今日も
市場は、朝からセルコリア一色ですねぇ。
まあ、
今日の市場は、
米中貿易戦争緩和の期待が裏切られた結果、
最高値更新中だったアメリカ市場が暴落……
その流れを引きずっての世界市場全面安展開の中で。
ですから。
韓国の市場関係者はとりあえずホッとしているのでは
ないでしょうか(笑
それで
GSOMIA破棄決定をした後の、
韓国動静が気になって。
ちょくちょく、
韓国メディアを覗いているのですけど。
笑える記事があったので。
ブックマークを貼りました。
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愛国新聞『中央日報』の社説です。
まあ、いつもの火病社説ですねぇ。なので、
正確に言うと『ニュース』ではないのですけども。
その内容が
『笑うしかない』
というか。
『これツッコミ待ちだよな?』
としか見えない。
ちょっとねぇ……
読者ウケ狙いでホルホルできるフェイクニュースを書いた、
という自覚の上で、
この社説を書いているのなら。
問題無いのですけど。
これ、
真面目に書かれている内容を信じ切っているのなら。
正直、
『救いようが無いです』
『自意識過剰な井の中の蛙すぎて処置なし』レベル。
ここまで、
歪んだ世界観の中で生きていたら。
そりゃあ、
GSOMIA破棄決定して平然としていられますよ。
たぶん、
アメリカの世界戦略なんて。
その一欠片……それこそ爪の垢ほども理解出来ない無能です。
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アメリカ政府要人が会議の席を中座して。
その場を去った。
というのは。
『交渉の余地なし』ってパフォーマンスですよね。
アメリカの要求は、
これは日本に対しても、
今同じように防衛費増額を求められいますけど。
これについて、
日本の『反日親韓』メディア報道はセンセーショナルに騒ぐだけで。
アメリカの真意をまともに伝えていない。
今までと同じ
アメリカ軍による安全保障をフルセットで望む……
オールインワンなら防衛費を大幅増額。
でも、
アメリカ軍が担っている安全保障業務の一部を、
現地軍=日本や韓国の軍隊、
日本なら自衛隊、韓国なら韓国軍が、
アメリカの代わりに負担してくれるのなら。
それなりの防衛費。
つまり、
『金を出す』『人を出す』どちらか選べ。って方針
で交渉しましょう。という提案ですよね。
これ、
去年も同じような交渉でしたし。
というか。
ここ数年、
アメリカとの防衛費交渉は、ずっとこの方針、流れですよ。
ただ、
今回は、
最初の提示額が思いっきり増額されただけ。
その中で、
韓国は
どちらも嫌だ。と。ずっとダダをこねてきた。
だから。
『話にならん』と。
今回アメリカは交渉を打ち切って長官が会議の場を去った。
ここも
注目するべきポイントですね。
今回のアメリカは対応が早い。
即断即決に近い。
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これ、
素人の一日本人である、
私でも判る理屈です(藁
なのに。
この時点において、
韓国メディアは社説の中で、
>在韓米軍が韓半島(朝鮮半島)は
>もちろん北東アジアの安保レベルで大きな役割をしていることを
>まともに認識していなければ
とか書いている(藁
もう笑うしかないです。
THAADをまともに稼働させられない、
稼働させるための政治努力を放棄している。
その一事で、
今のアメリカにとって。
アメリカの安全保障政策において、
韓国の価値なんて『ゼロ』に等しいですよ。
その上、
GSOMIA破棄です。
『ゼロ』どころか『マイナス』ですね。
だから、
在韓米軍縮小、ひいては撤退。
という
選択肢がアメリカの中で成立しているわけです。
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しかしまあ、
なんというか。
GSOMIA破棄決定を支持している韓国民の
世界認識が、
ここにブックマークを貼った社説のような内容なら。
アメリカはマジで米韓同盟を破棄しますよ。
アメリカにとって、
まったくメリットの無い過去の遺物と化しているもの。
それ、
判ってるのかな。
韓米防衛費分担金交渉が80分で決裂し、さらに米国防長官が在韓米軍縮小の可能性を否認しないという深刻な事態が19日に同時に生じた。この日ソウルで開かれた防衛費分担金交渉は7時間の予定だった。しかし50億ドルを要求する米国側は80分で会議場所を出て行った。「韓国側の提案が我々の要求に沿わなかった」ということだ。
同じ日、フィリピンを訪問中のエスパー米国防長官は在韓米軍縮小の可能性を尋ねる質問に「我々がするかしないか分からないことについて予測したり推測したりしない」と答弁した。場合によっては縮小することもあるということだ。このような発言は「在韓米軍の撤収はあり得ない」という米国の従来の立場とは完全に違う。特にエスパー長官は15日に韓国で発表した共同声明を通じて「在韓米軍を現在の水準で維持し、戦闘態勢を強化するという公約を再確認した」と明らかにした張本人だ。状況上、より多くの分担金を受けるために「タブー」と考えられてきた在韓米軍撤収カードを取り出したのは間違いない。血で結ばれた韓米同盟がなぜこのような状況になったのか嘆かわしい。
現在、韓国政府は米国との間で分担金問題のほか、韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)をめぐっても葛藤が生じている。政府は両問題と在韓米軍撤収がつながっていることを認識して接近する必要がある。トランプ政権は韓国がGSOMIAを破棄したことで在韓米軍がさらに危険になり、これを補完するために追加の費用が発生したという論理を展開している。この場合、韓国が正当な代価を支払わなければ在韓米軍を減らすしかないという姿勢で出てくる可能性も少なくない。
伝統的な韓米同盟を金銭的損益で考える米国の態度は極めて残念だ。在韓米軍が韓半島(朝鮮半島)はもちろん北東アジアの安保レベルで大きな役割をしていることをまともに認識していなければ、これは大きな過ちだ。トランプ政権の認識は残念だが、変わる可能性がなければ与えられた状況の中で実質的な打開策を見いだすのが正しい。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、「国民との対話」でGSOMIA破棄に関連し「防波堤論」を前に出しながら日本側の立場の変化を促した。しかしこれは反感だけを招く公算が大きい。今からでもGSOMIA破棄を撤回するか、そうでなければ後の影響を減らす案を講じる必要がある。
米国、特に議会内で韓米同盟を重視する議員らの力を借りるのも一つの案だ。外交当局は議会やシンクタンクなどオピニオンリーダーを積極的に説得する作業が求められる。こうしたレベルで与野3党の院内代表で構成された訪米団も自らの役割を果たさなければいけない。GSOMIAをめぐり政党間の隔たりがあっても、今回だけは分裂せず超党派的に協力する姿を期待する。
追加のブックマークは。
社説の下敷きになっている。
アメリカ政府要人との防衛費交渉、の結果について
報じている記事です。
参考までに。
韓国と米国は19日、来年度の在韓米軍駐留経費のうち韓国側の負担額を決める第11次防衛費分担金特別協定(SMA)に向けた3回目の会合をソウル市内で行ったが、開始からわずか80分で事実上決裂した。韓国に対して負担額の大幅増を求めた米国に対し、韓国側は「受け入れられない」と最初から強く出たため、米国が「会議の中断」を宣言した。決裂後、双方は別々に会見を開きどちらも遺憾を表明した。
防衛費交渉は過去にもスムーズに進んだことは1回もないが、今回は会議そのものが事実上成立せず、決裂後も双方がメディアの前で「相手のせい」と主張した。これは1991年に防衛費交渉が始まって以来初めてのことだ。外交関係者の間では「韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を巡る双方の対立が同盟関係全般に影響しているようだ」などの見方が出ている。
米側の首席代表を務めるジェームス・ディハート防衛費分担交渉代表は決裂直後の午後12時56分、米国大使館別館で会見を開き「気持ちをオープンにしてソウルに来たし、必要ならわれわれの立場を調整する準備もできていた」としながらも「残念ながら韓国交渉チームの提案は公正かつ公平な負担を望むこちらの要求に応じるものではなかった」とコメントした。ディハート氏はさらに「新たな提案が出てくることを期待する」とした上で「韓国側に再考する時間を与えるため、今日の会談は短くした」などと会議が短時間で終わった理由について語った。
韓国側首席代表の鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉代表も午後2時30分に会見を開き「米国からの全体的な提案とわれわれの原則的な側面とはかなりの開きがあった」「米国が先に席を立った」などと会議の様子を説明した。
エスパー米国防長官が在韓米軍をめぐり言葉を変えた。エスパー長官は19日(以下、現地時間)、フィリピンで、「防衛費分担金交渉が合意しない場合は在韓米軍を縮小するのか」という取材陣の質問に対し、「私は我々がすることもしないこともある事案(what we may or may not do)について予測や推測をしない」と答えた。在韓米軍縮小の可能性に余地を残した答弁だ。エスパー長官は韓国を経てアジアの国を訪問中だった。
エスパー長官のこの日の答弁は従来の発言とは異なる。エスパー長官は13日、韓米定例安保協議(SCM)に出席するためにソウルへ向かう専用機で「在韓米軍の縮小は考えていない」と断言した。エスパー長官は15日には「現安保状況を反映して在韓米軍の現水準を維持し、戦闘準備態勢を向上させるという公約を再確認した」というSCM共同声明に署名した。「在韓米軍の現水準維持」を再確認する両国の文書に署名してから4日後に「現水準から縮小」する可能性を否認しなかったのだ。
こうした中、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了を控えて18-19日に非公開で訪米し、ポッティンジャー国家安全保障担当大統領副補佐官らと接触したと、情報筋が明らかにした。
◆在韓米軍縮小の最初のカードは循環兵力復帰中断の可能性
朴元坤(パク・ウォンゴン)韓東大国際地域学教授は「エスパー長官が答弁した19日は、ソウルで米国務省のジェームズ・ディハート防衛費分担金交渉代表が交渉を決裂させた日」とし「結局、米国が在韓米軍を防衛費分担金交渉のテコとする可能性があることを知らせた」と指摘した。一部では、分担金交渉が米国が要求した期限の年末を越す場合、在韓米軍の後続措置を念頭に置いていることを示唆したという見方が出ている。
これまで在韓米軍の縮小・撤収説が提起されれば、少なくとも米国防当局はこれを一蹴してきた。しかしトランプ政権では「ペンタゴン・マジノ線」も崩れた。これに先立ちマーク・ミリー米統合参謀本部議長が11日、「普通(average)の米国人は韓国・日本に米軍を前方派遣するのを見て根本的な疑問を提起する」と述べたのに続き、国防長官までが在韓米軍縮小について「することもしないこともある事案」と余地を残した。
米国が直ちに手をつけることができるのは在韓米軍の循環配置だ。米陸軍は9カ月ごとに新しい機甲旅団戦闘団を米本土から韓国に送る。最近では第1期兵士団隷下の第3機甲旅団戦闘団が7月に来た。規模は約3500-4000人で、支援兵力まで含めると約6000人にのぼる。来年4月に交代する。
したがって年末までに防衛費分担金交渉が妥結しなければ、米国の最初の在韓米軍圧力カードは循環配置の暫定中断となる可能性がある。第3機甲旅団の本土復帰後、交代する旅団を派遣しないこともあるということだ。米国が要求した50億ドル(約5370億円)規模の分担金計算書には循環配置兵力・装備費用が含まれている。韓国軍事問題研究院のキム・ヨルス安保戦略室長は「今ではなくともトランプ大統領は在韓米軍を米朝非核化交渉でニンジンとして提示するだろう」とし「在韓米軍縮小は結局、時間の問題」と懸念を表した。