それが“詭弁(きべん)”であることが証明された形だ。
 米政府は「自走砲を手始めに今後、レーダーや艦船、航空機、ミサイルなどが徐々に配備されていくだろう」(軍事筋)とみている。フィリピン政府が「米国の関与強化」(ガズミン国防相)を求めているのも、焦燥感の裏返しだ。
 オバマ大統領はしかし、一触即発のリスクを伴う米軍機などの12カイリ以内への展開についてはなお、決断していない。中国に対し非難すること以外、打つ手がないのが実情だ。

『要塞』を作るのは、どう解釈しても『戦争準備』に他ならないわけで。
そうなると、
なんというか、相当マズい状況ですね。
おそらく、
最近、国会で盛んに議論されている集団的自衛権行使の法制化、
中国の南シナ海での暴挙と、日本の集団的自衛権行使の議論、
卵が先か鶏が先かの議論で言えば、
明らかに、米国が中国への戦争準備に入った――南シナ海での武力行使のための準備を、日本に内々に伝えてきた。こちらが先で、その後の日本政府が泥縄の自衛権法制化なのでしょうね。
そう考えると、
安倍首相がアメリカ政府にあれだけ厚遇されているのも、腑に落ちます。
AIIBですり寄ったイギリス、や。
最近訪中が目立つ、自民党の二階氏などは、戦争回避のためにもうけられた外交チャンネル、って事なんでしょう。
とは言っても、今回の場合、落としどころは
南沙諸島の共同管理」……人工島の領有権は事実上、中国に認めつつも、港や空港などの施設は他国の船や飛行機にも解放する。
って具合でしょうか。
ただこれだと、中国も周辺国も素直に聞き入れられるとは思えません。
となると、
アメリカが戦争に勝てる体制を作った時点で「開戦」となりそうです。
>米国防総省のウォーレン報道部長は、中国が南沙諸島の人工島に兵器を持ち込んだと発表。
これが『大量破壊兵器』に変わったら開戦のシグナルですね。それが、いつの日なのか。

で、歴史認識の問題でトンチンカンな主張ばかりしている、隣国は。完全にカヤの外。
アメリカのアジア防衛計画から抹消されているのは間違いないですねぇ(笑


冗談めかして書きましたけども、
アメリカやヨーロッパは、お人好しの戦後日本とは異なり、
国益のために人を殺したり、他国を侵略するのも容赦ない国家です。
もはや発展要素のない中国から金を吸い上げるために、
これから経済発展が著しく金の卵を産んでくれるだろう東南アジアを放棄する。
なんて選択は絶対にありえません。
そして何よりも、
最近とくに言われる話ですけど、
中国がロシアのウクライナ進行を手本して既成事実化をもくろんで。アメリカを懐柔できると思っているなら。それは大間違いです。
南沙諸島に要塞を作られてしまうと、アメリカ海軍の太平洋艦隊は存在意義を失ってしまいます。太平洋からインド洋へと艦隊が進出することは、ほとんど不可能になりますから。
アメリカ海軍の存在意義そのものの消失を招く事態をアメリカ軍が受け入れることは絶対にありえません。
アメリカ軍は自己保全のために必ず戦争を起こします。アメリカは中国以上にエゴ丸出しの大国ですから。そのくらいの事、簡単にやってのけますよね。
中国が南沙諸島を軍事要塞化するなら、戦争は絶対に避けられないでしょう。
……軍事要塞化されないなら、アメリカもそこまでムキになったりしないでしょうけども。

いきなり開戦、ってことはないでしょうが。
そして、アメリカ軍が直接矢面に立つこともないでしょうけども。
まずは、『国際査察団』なりの現地調査などが提案されるでしょう。
ただ、中国がそれを素直に受け入れるか……と言えば。微妙ですね。
シンガポールのアジア安全保障会議での中国人民解放軍参謀長の答弁の様子がテレビのニュースで映されていましたけども。そうとう感情的になっているのが見て取れましたし。
国際会議で、中国人民軍が誰かの言い分を聞き入れるだけの度量がある、かはかなり疑問です。

とりあえず、
今身近に感じている私の現状認識は、
まず情報戦 ← これが今の段階。
次に経済戦 ← 多分、この後激化。
最終的に武力衝突。
ただ、戦うのは中国からの侵略に立ち上がったフィリピン、ベトナム、タイなどのアセアン連合軍(実質アメリカ軍が支援)と侵略者、中国軍の開戦。ってことになるのかもしれませんが……
で、国内世論の成り行きを見て、アセアン軍の救援という形でアメリカ参戦、って形ですかね。

中国が引かなければ、ガチの局地戦争も辞さないでしょう。

これはもう、北朝鮮有事レベルの話ではないですよ。
いったい、
どうなるんでしょうか。
高見の見物……とは行きませんよねぇ。日本に住んでいる以上。
何かしらの
覚悟を決めなければ、ならない時なのかもしれません。
後悔だけはしないように……って、無理ゲーですけどね。
クソゲーな人生よりはマシですか。