いやぁ、
夜のニュースで
突然に飛び込んできたこのネタ。
日本国内主要メディアの下馬評では、
この方は
まったくのノーマークでしたよね。
ということで、
事前情報が全くない状態だったので。
私も
大変驚きましたw
最初、
ニュースで何を言っているのか
サッパリ理解出来ませんでしたものw
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ところで、
ニュースでは
この方のことを『日本人』と称しているメディアがあるのですけど。
現在
アメリカの大学で研究していて。
アメリカ国籍を取得しているそうで。
正しくは
『アメリカ人』ですよね?
それとも、
日本国籍を保持した上でアメリカ国籍も取得している
二重国籍状態なのかな?
そんなことは有り得ないと思うのですけど。
なので、
この方については
『日本人が関与した』ノーベル賞受賞とか称するのが
適切に思うのですが……
この方の場合、
アメリカ国籍を取得したのが、
1975年の事で。
それ以前は『日本人』だったのは確かなので。
その時代の研究が、
今回のノーベル賞受賞の起訴になっているのですから。
日本人が関与した、と評しても間違いにはなりません。
ただそうなると、
この今年のノーベル賞受賞を
日本のノーベル賞受賞とカウントして良いのかどうか。
そこも
問題になってきますね。
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これ、
重箱の隅をつついているような問題に見えて。
けっこう
大問題、だと思うのですよ。
『日本人』と判断する基準とは
一体何なのか。
という、
線引きの根源的な問題、
というか。
ヘタをすると、
今メディアが
『常識』と考えている区別の仕方は、
『血統を優先した純血主義』である、
という
見方も出来ますので。
というか、
今回の事例を
批判的に見れば
まさに
それそのものの解釈が
日本国内の主要メディアによって
行われているんですよね。
それが
『日本での常識的な解釈である』的な
メディアが
そういう感覚を持っているのが、
大変
空恐ろしく感じます。
真鍋淑郎氏にノーベル物理学賞 温暖化の予測法開発
スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2021年のノーベル物理学賞を、地球温暖化をコンピューターで予測する気候モデルを開発した米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)氏(90)=米国籍=ら3氏に授与すると発表した。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の温暖化予測に使われ、環境問題に対する意識の高まりや持続的社会への転換などに貢献した点が評価された。
授賞理由は「複雑な物理システム理解への画期的な貢献」。他の受賞者は、独マックスプランク気象研究所のクラウス・ハッセルマン教授(89)と伊ローマ・サピエンツァ大のジョルジョ・パリージ教授(73)。
真鍋氏らは「地球の気候を物理的にモデル化し、変動を定量化して地球温暖化を確実に予測した」と評価された。
日本のノーベル賞受賞は2年ぶりで、外国籍を含め計28人となった。
真鍋氏は1969年、大気循環と海洋循環のデータを組み合わせてコンピューターによるシミュレーション(模擬実験)を行い、気象予測を行うプログラムである気候モデルを世界で初めて発表した。89年には、地球の大気に含まれる二酸化炭素濃度が徐々に増加すると、全球的に気温が上昇することを気候モデルを使って示した世界初の温暖化予測を論文発表し、世界に衝撃を与えた。
気候モデルは、IPCCが90年にまとめた第1次報告書の温暖化予測に使用され、温暖化問題への関心が一気に高まる原動力になった。
92年の国連気候変動枠組み条約や97年の京都議定書などの採択につながった。現在も世界中の研究者によって、さらに高度なモデルの開発が続けられ、気候変動予測に役立っている。
12月10日にストックホルムで開かれる授賞式は昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染防止のため受賞者を招待せず、メダルなどの授与は受賞者の自国で行われる。賞金は計1千万スウェーデンクローナ(約1億2700万円)が贈られる。