日本のメディアは、選挙一色で、
国外の情報はほとんど取り上げられてなくなっている間に。
またぞろ韓国では、慌ただしいことになっているようです。
『斬首作戦』の情報が北朝鮮に漏れていた、とか。
それも去年の話だとか。
今頃、何言い出しているんだ、このバカは。
対北朝鮮の安全保障体制がメチャクチャですよ。
こんな大ボケかましておいて、
それで、
『対話しましょう』とか。相手にされるわけないでしょ。
この事件はあまりも斜め上すぎて、
情報がいまいち信じられないところがありすぎ、
続報を待て、状態なのですが。
それ以外にも、
こんな話題もあるのですけど。
こっちも日本ではほとんど取り上げられていないのですねぇ……
ネットの方では、
一部界隈でけっこう以前から話題に上がっていたんですけどねぇ。
『韓国、ざまぁ!!』ネタとして。
好悪の情を抜きにして、
第三者の立場から客観的に見ても、
スワップを必要としているのは韓国側であって、
相手国は……今回の場合、中国はまったくメリットを感じられないわけですから。
中国の動きが鈍いのは当然で、
その結果、ズルズルと協議は先延ばしになって。
今のスワップの期限の方が過ぎてしまい……スワップ終了、と。
まぁ、そうなるよな。
さて、
ここまでは予想の範囲内で、取り立てて珍しいこともなく、
一部の人達の間で『韓国ザマァ』ネタとして盛り上がっているわけですけど。
この話が面倒くさいのは、
スワップが終了しては困る韓国が、
中国と取引してもスワップを継続してもらおうとしている、ところなんですよねぇ。
ブックマークを貼った記事の中にも書いてある通り、
中国としては、
終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備をめぐって韓国に圧力を掛けている中で、
スワップの延長、は重要な政治カードなわけです。
THAAD配備で韓国に対する感情を悪化させている自国民の手前もありますし、
なんの代償もなしに応じる筈がないわけです。
でも、
韓国がスワップの代償として、それなりの対価を払うのなら、
応じることにも吝かではないわけで。
そういう状況で、
中国が交渉の答えを引き延ばしている、という場合、
考えられるケースとしては2つあります。
一つは、
スワップ期限満期による自動終了後、韓国側が交渉継続を一方的にアナウンスしているだけで。中国側はまったく関与する気が無く放置している。
つまり、韓国が勝手に騒いでいるだけ、って場合です。
これはけっこうあります。
韓国政府が言い訳に困って、その場しのぎの説明をでっち上げて、
後から相手側から事実と違う、と言われて、
ますますドツボに嵌まるパターン。
難航する外交交渉だと、
これまでにも何度かありますね。
最近では、
THAADや北朝鮮への対応をめぐる米韓の主張の食い違いなどが、その顕著な事例です。
二つ目の場合は、
中国にスワップを新規で検討してもらうため、韓国側が何かしらの条件を提示した場合。
そして、
その条件が公に出来ないような内容の場合、とかです。
こっちの場合……
提供されるのは、米韓関係の機密情報とかになりますよね。
たとえば、
こんかい冒頭に少しだけ触れた、
韓国軍で軍機扱いだった『斬首作戦』――北朝鮮の金正恩暗殺計画が北朝鮮にハッキングされていた事件。
これがついこの前、暴露されましたけど。
この話、
北朝鮮にハッキングされて情報を盗まれたことになってますけど。
本当のところはねぇ……
情報を売った場合でも『ハッキングされた』と言い張って、
それで済ませてしまうお国柄ですからねぇ。
それと似たような事を中国相手にするつもりなのでしょう。
さて、
こっちの情報リークによるスワップ交渉、
仮にこれが実現してしまった場合、
国家の安全保障においてアメリカに頼るところ大の日本も、
無傷ではいられません。
なかなかどうして、
『韓国ザマァ』で笑って済む話ではありません。
日本としても、
今後の動きを注意深く見守る必要があります。
中国と韓国の間に新規のスワップ協定が結ばれた場合、
かなり危険な兆候と言えそうです。
10日に期限を迎える韓国と中国の通貨スワップ協定は延長交渉が大詰めを迎えている。両国間の通貨スワップは2008年に締結された後、3年ごとに延長されてきた。
李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁は「まだ全てが解決したわけではなく、10日も(中国との)会合が予定されている」と述べ、中国と交渉中であることを認めた。李総裁はまた、「きょうが期限だからといって、必ずこうしなければならないということはない」と語った。ひとまず期限切れを迎えるが、速やかに新たな協定を結べば、協定延長と同じことだとの認識を示したものだ。韓中通貨スワップは昨年時点では順調に延長されるとみられていたが、韓国への終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備をめぐる対立がエスカレートし、延長が微妙になっていた。
韓国政府周辺からは両国の実務レベルでは合意に至ったが、中国の共産党指導部の承認が出ていないのではないかとの見方が聞かれる。このため、交渉の行方は今月18日に開幕する中国共産党大会が終わらなければ分からないとみられる。キム・ドンヨン経済副首相は「中国も人民元の国際化に向け、(通貨スワップ延長に)関心を抱いており、(交渉結果を)待っていてほしい」と述べた。
というわけで、
一部では、中国で交渉していた韓国の高官から
中国側とスワップ延長について合意に達した、
という話も出てきているのですけど。
それが本当だと、
韓国は、アメリカと日本を中国に売り渡した可能性が大です。
この後、
日本は、相当危険なことになるかもしれません。