kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

強大化してます(怖 ―― 台風10号 広範囲で甚大な影響が出るおそれ

一昨日から、
警報が出まくりの
台風10号ですけど。
昨日も
引き続きテレビで大きく取り上げていました。
その内容が……
なにやら数字が、
一昨日に比べて大きくなっていますよ。
一昨日は、
『最大瞬間風速70メートル』
とか言っていたのが。
昨日になると
『最大瞬間風速75メートル』
とか
『最大瞬間風速80メートル』
とかに
数字が変わっていて。
この先の進路によっては、
上陸しない場合も有り得ます。
けど、
上陸しなくても被害が出る恐れがあります。
とか
解説で
さらなる警戒を促していたり。
しかも
説明によると、
台風10号の勢力は、
これから
まだまだ強くなる可能性は
否定出来ないそうで。
そうなると、
今、
『最大瞬間風速80メートル』
とか
説明している風速が、
沖縄や九州に到達した時には、
『最大瞬間風速90メートル』
とか
『最大瞬間風速100メートル』
になっている
可能性もある、と。



えー、
そうなるともう、
『台風』というより『竜巻』ですよね。
竜巻の脅威度を表すのに、
『藤田(F)スケール』という尺度があって。
米国で竜巻研究の第一人者だった、
藤田哲也博士、
ダウンバーストの名付け親の方が
定めた竜巻を強さ評価するための区分が使われているのですけど。
これが
F0からF5まで6段階。
それぞれ、
風速やら及ぼす被害などが説明されているのを
参考資料として見てみると。

▼F0:風速17~32m/s
▼F1:風速33~49m/s
▼F2:風速50~69m/s
▼F3:風速70~92m/s
▼F4:風速93~116m/s
▼F5:風速117~142m/s

こんな区分になっています。
ざっと
風速80メートルから100メートルだと。
『F3』もしくは『F4』辺りに該当しますね。
そこで、
『F3』、『F4』の竜巻=暴風が
どんな被害をもたらすか
F3、F4スケールの被害説明では何と書いてあるか、
と言えば。
『家屋はバラバラになって飛散』
『鉄骨づくりでもペシャンコ』
『自動車は持ち上げられ飛ばされる』
『森林の大木でも折れるか倒れるか引き抜かれる』
とか
代表的な被害例が並んでいます。



これ、
風速80メートルだと。
学校とか公民館に避難しても、
無事に助からないような……
鉄骨建築物がペシャンコなら。
設計時に、
風速80メートル以上を想定して強度計算されていないと。
まずもって耐えられないだろう、

思うのですけど。
これで、
今回の台風10号で。
暴風のため避難所が倒壊、
犠牲者が出たら。
日本の
災害危機管理行政、防災行政の一大転換点になりますね。

 

 

www3.nhk.or.jp

 

台風10号 広範囲で甚大な影響が出るおそれ 最大級の警戒を

2020年9月3日 22時01分
強い台風10号は、日本の南の海上で急速に発達しています。6日から7日にかけて、非常に強い勢力や猛烈な勢力で鹿児島県の奄美地方や九州に接近、または上陸するおそれがあります。上陸しない場合でも、広い範囲で大きな被害が出るおそれがあり、台風が接近する前の今のうちからできる備えを進めてください。
気象庁によりますと、強い台風10号は、午後9時には日本の南の海上を1時間に15キロの速さで西北西へ進んでいます。
中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルと、急速に発達しています。
台風は今後、進路を北寄りに変え、沖縄県の大東島地方にかなり接近する見通しです。
4日、沖縄地方では最大風速が18メートル、最大瞬間風速は30メートルと予想されています。
5日、予想される最大風速は
▼沖縄地方で40メートルから50メートル、
奄美地方で20メートルから24メートルで、
最大瞬間風速は
▼沖縄地方で55メートルから70メートル、
奄美地方で25メートルから35メートルに達する見込みです。
波も高く、5日は沖縄地方で14メートルと猛烈なしけが予想され、奄美地方は8メートルと大しけになる見込みです。


大雨についても広い範囲で警戒が必要です。
沖縄・奄美は5日から6日にかけて、九州では6日から7日にかけて、猛烈な雨や非常に激しい雨が降って、大雨となるおそれがあります。
台風から離れている東日本でも太平洋側では、7日にかけて大雨となるおそれがあります。
西よりの進路をとった場合は、九州に上陸せずに北上することになりますが、気象庁は、
▼暴風域が広いことや、
▼勢力が極めて強いこと、
海上では勢力が衰えにくいことなどから、
広い範囲で大きな被害が出るおそれがあるとしています。