お昼頃に
突然入ってきたこのニュース。
告発された会社は
去年も
『脱税』で話題に上っていた会社で。
週刊誌『文春』に
脱税疑惑をスッパ抜かれて、
東京国税局の捜査を受けていたので。
『またかよ』
と
ウンザリしたのですが……
どうやら、
去年捜査を受けていた
脱税疑惑の脱税額が確定して。
今年、
ようやく告発された、
と。
そういう事らしいですね。
捜査から
告発まで
半年くらい時間が空いたのは、
これも
新型コロナ肺炎の影響なんでしょうかw
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しかし、
去年、
この会社の脱税が話題になったときは、
『人気アニメ『FATE』シリーズを制作した』
とか紹介されていたのが、
今年は
『人気アニメ『鬼滅の刃』を制作した』
と
紹介されていて。
なんというか、
人気商売の諸行無常を
感じます。
「鬼滅の刃」アニメ制作会社を約1億4000万円脱税の疑いで告発
人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ制作などを手がける東京の会社が、運営するカフェの売り上げの一部を除外する手口でおととしまでに4億4000万円余りの所得を隠し、法人税などおよそ1億4000万円を脱税したとして東京国税局から告発されました。
告発されたのは、東京 中野区のアニメ制作会社「ユーフォーテーブル」と近藤光社長(50)です。
この会社は、平成12年に近藤社長が創業し、テレビアニメなどの制作を手がけるとともに東京・大阪・徳島などでアニメに関連するカフェなどを運営しています。
関係者によりますと、会社は帳簿を改ざんするなどの手口でカフェなどの売り上げの一部を除外し、会社の所得を少なく見せかけていた疑いがあるということです。
東京国税局査察部は、平成27年からおととしまでに会社の所得、4億4600万円を隠し、法人税と消費税合わせておよそ1億4000万円を脱税した疑いで、会社と社長を東京地方検察庁に告発しました。
不正に得た資金は、近藤社長が自宅の金庫で保管するなどしていたということです。
ホームページなどによりますと、この会社はコミックスの累計発行部数が6000万部を超える人気漫画「鬼滅の刃」の去年放映されたテレビアニメや劇場版の制作を手がけていることでも知られています。
NHKの取材に対し、会社の弁護士は「修正申告を行い、全額納税しました。ファンの皆さまをはじめ関係者にご心配をおかけし、心よりおわび申し上げます。より良い作品作りに向け経営の適正化に努めて参ります。」とコメントしています。
「ユーフォーテーブル」とは
「ユーフォーテーブル」は、近藤光社長が平成12年に東京で創業したアニメ制作会社です。
民間の信用調査会社によりますと、人気ゲームの「Fate」や「テイルズオブ」シリーズ、それに女性を中心とした「刀剣ブーム」の火付け役になった「刀剣乱舞」のテレビアニメの制作などを手がけファンを広げてきました。
さらに去年はコミックスの累計発行部数が6000万部を超える人気漫画「鬼滅の刃」のテレビアニメの制作を手がけ、ことし10月公開予定の劇場版の新作も担当しています。
「ユーフォーテーブル」は、作画や仕上げ、デジタル撮影など多くの工程を自社で制作し、アニメ業界に詳しい専門家によりますと、知名度や映像のクオリティーの高さは国内のアニメ制作会社の中でも有数だということです。
また、アニメのキャラクターに関連したグッズ販売やファンとの交流を行うカフェを東京・大阪・名古屋など全国に出店しています。
近藤社長は、出身地の徳島県でアニメやゲームをテーマに、声優のトークショーや撮影会などが楽しめるイベント「マチ★アソビ」のプロデュースに関わったり、アニメ作品を中心に上映する映画館を開設したりして、地域の活性化に取り組んできたことでも知られています。