kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは、ねぇ――周永康氏、無期懲役 「大トラ退治」あっけなく終幕

何というか……中華人民共和国の歴史では。権力闘争に破れた指導者、幹部クラスの国家的偉人が獄中死、という事例がけっこうあるので.
この件もとくに珍しいことはないのですけども。
これも、そういう前例にならうのですかねぇ。


周永康氏、無期懲役 「大トラ退治」あっけなく終幕 党イメージ悪化懸念? 裁判非公開(1/2ページ) - 産経ニュース 周永康氏、無期懲役 「大トラ退治」あっけなく終幕 党イメージ悪化懸念? 裁判非公開(1/2ページ) - 産経ニュース

2015.6.11 23:56更新


 【北京=矢板明夫】「トラもハエもたたく」として、中国の習近平政権が全国で大々的に展開した反腐敗キャンペーンで、元最高指導部メンバーの周永康・前共産党政治局常務委員は「最大のトラ」と位置づけられてきた。“反腐敗ショー”のクライマックスになるはずだった周氏の裁判は、あっけなく幕を閉じる形となった。 
 これまでの中国メディアの報道によれば、周氏は石油閥の総帥としてエネルギー業界に長年君臨しただけではなく、警察、検察、裁判所を統括するトップを5年間も務めた。政財界に広範な利権のネットワークを築き上げ、摘発された当初、周一族の不正蓄財の金額は1000億元(2兆円)もあると伝えられた。
 多くの中国国民は、裁判で犯罪の詳細が明らかになることを期待しており、習近平国家主席も当初、周氏の裁判の公開に前向きだったという情報がある。
 しかし、5月22日に始まった裁判は開催時期すら発表されなかった。法廷での主なやり取りがインターネットで公開された元重慶市トップ、薄煕来氏の裁判に比べ、透明度が大きく後退した感は否めない。
 党内では江沢民国家主席をはじめ、依然として周氏を擁護する勢力があり、公開裁判に反対したといわれる。習氏の周辺も、裁判で共産党中枢の腐敗まみれの実態や、権力闘争の内幕を一般国民に知らしめ、党のイメージが悪化することを警戒した可能性もある。
 裁判で認定された周氏とその家族の汚職の額は約1億3千万元(約26億円)だった。汚職に関連する裁判では、収賄の額が1億元を超えると死刑判決が出るのが相場といわれる。にもかかわらず、判決は無期懲役にとどまった。捜査段階で、非協力的な態度を取っていたと伝えられた周氏だが、裁判では容疑を全面的に認め、反省しているという。死刑回避のため、水面下で何らかの取引が行われた可能性がある。
 この時期に判決が出たことは、8月に河北省の避暑地で開かれる共産党指導者と長老が参加する重要会議、北戴河会議の前に決着をつけたかったことを示しているようだ。昨年末まで、党の規律部門が毎週のように汚職高官を摘発していたが、最近ではその勢いが衰えた。党内の抵抗が一層強くなったとみられる。周氏への判決を機に、反腐敗キャンペーンは終息に向かう事態も想定される。

ニュース解説で、
事件の背景や今後の習近平政権の動向とか。
説明してくれるのを期待して、いろんな番組を見てみたのですけども。
昨日、今日では。サッパリです。何も見つけられてませんでした。
ブックマークを貼った記事では、
習近平政権の粛清(腐敗撲滅と銘打ってますけども……私的に権力闘争での粛清にしか見えません)
が今回の一事で終わるかもしれない、と書いてあります。
けれども、
これが権力闘争なら頭を潰しただけで終わらせてしまう事はあり得ないわけで。
このまま終われば、残敵の逆襲を受け。
次は我が身で有ることを習近平代表も判っているはずです。
やるなら徹底的に……完膚無きまでに叩きつぶすまで続けるはずです。
なので、
大物の逮捕は今後、今年から来年にかけてまだまだ続くと、ワタシなんかは予想しているのですけども。
どうなんでしょうかねぇ。
習近平政権の中国平定を象徴づける、最後の大物として「周永康」が
死刑台に上がった。
と言うことなら、これで打ち止めになるでしょうけども。
私的には、
周永康」に、そこまでの『カリスマ』は存在していない、と感じています。
やはり、最後は『江沢民』ではないでしょうか。


専門家が解説してくれないかなぁ……