さてさて、
新型コロナの急激な感染拡大が進んで、
『まん延防止等重点措置の適用が遅い』
『もはや緊急事態宣言発出するべきだ』
など、
侃々諤々議論百出の中。
世間の騒ぎなど
どこ吹く風、という様相で。
聖火リレーが
ひっそりと進んでいます(苦笑
昨日は
和歌山を踏破して。
今日、
ついに
奈良県入りしました。
・
・
・
私も、
ちょくちょく
ネットにアップされた
中継動画などで
観覧しているのですけど。
これ、
大会組織委員会が
しきりに
『密集しないで』と呼びかけていますが。
都市部に入ると
どう見ても
観客が密集していますよ。
沿道に隙間なくビッシリならんでますもの。
スタート地点の競技場とか。
歩道が整備されていない、
郊外とかでは
人の姿もまばらで。
そちらは、
全く問題ないと思われる、
一方で。
歩道スペースがきっちりと整備されている都市部、
人口密集地などにはいったとたんに、
沿道に
人がビッシリ並んでいます。
大会組織委員会の関係者かボランティアが、
『大声禁止』などのプラカードを掲げて、
注意喚起していますけど。
どれだけ効果があるものか、
焼け石に水としか見えません。
・
・
・
これ、
和歌山県とか奈良県とか三重県とかに
限った話では無くて。
私がこれまで見てきた中では、
愛知でも、
長野でも、
栃木でも、
群馬でも、
同様の結果でした。
人家もまばらな
田舎道を走っている時は、
沿道に並ぶ人影もまばらですが。
建物が密集する街中に入った途端に、
沿道にズラリと観衆が詰めかけていて。
密集しています。
これだけハッキリ結果が出ているのですから、
大会組織委員会は、
都市部での聖火リレー観覧を禁止するなり、
公道での走行を取りやめ、
別の場所での走行に切り替えるなり、
なんらかの
対策を講じるべきです。
・
・
・
新型コロナの感染は
その場では判りません、自覚できません。
でも、
2週間後、1ヶ月後に、
聖火リレーが
感染拡大の一因になった、との分析が出た場合。
そのような
大会組織委員会の対応で
東京五輪の観客にたいして
十分な防疫措置、感染予防対策を実現できている、
といえるのか。
国内の観客でもあっても、
入れるのは無理では無いか。
という、
そういう議論になるのは必至です。
結果が出てしまったら、
批判の声、反対の声が
力を持ちます。
止められないでしょう。
大会組織委員会は
そこまで検討して、
いまの対応を許しているのでしょうか。
東京オリンピックの聖火リレーは11日から奈良県に入り、南部の五條市をスタートしました。
奈良県の実行委員会は、新型コロナウイルスの感染対策として、沿道では密集状態にならないよう見学するか、インターネットの中継で見るよう呼びかけています。
11日午前9時すぎ、五條市の体育館前で行われた出発式では、第1走者で元プロ野球選手の鈴木康友さんが地元の高校生による和太鼓の演奏で送り出されスタートしました。
五條市の職員が「大声禁止」と書かれたプラカードを掲げるなどして感染対策を呼びかける中、沿道では、多くの人たちが拍手でランナーを応援したり写真を撮ったりしていました。
奈良県の第1走者を務めた鈴木さんは「3年前に血液の病気を患いましたが、骨髄移植を受け、命をつなぐことができました。今回、ドナーを始め支えて下さった皆さんへの感謝の気持ちで走らせてもらいました」と話していました。
沿道で見学した地元の30代の男性は「一生に1度の機会なのでランナーを間近で見ることができてよかったです」と話していました。
また聖火リレーを見るため、夫の実家に帰省していた和歌山県の30代の女性は「コロナで1年越しでしたが、開催されてよかったです。ランナーが格好よかったです」と話していました。
奈良県の実行委員会は、新型コロナウイルスの感染対策として、沿道では密集状態にならないよう見学するか、インターネットの中継で見るよう呼びかけています。
聖火は、この時間帯は葛城市に引き継がれていて、このあと日本最古の神社とされる桜井市の大神神社の大鳥居や明日香村の石舞台古墳などをめぐり、奈良県1日目のゴール、橿原市の県立橿原公苑を目指します。