『トラスト・ミー』と大見得きっておきなきながら、
実際にはほとんど人任せ、成り行き任せで、
自分ではほとんど何も調べていなかった。
それで、
現実を突き付けられたとたんに『やっぱ、無理です』と何もかも途中で投げ出した男が、
今更『信じてくれ』とは、
ひどい冗談ですね。
どんな笑い話だって、ね。
いや、あまりの出来の悪さに全然笑えませんけどね。
中国も、
いったい何を考えてこんな人をアメリカに送り込んだのか。
もっとまともなメッセンジャーはいなかったのですかね。
だいたい、
習近平の治世になってから
中国は
アメリカといざこざ起こしてますし、
日本ともいざこざ起こしてますし、
韓国ともバタバタ騒ぎを起こしてますし、
フィリピンともガタガタやってますし、
ベトナムともゴタゴタしてますし、
これが『平和的な中国外交だ』と言われたら、
『習近平の言う平和的外交とは恫喝外交のことか』となりますよね。
ヨイショだけの太鼓持ち、も馬鹿では務まりません。
もうちょっと人を選びなさいよ、とか思ったりもするのですけど。
『フリーメイソン』繋がりなのかな。
となると、
習近平もフリーメイソンですかね?
【ニューヨーク=上塚真由】訪米中の鳩山由紀夫元首相は8日、米東部ニュージャージー州のプリンストン大で講演し、中国の習近平国家主席が鳩山氏との会談で「中国は大国となっても決して覇権を求めない。歴史的にその遺伝子はない」などと述べたことを明かし、「習主席のこの言葉を信じるべきだ」と語った。
鳩山氏によると、習氏は約2カ月前の会談で、「中国は平和的な外交政策を行う。とくに周辺国とは仲良くする」とも語ったと明かし、講演では、習氏の外交姿勢を高く評価した。
鳩山氏は、「安倍晋三首相は最近『反中国』の発言を少し控えているが、『中国脅威論』を掲げていることで有名だ」と批判。
その上で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、「日本が実効支配している小さな島々を中国が奪うことは、中国に利益をもたらさないのであり得ない。領土問題は棚に上げておけばよい」と主張した。
南シナ海問題についても、「中国は排他的な海洋支配を考えているのではない」と持論を展開した。
ちなみに、
私的には習近平とドナルド・トランプは非常に似通っている、と思ってます。というか感じてます。
政治を『ディール』と見なしている点とか。
だから、
お互い本質的に所が理解できるので、相手の出方もよく分かるのだろう、と思います。
そんな中で、
習近平の外交方針を高く評価する、ってことは。
ドナルド・トランプの外交も高く評価できる、ってことなんですけどね。
この人、それが分かってて喋っているのかな。どうなんだろうね?
多分、そこまで深くは考えてないんじゃないですかね。
過去の言動を見てると、そう感じます。
相変わらず言葉が軽いなぁ……と。
やっぱり政治家には向いてませんねぇ。