まあ、
こういう宣言は、
現状を
後追い追認するものなので。
このタイミングのなるのも、
致し方がない、と言えなくもないのですけど。
今から
宣言したところで、
それが何の役に立つのか、と思わずには居られません。
宣言が何かの拘束力を持っているワケでは、
無いですからねぇ。
うーん……
でも、
特別措置法を制定、施行するとか、
非常事態宣言を出すとか、
そういう場合の
根拠にはなるのかなぁ。
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しかし、
これで日本国内の状況がどうであれ関係なく、
今年の東京五輪開催は、
厳しい状況に追い込まれました。
パンデミック発生中に、
世界規模の人間の大移動を許可できるのか、
となると……
難しいですよねぇ。
もう、
日本一国の努力でどうこうできる事態では
なくなってしまいましたねぇ。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大について、世界的な大流行を意味する「パンデミックと呼べる状態だ」と述べた。各国に、ウイルスの感染拡大を抑え込むための対策の強化を促した。
WHOの基準では、インフルエンザ以外の感染症でパンデミックを宣言する枠組みを持たないが、テドロス氏は今回、世界規模の感染の拡大を受けて例外的に宣言した。
WHOは1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)に該当すると宣言した。ウイルスの早期発見などの措置を各国に求めたが、渡航制限などは要請しなかった。
WHOはインフルエンザに対してのみ、感染の状況が最も高い警戒水準に達した場合に「パンデミック期」を宣言し、製薬会社にワクチンの増産などを勧告する。
パンデミック宣言は2009年に新型として流行したH1N1型インフルエンザでも出されたが、感染力が強い一方で弱毒性だったため、社会に混乱を招いたとしてWHOが制度を見直した経緯がある。