kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

オーバーロード12巻の感想の3

さて、前回書いた通り、小説:オーバーロード12巻の考察の続きです。
もう3回目ですね。けっこう続いてるな。
ネタバレ全開なので、
『小説は自分で読みたい、余計な情報は見たくない』
という方は読まないで下さい。



いちおう、12巻ラストの引きについて
「助ける必要のある人間はいない」
この後の展開程度はなんとなく分かると書いたのですけど。
これについては、
聖王女カルカの存在が関わってくる筈です。
最初というか前回、前々回にも書きましたけど、
聖王女カルカは生存している筈です。
その理由として、
・死体が発見されていない
・ケラルトが魔法で入れ替わっている可能性がある
 → これはヤルダバオトとの戦闘シーンで二人が遅れてやってきたこと。
   ヤルダバオトとの交渉でカルカが知略を巡らせている点(本来なら参謀のケラルトの役割)
   魔法を使ったときに、カルカの方がケラルトより上位の魔法を使っている点。
で、
私的には聖王女様は生きているんだろうなぁ。と……
……じゃないと戦後の処理が面倒くさいですもの。
トップ不在で、ナザリック勢の誰かが入れ替わる、とか?
中盤から新キャラ登場させるような物語だと、
処理がとってつけた形になって、読みづらいですしね。
それなら、意外にも生きてました……って方が読者も受け入れやすいですから。
そんなわけで、
聖王女様は生かされていて、
12巻最後で始まる都市防衛戦で、
アインズ様は都市防衛を放棄してどこかへフラフラと移動するわけです。
で、なんだか判らない事をしているうちに、
たまたま逃亡している聖王女カルカと合流する、と。
どんなラッキーだ、って話ですけど。
(この辺は、バラハ嬢の能力が大活躍のおかげかもしれません)
魔法でケラルトが聖王女カルカの影武者をしていた可能性を検討して、一人で探していた、とか。
そういう言い訳が立ちますし、
「助ける必要のある人間はいない」 → 「実は助けるべき人間は他の場所にいた」という現実を見せて、
デミウルゴスへの言い訳が立つ結果を示すわけです。
ちなみに、
この都市防衛戦では、従者バラハ嬢は死にません。
アインズ様の側付きなので。攻撃されませんしね。
で、
この先はどうなるのか……
うん、さっぱり分かりません。さすがに情報がなくて予想が付きません。
いちおう伏線として回収されてないのは、
大儀式魔法『最終聖戦』が使われていない。
それから、
聖剣が一日一度だけ使える、という切り札の力が使われていない……
これはもしかしたら、聖王女カルカがヤルダバオトの元からどうやって逃げる事ができたのか、
その理由を説明するために出てくるかもしれません。
一日一度だけしか使えない聖剣の力を使い、レメディオスが血路を切り開き、
聖王女カルカが脱出に成功した。そういう展開なのかな……

そして、
聖王女カルカが復帰することで、
メディオスが偽物、ということが明らかになり。
さらに王兄カスポンドも偽物と明らかになって……いやカスポンドは最後まで騙しきるのかな。
とにかく
姿を現したヤルダバオトとの最終決戦……
うん、さすがにこれ以上は、情報がないので、
予想するのは無理ですね。
あと他には、
可能性としては、
メディオスが生きている可能性……
ドッペンゲルガーがなりすますために必要な情報を取るため、生かされている。
その展開はありそうですね。
(ただしこの場合、中身はすでにナザリックに都合のいい傀儡に作り替えられているでしょう)
ちなみにレメディオスが生きていた場合、最後の決戦でヤルダバオトが持ち出す武器が
『レメディオス』になりそうですね。
それとも、戦闘メイドのプレアデスの誰かが関わるのかな。
そして、聖王女カルカが葛藤する。
そこへ、アインズ様が答えを示す。


あと、
これがどういう風に関わってくるのかは分かりませんけど、
幻術を極めて世界に対して幻術を掛ける …… これ多分、デミウルゴスの持つ特殊技術のことでしょう。
今回は『デミウルゴス』回なので。
アインズ様が語っている内容は、そのままデミウルゴスの能力を指している可能性があります。
デミウルゴスが幻術使い、としての伏線は、既に『王国編』で張られています。
ゲヘナの炎』です。
となると、
アインズ様が死ぬ → 実はデミウルゴスの幻術でした、という可能性もあるんですよね。
うん、
究極の禁じ手だけどさ。
この場合、
最後に、
バラハ嬢はアインズ様とデミウルゴスと対面して、すべてのカラクリを知る、
そして彼女がつかみ取った『正義』とは何か、
忠誠を捧げるべき『王』とはどんな存在なのか、
そんな
いかにもオーバーロードらしい結末(エピローグ)になるはずです。
行って戻ってくる物語の典型……ですかね。
で、その内容ですが……それはここに書きません。
さすがに、なんというか。
好き勝手やるにしても、犯人当てみたいなところまで書く勇気はないです。
ちなみに、
私の予想が当たっている場合、
エピローグを構成するために必要な情報は、
ほぼ12巻で網羅されています。
後で読み返させることを意識した組み立て、というか、
情報の配置ですね。
なかなかこの構成はすごいなぁ、と思います。


さて、
この予想は当たるかな。