こうならないように
願ったいたのになぁ……
祈っていたのになぁ……
やっぱり
衝突してしまいましたねぇ……
いや、
衝突というよりも
一方的な蹂躙、虐殺と言うべきなのでしょう。
武器を持っていない
平和的なデモを続ける相手に向かって。
銃を向けて
一方的に射殺したのですから。
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これが
かつて日本で起きたような、
1960年代から1970年代の『学生運動』『学園闘争』みたいな、
投石とか火炎瓶を投げつけて、
抵抗というよりも攻撃してくる相手に向かってなら。
まだ
銃を向けて威圧、威嚇、そして、対抗制圧、
というのも
それなりに理屈として通るかも知れません。
しかし、
今のところ
国民側が率いているデモが
そのような過激な行動を起こして。
警察や治安部隊、軍人を襲ったという情報は
どこからも出ていません。
ミャンマーで
クーデターを起こした
当の張本人たる軍事政権側から。
そのようなデモ隊の暴挙が公開されていないのですから。
ただただ、
軍事政権側が、
彼らの理屈を国民を押しつけて。
平和的に抗議する人達を制圧するためだけに。
銃を向けて、射殺しているのだとか。
まさしく
『虐殺』としか言いようがない
状況になってしまいましたねぇ……(涙
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しかも
1日で、
それも1箇所のデモで20人も射殺される、とか。
つい先日、
国連の現地報告が出ていましたけど。
先週の土曜日とかにでしたっけ。
私も
記事にブックマークを付けたので覚えています。
その内容では、
3月11日の時点で
確認されている
デモ隊などに参加した国民の被害状況として
死者70人以上、
となっていました。
けど、
今回、その数字の3分の1もの死者が、
つまり、
これまで1ヶ月の間に殺害された人の数の
3分の1ものミャンマーの国民が、
軍事クーデター政権側の人間によって
昨日たった1日の間に殺害されてしまった、という。
いよいよ
暴走に歯止めがかからなくなってきた。
というか
本性が剥き出しになった、
というべきか。
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これ、放っておいたら、
この先、
軍事クーデター政権が
百人単位、千人単位、万人単位で、
ミャンマー国民を虐殺していきますよ。
だって、
彼らには、
既にそうするしか、
国民を殺害するしか手段がない、
そういう状況に追い込まれていますから。
対話の窓口を持とうとしていませんし。
おそらく
これまで報告されている分だけで
100人にも達しそうな数の国民を殺害していますから。
それに関する
ペナルティなしでは。
国民との間に
対話が成り立たないでしょう。
そうなると
倒れるまで突っ走るしかないですよねぇ……(涙
ミャンマー・ヤンゴンでデモ隊20人死亡 治安部隊銃撃、負傷者も
ミャンマー最大の都市ヤンゴンで14日、国軍への抗議デモに参加した市民らが治安部隊の銃撃を受けるなどし、少なくとも20人が死亡した。複数の地元メディアが伝えた。このほか中部バゴー地域と北部カチン州で計2人が犠牲になった。各地で複数の負傷者も出ている。
20人が死亡したのは、縫製工場などが立ち並ぶヤンゴンのラインタヤ地区。会員制交流サイト(SNS)には、国軍兵士や警察官らが同地区の高架橋から拳銃を発砲する映像が投稿された。
バゴー地域からの映像によると、銃声が鳴り響いて市民が細い路地に避難し、デモ参加者らが負傷者を搬送した。国軍は14日夜、国営テレビを通じて、同地域で警察官1人が死亡、3人が負傷したと発表した。(共同)