ミャンマーで起きた軍部のクーデター。
その後、
軍部が作ったクーデター政権は
これに抗議する国民に対して。
銃を向けて実力で排除する等、
圧倒的な暴力によって国民を弾圧し
押さえつけていましたが。
この
軍部の暴力が
いよいよ凄惨を極めてきました。
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最新の情報によれば
もう手当たり次第に
国民へ銃撃、暴行を加えているらしく。
遊んでいただけの子供を殺害したり、
近くを通行しようとした
国民を銃撃したり。
と、
ほんとど
無差別攻撃の近いに状況になっているのだとか。
命令をきかない国民、
不用意に近づいてくる国民、
など。
目に付く相手を片っ端から攻撃している、
という。
軍部が
最重要イベントに掲げていた
記念式典が無事終了すれば、
国民への圧力も多少緩むのではないか。
という
当初の予想とは全くことなり、
国民への暴力、というよりも攻撃が
ますます過激化しています。
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実際、
これらの事実は、
現地メディアからの又聞きによる噂話などではなく。
現地入りした
NHKなどの日本メディアが
現地で記録した映像が
電波に乗って
日本国内にも配信されたりして。
そこには、
ミャンマー軍の治安部隊が
無抵抗な住民をためらいもみせずに容赦なく攻撃する姿が
映し出されていたりして。
国民の弾圧、などという言葉で収まるような事態を超えて。
軍事独裁政権による人民大量虐殺、
へと変貌しつつある
現地の様子が
映像からもハッキリ伝わってきます。
さらには、
周辺に居住している
少数民族に空爆を加えた、とかで。
少数民族が
軍部の攻撃を逃れて
タイへ逃亡する事態まで発生している、
のだとか。
逆らう相手には
一切容赦なく皆殺し。
という、
この世の地獄のような様相を呈してきました。
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この凄惨な現状を
現地で目の当たりにしている
人権団体からの報告を受けて
国連高官から
至急
国際的な枠組みによる
ミャンマーへの制裁を求める声明が
相次いで出された、とか。
これだと
ひょっとして
人権団体の職員も
ミャンマーの軍事独裁政権から
標的として狙われるのではないか。
と
かなり緊迫した状況です。
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なんというか、
ここまで先鋭化、過激化すると。
もう
経済制裁でどうかなる範囲を超えているように
感じるのですけど。
ヘタしたら、
軍部クーデター政権が
ミャンマー国民を人質にして
国際社会に取引を持ちかける、
とか
やってきますよ、コレ。
ミャンマー治安部隊 重傷男性を生きたまま炎に入れ殺害 地元報道
ミャンマーの治安部隊が27日の国軍記念日に各地で抗議デモ参加者を銃撃した結果、オンラインメディア「ミャンマーナウ」によると、この日の死者は少なくとも114人にのぼり、2月のクーデター発生後で最悪の犠牲者を出した。ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」(AAPP)によると、累計の死者も423人を数え、国際社会は国軍を非難している。
ロイター通信によると、27日は第2の都市マンダレーで40人が治安部隊の銃撃で死亡、最大都市ヤンゴンで少なくとも27人が死亡した。ミャンマーナウはマンダレーの複数住民の話として、治安部隊が40歳の男性を銃撃し、重傷を負った男性を生きているまま炎の中に放り込んで殺害したと報じている。
ミャンマーでデモ隊への弾圧を強めている軍は、抗議する市民たちに加勢する少数民族の武装勢力から攻撃を受けたため空爆で報復に出ていて、空爆を受けている地域では住民たちが隣国のタイに向けて避難を始めています。
ミャンマー軍は軍の記念日にあたる今月27日、デモ隊への弾圧を一段と強め、地元のメディアによりますとクーデター以降で最も多い114人が死亡し、28日も最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーなどで合わせて5人が死亡しました。
国営テレビは28日夜「停戦協定に署名している勢力の一部が協定に違反して軍の拠点を攻撃した」と伝え、南東部カレン州の武装勢力から27日に攻撃を受けたことを認めました。
そして「必要な行動を続ける」として、軍が武装勢力に対して報復を行っていることを示唆しました。
これに対しカレン族の団体は声明を出し、ミャンマー軍による空爆を受けて住民3000人以上が隣国のタイに向けて避難を始めたと訴えています。
アウン・サン・スー・チー氏が率いる政党の議員らで組織する「連邦議会代表委員会」は、国内の少数民族の武装勢力にデモ隊の側に立ってともに戦うよう呼びかけ、それに応じた武装勢力が市民に加勢する動きが出ていて、ミャンマー情勢は緊迫の度合いが増しています。
ミャンマー100人超犠牲 国連高官ら相次ぎ軍非難 米も制裁検討
ミャンマーで27日、軍の弾圧で100人を超える市民が犠牲になったことを受けて、国連の高官らが相次いで軍を非難しました。アメリカのバイデン大統領はミャンマーに対する追加制裁を検討していることを明らかにしていて、事態がさらに悪化するなか国際社会の対応が焦点となっています。
ミャンマーでは軍のクーデターに抗議する市民に向けて治安部隊が連日発砲し多くの死傷者が出ていて、現地の人権団体によりますと27日は一日の犠牲者としては最も多い114人が亡くなりました。
これを受けて国連のバチェレ人権高等弁務官と集団虐殺の防止を担当するヌデリトゥ特別顧問は28日、共同声明を発表しました。
声明では「ミャンマーの軍と警察の行為は卑劣で野蛮で恥ずべきものだ」として市民の殺害をやめるよう求めたうえで、国際社会に直ちに行動するよう呼びかけました。