本名・岸辺四郎。
昭和のシローちゃん。
この方、
昭和を代表するお騒がせ名物タレント、の一人。
と評していいのではないかなぁ。
平成のシローちゃんは、佐野史郎、で。
今の人には、こちらの方が有名でしょうか。
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私的に印象に残っているのは、
ブックマークを付けた記事中に掲載されている、
『西遊記』の沙悟浄役、ですね。
この西遊記、
主役・孫悟空に堺正章
ヒロイン（笑・三蔵法師に夏目雅子
猪八戒が西田敏行、
という。
それで
『西遊記』をモチーフにした
１時間の時代活劇ドラマですよ。
いちおう、
主なターゲットは子供向け家族向け、ということになっています。
初出の放映時間は、
日曜日の午後８時から９時、
つまり
ＮＨＫ大河ドラマの裏番組。
当時の
売れっ子スターを集めて。
替え玉ナシのアクションやらせていた冒険活劇娯楽大作でした。
川に飛び込ませたり、
火の中にくぐらせたり。
武器を使った殺陣をやらせたり。
今風にたとえると、
ジャニーズと女性人気アイドルの
トップ所をそろえて。
着ぐるみメイクさせて
体当たりのアクション映画撮っている感じ、ですかね。
それも毎週放映マラソン撮影だという。
漫画原作の
『銀魂』とか『今日から俺は』の実写ドラマに近いのかな。
それを新人枠でやるのではなくて、
ガチのトップアイドルを使って制作する、という。
予算が全２６話で１０億円だったそうですから。当時のお金でｗ
いま思い返すと、
よくもまあ、
これだけの物を作れた物だと。
今だったら、
絶対
企画通りませんね（笑
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ただ
世間的に広く知られているのは、
『金遣いが荒い』『ケチ・守銭奴』『大言壮語の虚言癖持ち』
みたいなキャラクター
の方で。
とくに
バブル崩壊後、
手がけていた事業に失敗したのと。
浪費癖での借金のツケが相まって、
自己破産。
その後の
『破産転落極貧キャラ』
としての印象が強いですかねぇ。
早口でまくし立てる
かなりキツメの物言いなのですが。
都合が悪くなると
とぼけた感じで逃げて。
どこか憎めない、
ユーモラスな愛嬌があって。
テレビの顔となると、スターでありながら、
庶民的な人間くさい逸話が多い。
ビッグマウスな表の顔と人恋しい寂しがり屋な裏の顔、そんな印象でした。
女性関係の噂も
ガバガバでしたし。
なんというか、
あらゆる方向で隙だらけ。
でしたね。
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そういう味のある方が
また一人、いなくなってしまいました。
彼が居た時代を知っている者としては、
寂しい限りです。
謹んで
哀悼の意を捧げます。
司会者・俳優の岸部四郎さん死去、７１歳…ＧＳ「タイガース」メンバーとしてデビュー
グループサウンズ、タイガースのメンバーとしてデビューし、その後、司会者や俳優として活躍した岸部四郎（きしべ・しろう）さんが８月２８日に急性心不全で亡くなっていたことが分かった。７１歳だった。
京都市出身。兄は、俳優の岸部一徳さん。一徳さんが参加していたタイガースに１９６９年加入。沢田研二さんらと人気ナンバーワンのグループで活躍した。
７１年のタイガース解散後は俳優に転じ、７８年に沙悟浄を演じたテレビドラマ「西遊記」が人気を博した。またワイドショー「ルックルックこんにちは」の司会を務めた。９８年に借金問題が明らかになり番組を降板。その後、脳出血で入院し、パーキンソン病も患い、表舞台から遠ざかっていた。
